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図書館の魔女 烏の伝言(下) の商品レビュー

4.5

64件のお客様レビュー

  1. 5つ

    28

  2. 4つ

    20

  3. 3つ

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2020/01/07

下巻になってがぜん面白くなった。 姫様の救出とそれに続く近衛と鼠の救出。 そしてヒーローは最後に登場すると言うばかりの高い塔の魔女の登場。 いやあ、物語はこうでなくっちゃ^^ マツリカの存在感はやはり別格。 大人も子供も働かせて自分は優雅にワインを飲んでいる姿は最高だ(笑) そ...

下巻になってがぜん面白くなった。 姫様の救出とそれに続く近衛と鼠の救出。 そしてヒーローは最後に登場すると言うばかりの高い塔の魔女の登場。 いやあ、物語はこうでなくっちゃ^^ マツリカの存在感はやはり別格。 大人も子供も働かせて自分は優雅にワインを飲んでいる姿は最高だ(笑) そして彼女が現れてからはいわばこの物語ミステリーの解決編が始まることとなった。 ラストは言葉に纏わる謎解きがカギにっているのはいかにもこのシリーズらしい。 物語としてはこの中にキリヒトの姿を見たかったけど、それはまたいつか語られることを期待したい。 そして個人的にはユシャッバ姫様のさらなる活躍を見てみたい。 この人、絶対、このままおとなしくしているとは思えない^^  それもまた期待したい。

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2020/01/01

前作キャラが中々出てこないが、新しいキャラもそれなりに魅力的 ストーリーも悪くはない ただ何か物足りない この話だけを読んでいたら評価はもっと低かったかと 前作の魅力で引っ張ってもらった感じ

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2019/12/14

後半になって、御大登場。全ての謎がわかります。 前作に比べてスケールダウンしているが、次回作 への中継ぎ的な話。次はいつ出るか楽しみ。

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2019/10/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

この伏線を経ての次回作に期待します! 細々とした背景描写が少なく、前作より平易で読みやすく感じた。その分、図書館や言語への圧倒的な深みも影を潜めている印象だった。 エゴンの人物像はきっと自分の中で永く残る。見かけや表面上の会話へ滲み出るだけではない賢さもあるのだということを彼を通して覚えておきたい。そして茉莉花先生としめくくるのは、あえての彼の策なのかな。

Posted byブクログ

2019/08/18

めっちゃ面白かった! 前作と同じくらいの面白さにびっくり仰天です! 今後の作品も購読確定しました! 次回はキリヒトの話だったかな? 早く文庫で出て欲しい!

Posted byブクログ

2019/08/16

本筋と関係ないけど、大きな黒い犬になつかれるマツリカ様とか、声変わりもまだの孤児たちにわらわらと囲まれるハルカゼとか、想像するだけで楽しい。 今回のマツリカ様は安楽椅子探偵のようでした。 そして、この作品も、それぞれの思いや考えをどうやって伝えあうのかを問いかけるものでした。...

本筋と関係ないけど、大きな黒い犬になつかれるマツリカ様とか、声変わりもまだの孤児たちにわらわらと囲まれるハルカゼとか、想像するだけで楽しい。 今回のマツリカ様は安楽椅子探偵のようでした。 そして、この作品も、それぞれの思いや考えをどうやって伝えあうのかを問いかけるものでした。だから、鳥飼のエゴンと話そうとする深層の令嬢のユシャッパの姿が印象深かったりするのでしょう。相手の中の「言葉」を汲み取ろうとする気持ちと、自分の中のあれやこれやを形にして伝えようとする気持ちと、それがあって初めて「言葉」が働くのでしょうか。

Posted byブクログ

2019/06/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 あれだけ期待値を上げまくって読んだにも関わらず、全く期待を裏切られなかった……面白かった……読み終わってからしばらく余韻に浸ってしまった……!(感涙)  一切隙のない伏線回収に、綿密に造り込まれた舞台設定、精緻で美しい描写や文章に、胸を打つ名台詞の数々。本の世界にどっぷり入り込むこの感覚は、いくつになっても、何物にも代えがたい快楽ですね。  剛力、近衛、鼠、どの面々もそれぞれの特技や得意な舞台を活かして大立ち回りを演じてくれるこの下巻。疾走感あふれる力強い展開には胸がすきますし、何より皆が仁に厚く、仲間思いで、誰かのピンチに他の誰かが駆け付けるたびに頼もしく感じられます。みんな大好きだ……!  そして途中から合流する高い塔の面々! ヴァーシャの正体が分かる前から予感されていたとはいえ、再登場に思わずガッツポーズ。断片的な情報から全容を見通し、テンポよく話をまとめていく、変わらぬマツリカ節に圧倒されました。  私のイチオシ、キリヒトは、今作では結局名前しか登場しませんでしたが……これは、これはきっと、続編が来るはず……いや来てくれ!(切実)  前作からのたった六冊で、一気に「私のお気に入りの作家さん」ランキングの上位に躍り込んできたこの方の次作を、首を長くしてわくわく待っている所存です。

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2019/03/14

ぴぃ、ぴっぴ、ぴぃ この音に泣かされそうになるとは思わなかった。 舞台が激動する下巻の方が、上巻より面白かった。 上質なミステリのように、タネは全て読者に事前に提示してあり、解読することはできたはず。 そんな伏線が後半になってきちんと回収されていくのが心地よかった。 個人的にはユ...

ぴぃ、ぴっぴ、ぴぃ この音に泣かされそうになるとは思わなかった。 舞台が激動する下巻の方が、上巻より面白かった。 上質なミステリのように、タネは全て読者に事前に提示してあり、解読することはできたはず。 そんな伏線が後半になってきちんと回収されていくのが心地よかった。 個人的にはユシャッバだのロッロアだの、変な名前!と思っていたところに、名の由来まで解説されたのには驚いた。

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2019/03/08

またしても、続きが気になり深夜まで読んでしまった^^; 相変わらず難しい漢字がイッパイだったけど、言葉について 改めて考えさせられた。仲間についても。。。 あいかわらずなマツリカにもニマニマ。。。 物語が気になって、けっこうな斜め読みだった気もするので もう一度、上巻からじ~っく...

またしても、続きが気になり深夜まで読んでしまった^^; 相変わらず難しい漢字がイッパイだったけど、言葉について 改めて考えさせられた。仲間についても。。。 あいかわらずなマツリカにもニマニマ。。。 物語が気になって、けっこうな斜め読みだった気もするので もう一度、上巻からじ~っくり再読したい気分♪ シリーズ3作目も出てくるみたいですし。。。

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2018/12/13

今回もまた、壮大な世界が広がっていました。キリヒトが登場しなかったのは残念でしたが、続編への布石のようです。楽しみにしてます。前作を読んでから時間が経ってしまったので、ちょっとニザマの政変の様子を忘れてしまっていました。残念。

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