ときどき旅に出るカフェ の商品レビュー
ビストロパ・マルのシリーズのカフェ版みたいな感じですが、こちらは主人公もカフェのオーナーも女性ということもあり、こっちの方が共感できるところも多く好きかな。オーナーの円が世界を旅してみつけた珍しいスイーツや飲み物を提供するカフェ・ルーズ。ありきたりな感想だけど、知り合いが自宅の近...
ビストロパ・マルのシリーズのカフェ版みたいな感じですが、こちらは主人公もカフェのオーナーも女性ということもあり、こっちの方が共感できるところも多く好きかな。オーナーの円が世界を旅してみつけた珍しいスイーツや飲み物を提供するカフェ・ルーズ。ありきたりな感想だけど、知り合いが自宅の近所でこんなカフェ経営していたら常連になるよね~。手堅い短編集といった印象だったのが、最後の爆弾にびっくり。この設定必要?と素朴な疑問もあるけど、私には地雷でもないし、面白かったのでもし続きが出たら読みたい。
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近藤史恵さんの、美味しいものと、少しの事件も短編連作集。 別のシリーズのレストラン、ビストロ・パ・マル とはまた違った、カフェ・ルーズでのお話し。 毎月初旬が休みで、残り月末までが営業。休みの日は店主は旅に出て見つけたおいしいものを出す、という お店なので色々な国の料理、お菓子、飲み物がでてきます。 文字だけでは今一つどんなものか想像できないところもありますが、なかなか皆美味しそうです。 シリーズ化しますかね? ラスト数ページで意外なことがカミングアウトしていましたが… この唐突さは、近藤さん、以前にも。確か『私の命はあなたの命より軽い』で、だったと思います。
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スイーツに人生を教わるとは… 斬新だし、さくっと読める割に奥深く ラストに意外な方向からのサプライズもあったり なかなか楽しめた。
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またまた好みのカフェを見つけた。 今回のカフェは旅に出た気分になれるカフェ。 旅好きのオーナー円が旅先で出会った食べ物や飲み物を再現したり取り寄せたりしているので、美味しいだけでなく未知の食べ物、飲み物に出会える。 アルムドゥドラーやロシア風ツップフクーヘン、モロッコミントティー等々初めて聞く名前でなにやら美味しそう! 月替わりの世界各国のカレーも気になる。 円も気持ちよく接してくれて居心地も好い。 例え海外に行けなくても世界は広いと思える居場所。 自分が日々囚われているものなんて、ほんの些細なものだと気付かせてくれる、そんな素敵なカフェだった。
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月初めの8日間、カフェはお休み。 店主は旅に出たり、メニューを考えたり・・・ 週休2日を一度に休んじゃう感じね 店主が時々旅にでるからこそ 出会えるカフェの料理たち。 柔らかな雰囲気の店主。 でも、 のほほんと生きてる人なんてなかなかいないだろう。 のほほんとしているように見...
月初めの8日間、カフェはお休み。 店主は旅に出たり、メニューを考えたり・・・ 週休2日を一度に休んじゃう感じね 店主が時々旅にでるからこそ 出会えるカフェの料理たち。 柔らかな雰囲気の店主。 でも、 のほほんと生きてる人なんてなかなかいないだろう。 のほほんとしているように見えるなら、 大半の人は、そう見えるように しているのだ、と 私は思っている。 ビターな現実を中和するように 甘いスイーツが登場。 こんなお店、あったらいいなぁ、、ほんとにあったらいいな!!!!
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短編のタイトルが美味しそうだから、ふわふわした甘〜い話を期待していたけど、内容はドロドロしていてびっくりした。結婚詐欺とか浮気とか遺産相続とか。登場人物にも嫌な感じの人が多くてがっかり。でも、外国のお菓子は美味しそう!ロシア風チーズケーキ「ツップフクーヘン」が食べたーい!
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2017.8.9.瑛子の年下の元同僚円が偶然、自宅のマンション近くでカフェを開いていた。6年前、瑛子は会社を辞めてカフェを開きたいという円の計画を聞き、そんな甘いもんじゃないと冷や水を浴びせるような反応をしてしまう。偶然入ったカフェで再会した円はそんな瑛子を温かく迎え、いつの間に...
2017.8.9.瑛子の年下の元同僚円が偶然、自宅のマンション近くでカフェを開いていた。6年前、瑛子は会社を辞めてカフェを開きたいという円の計画を聞き、そんな甘いもんじゃないと冷や水を浴びせるような反応をしてしまう。偶然入ったカフェで再会した円はそんな瑛子を温かく迎え、いつの間にか瑛子はそのカフェの常連になっていく。カフェのコンセプトは円が世界各地の旅先出会った様々な料理やスイーツを円が丁寧に再現したものだった。 章ごとに紹介される聞いたことのない料理やスイーツに心惹かれた。久しぶりにページをくるのが止められない作品に出会った。また、だんだん明らかになる、何も問題なく見える円の背景にある複雑な事情が伏線にあり、物語としても良く出来た作品だと思った。
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作者の作品は本当に読みやすい。 そして深い。 カフェのオーナーとその客が中心になった短編集。 各話の題名もとてもいい。 おススメです。
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とても気持ちよくするすると一気に読めた。うちの近くにもカフェ・ルーズのような居心地のいいカフェが欲しい。
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異国の料理って、名前を見るだけでわくわくするのはなんでだろう?近藤さんは、ビストロ・パ・マルのシリーズもすてきだったけど、こちらは心おどる料理がたくさん出てきて楽しかった。 また、美味しそうなだけではない、登場人物の心の描写も含め、雰囲気が好きな小説でした。
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