ときどき旅に出るカフェ の商品レビュー
30歳半ばを過ぎた独身OL瑛子が最高に贅沢と思えるのは、自分のマンションのリビングのソファでリラックスする時間、というところから始まるストーリー。 そんな瑛子が見つけたカフェは、かつての後輩がやっているお店。次第にそのお店が居心地の良い場所になっていく。 そこで提供されるものは...
30歳半ばを過ぎた独身OL瑛子が最高に贅沢と思えるのは、自分のマンションのリビングのソファでリラックスする時間、というところから始まるストーリー。 そんな瑛子が見つけたカフェは、かつての後輩がやっているお店。次第にそのお店が居心地の良い場所になっていく。 そこで提供されるものは、世界を垣間見せてくれたり、常識と思っていることがそうじゃないことも感じさせてくれる。 ひとつひとつのメニューにからめた小さい謎解きや物語、好きなパターンの本でした。
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1話30ページ位の話が全部で10話。主人公はカフェの店員さんではなくそこの常連さん。 美味しいスイーツとちょっとした謎解き。なんとなく同じく近藤史恵さんの「ビストロ・パ・マル」シリーズに似ている気がします。これもシリーズ化して欲しいな。 1話は30ページと短いですが、内容は軽く読...
1話30ページ位の話が全部で10話。主人公はカフェの店員さんではなくそこの常連さん。 美味しいスイーツとちょっとした謎解き。なんとなく同じく近藤史恵さんの「ビストロ・パ・マル」シリーズに似ている気がします。これもシリーズ化して欲しいな。 1話は30ページと短いですが、内容は軽く読める物からなかなか濃いものまで。文章はテンポが良く、とても読みやすかったです。 それと、スイーツや料理がとにかく美味しそう!「カフェ・ルーズ」に行ってみたい!!読んでるだけでお腹が空きました♪
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(2018/4/17読了) 残念だなぁ。最後のオチがなかったら、オマケして星4つだったんだけどなぁ。なんで付け加えちゃったんだろう。兄との諍いまでて十分だったのに。 お局さんになりつつあるOLさんの話かと思っていたら、いつのまにか、とってもステキなカフェが中心の話になり…カレーも...
(2018/4/17読了) 残念だなぁ。最後のオチがなかったら、オマケして星4つだったんだけどなぁ。なんで付け加えちゃったんだろう。兄との諍いまでて十分だったのに。 お局さんになりつつあるOLさんの話かと思っていたら、いつのまにか、とってもステキなカフェが中心の話になり…カレーもスイーツも旅行も好き。こんなカフェがあったら、私も常連さんになっちゃう。 (内容) 平凡で、この先ドラマティックなことも起こらなさそうな日常。自分で購入した1LDKのリビングとソファで得られる幸福感だって憂鬱のベールがかかっている。そんな瑛子が近所で見つけたのは日当たりが良い一軒家のカフェ。店主はかつての同僚・円だった。旅先で出会ったおいしいものを店で出しているという。苺のスープ、ロシア風チーズケーキ、アルムドゥドラー。メニューにあるのは、どれも初めて見るものばかり。瑛子に降りかかる日常の小さな事件そして円の秘密も世界のスイーツがきっかけに少しずつほぐれていく―。読めば心も満たされる“おいしい”連作短編集。
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意外や意外 面白かった。 主人公の年代的にリアルな設定と 店主の控えめなのに丁度いい存在感と 嫌なヤツが出てくるのも 全てバランスが良かった。
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瑛子の自宅の近くで小さなカフェを営む円は、数年前に同じ会社にいた子だった。祖母の家を相続してカフェを開いたという。毎月月初めの一週間くらいを休んで、旅行をしたり新しいメニューを考えたりしてるという。会社にいた頃は、そんなに仲が良かったわけではないが、居心地のよさで行きつけの店にな...
瑛子の自宅の近くで小さなカフェを営む円は、数年前に同じ会社にいた子だった。祖母の家を相続してカフェを開いたという。毎月月初めの一週間くらいを休んで、旅行をしたり新しいメニューを考えたりしてるという。会社にいた頃は、そんなに仲が良かったわけではないが、居心地のよさで行きつけの店になった。そのカフェで起こる小さな疑問や事件が綴られる。 近藤史恵のコージーミステリーは、いいな。おいしそうな飲み物やお菓子がキーポイントになっていて、「タルト・タタンの夢」とか思い出した。
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日本食にはない海外の食の取り合わせの妙や 発想が 不倫や 結婚サギ 子育ての解決策になるのは やや 出来すぎですけど夢のカフェですから そこは目をつぶり想像の味を楽しみます
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※このレビューにはネタバレを含みます
カフェルーズみたいな行き着けのお店が欲しい。 色々な国のデザートが食べられるのがいいな。 最後の方はちょっと話がドロッとして残念。 その設定はなくてもよかったのでは?
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新しいもの、未知のものを楽しめるようになりたいなぁと感じた一冊。日々忙しかったり、逆に時間を持て余したりするけど、そんな日常の中にも楽しみを作りたくなった。
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30代後半、会社員の瑛子が近所で見つけたカフェ・ルーズ。海外の珍しいメニューを提供するカフェを舞台とした連作短編集。 こんなカフェがあったら行ってみたい。 美味しいカレーが食べたくなった。 鴛鴦茶(えんおうちゃ)、コーヒーと紅茶のを混ぜ合わせたラテを作ってみたら、美味しかった。...
30代後半、会社員の瑛子が近所で見つけたカフェ・ルーズ。海外の珍しいメニューを提供するカフェを舞台とした連作短編集。 こんなカフェがあったら行ってみたい。 美味しいカレーが食べたくなった。 鴛鴦茶(えんおうちゃ)、コーヒーと紅茶のを混ぜ合わせたラテを作ってみたら、美味しかった。 (図書館)
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※このレビューにはネタバレを含みます
数ページ立ち読みしたら主人公の瑛子の状況があまりに自分と似ていて買った本。 瑛子の大切な場所となる、とあるカフェを巡る短編集。はじめのほうは一編一編ブツリと途切れる感じがしてなかなか入り込めず、最後のは急に重くて辛くなった。タイトルから想像して警戒してたふわふわ乙女な内容ではなくてよかったけど、あまりはまれなかったかな。 でもこんな居心地のいい場所が家の近くにあるのはいいなあ。白ワインのアルムドゥドラー割り飲みたい。
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