ときどき旅に出るカフェ の商品レビュー
流行りモノが詰め込まれた感じの1冊。近藤作品っぽいのは、異国の料理にしても何にしても、まだ日本で流行っていないものが、ちゃんと取り上げられているところ。 オチはそれでいいのかなぁ?という気はしますけどね。 2017/8/22読了
Posted by
カフェに憧れたり、カフェの空間が好きだったり、独身という後ろめたさをどこかに感じるところに共感を感じたり、なんだか等身大の自分を感じてしまい、共感の強さに出会ってしまった〜と思うほど素敵な本でした。
Posted by
パマルの時も思ったけど、こういう場所、私も欲しいです。小さい頃、大人になったら常連みたいな行けつけのお店がほしいと思ってました。残念ながら、いまだに無いですが…。 近藤さん、スイーツの造形も深いんですね。未知の食べ物がたくさん出てきて、そして食欲をそそられる。 ストーリーも面白か...
パマルの時も思ったけど、こういう場所、私も欲しいです。小さい頃、大人になったら常連みたいな行けつけのお店がほしいと思ってました。残念ながら、いまだに無いですが…。 近藤さん、スイーツの造形も深いんですね。未知の食べ物がたくさん出てきて、そして食欲をそそられる。 ストーリーも面白かった。最近、ハードな警察もの多かったから、久しぶりにこういうコージーミステリー、ホッと出来て良いです。まぁほのぼのばかりではありませんが。
Posted by
ビストロ・パ・マルに続き、行きたいお店がまたひとつ増えた(*´∀`)♪店主の円さんが旅先で出会った旨いものを店で出してくれる(*^Q^*)そのどれもが美味しそう!(ほとんどの物が未知メニューだけど(--;))それに謎解きもあって、読んでいて楽しい~♪最後はどうなることかと思ったけ...
ビストロ・パ・マルに続き、行きたいお店がまたひとつ増えた(*´∀`)♪店主の円さんが旅先で出会った旨いものを店で出してくれる(*^Q^*)そのどれもが美味しそう!(ほとんどの物が未知メニューだけど(--;))それに謎解きもあって、読んでいて楽しい~♪最後はどうなることかと思ったけれど、大丈夫そうだね(^^)v
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
住宅街の小さな日当たりの良いカフェ。世界中の珍しいスイーツ。アルムドゥドラー、 ツップフクーヘン、 ドボシュトルタ、 セラドゥーラ、 ガラオン、 スペキュロス、 バクラヴァ…。 そして、ちょっとした謎解き。ええなあ〜こういうの…と思ったら。わあお、何、このラストのカミングアウトはw
Posted by
文章も平易だし 美味しい食べ物も出てきて ちょこっと謎解きもある。 電車の中や寝る前の読書タイムに おすすめ!
Posted by
+++ 平凡で、この先ドラマティックなことも起こらなさそうな日常。自分で購入した1LDKのリビングとソファで得られる幸福感だって憂鬱のベールがかかっている。そんな瑛子が近所で見つけたのは日当たりが良い一軒家のカフェ。店主はかつての同僚・円だった。旅先で出会ったおいしいものを店で出...
+++ 平凡で、この先ドラマティックなことも起こらなさそうな日常。自分で購入した1LDKのリビングとソファで得られる幸福感だって憂鬱のベールがかかっている。そんな瑛子が近所で見つけたのは日当たりが良い一軒家のカフェ。店主はかつての同僚・円だった。旅先で出会ったおいしいものを店で出しているという。苺のスープ、ロシア風チーズケーキ、アルムドゥドラー。メニューにあるのは、どれも初めて見るものばかり。瑛子に降りかかる日常の小さな事件そして円の秘密も世界のスイーツがきっかけに少しずつほぐれていく―。読めば心も満たされる“おいしい”連作短編集。 +++ 職場ではお局呼ばわりされる年齢になり、友人たちも結婚したり子どもを産んだりして価値観が少しずつ違ってきて、自分で選んだこととは言え、我が身を持て余し気味だった瑛子が主人公である。家の近くでたまたま見つけて入ったカフェ・ルーズは、偶然にもかつて職場で一緒に働いていた葛井円が営む店だった。毎月一日から八日までは休みで、円はその期間、旅行に出かけたり、メニューの試作をしたりしているらしい。海外で見つけたその土地で親しまれている料理の名前が並ぶメニューは、普通のカフェでは見慣れないものなのだった。円が心を込めて作る料理は、その思いの分もあたたかく美味しくて、瑛子のお気に入りの場所になる。職場やカフェで起こる出来事の、ほんの些細な違和感を、おいしいスイーツと円の人柄や思いやりがするすると解きほぐしていくのである。辛いこともあるし、受け容れがたいこともたくさんあるが、価値観を大らかに持てばなんてこともないのかもしれないと思わせてくれる一冊でもある。
Posted by
異国の美味しいデザートと飲み物。そして少しのサスペンス。これでもかと有意義な、温かみのある時間を過ごさせて頂きました。 偏見は美味しくない。まずは味わってみたい。 初めてみたものへの第一印象、そして価値観を大切にしたいと思います。
Posted by
ビストロパ・マルのシリーズのカフェ版みたいな感じですが、こちらは主人公もカフェのオーナーも女性ということもあり、こっちの方が共感できるところも多く好きかな。オーナーの円が世界を旅してみつけた珍しいスイーツや飲み物を提供するカフェ・ルーズ。ありきたりな感想だけど、知り合いが自宅の近...
ビストロパ・マルのシリーズのカフェ版みたいな感じですが、こちらは主人公もカフェのオーナーも女性ということもあり、こっちの方が共感できるところも多く好きかな。オーナーの円が世界を旅してみつけた珍しいスイーツや飲み物を提供するカフェ・ルーズ。ありきたりな感想だけど、知り合いが自宅の近所でこんなカフェ経営していたら常連になるよね~。手堅い短編集といった印象だったのが、最後の爆弾にびっくり。この設定必要?と素朴な疑問もあるけど、私には地雷でもないし、面白かったのでもし続きが出たら読みたい。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
近藤史恵さんの、美味しいものと、少しの事件も短編連作集。 別のシリーズのレストラン、ビストロ・パ・マル とはまた違った、カフェ・ルーズでのお話し。 毎月初旬が休みで、残り月末までが営業。休みの日は店主は旅に出て見つけたおいしいものを出す、という お店なので色々な国の料理、お菓子、飲み物がでてきます。 文字だけでは今一つどんなものか想像できないところもありますが、なかなか皆美味しそうです。 シリーズ化しますかね? ラスト数ページで意外なことがカミングアウトしていましたが… この唐突さは、近藤さん、以前にも。確か『私の命はあなたの命より軽い』で、だったと思います。
Posted by