ときどき旅に出るカフェ の商品レビュー
こんなカフェいいな〜と思いながら読み進めて、ラストでスッゴイビックリ!!! そうきたか! でも円は良い女な気がするな。 続編があったらいいなぁと緩く期待。
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マカンマランを読んで以来、すっかりご飯もの小説にハマってしまった。 ほっこりだけじゃなく、ちょっとスパイスの効いた、まさにマカンマランのようなテイストの本を探していて、たどり着いた。 近藤史恵さんは、サクリファイス以来かなぁ。 世界中のスイーツやドリンクを出してくれるカ...
マカンマランを読んで以来、すっかりご飯もの小説にハマってしまった。 ほっこりだけじゃなく、ちょっとスパイスの効いた、まさにマカンマランのようなテイストの本を探していて、たどり着いた。 近藤史恵さんは、サクリファイス以来かなぁ。 世界中のスイーツやドリンクを出してくれるカフェ、ルーズ。まるで旅に出る気分になれるというカフェ。 読んでいると、たしかに色んな国の食べ物が出てくるので、単純に楽しいです。 以前一緒に働いていた後輩の円が経営しているカフェで、どこか凝り固まってしまっている主人公の瑛子の心が少しずつほぐれていく。 自分の思っている常識なんて、すごくちっぽけで、なんの意味もなさないんだということに改めて気づかされます。 気持ちの持ちよう次第なんだろうなぁ。 オトナ女子にぴったりです。
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2018/10/16読了 ミステリーともいえるし、人生モノでもあるし。 グルメ小説(食 を題材にしている)ではあるんだけど、いろんな要素を含んでいる。 小説はこれまでにもいろいろ読んできたけど、その中でもかなり好きな小説となりました。 主人公が、オーナーである円と程よい距離...
2018/10/16読了 ミステリーともいえるし、人生モノでもあるし。 グルメ小説(食 を題材にしている)ではあるんだけど、いろんな要素を含んでいる。 小説はこれまでにもいろいろ読んできたけど、その中でもかなり好きな小説となりました。 主人公が、オーナーである円と程よい距離感のある瑛子だから、円についてのエピソードに関してはある意味第三者的の目線でいられるのも良かったと思う。 瑛子のどことなく灰色の生活が、カフェ・ルーズの異国文化と料理とオーナーの影響でゆっくり色づいていくのもいい。 ソファが唯一の場所であった彼女が、豊かな気持ちになり 幾つかの問題も、円がだすスイーツや人間性や会話を通してヒントとなり解決へと導いていく。 そのあらゆることが癒しとなっていく。 とても、読んでいて楽しい作品でした。 円自身を示すこともある、(最終的に彼女のアイデンティティにもかかわっていく)「異」というものを 柔らかく解いていくのが、この作品のテーマかなと。 とにかく、あたたかな気持ちになれる小説でした。よかた!
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三十七歳の瑛子が見つけた元同僚の円が一人で切り盛りするカフェと十の物語のゆったりした雰囲気がとても心地好い。円の秘密も意外ながらスッと入って来た。ココア生地入りチーズケーキやコンデンスミルク入り生クリームと砕いたビスケットの層状スイーツ等、店で円が提供する外国で出会った美味しいも...
三十七歳の瑛子が見つけた元同僚の円が一人で切り盛りするカフェと十の物語のゆったりした雰囲気がとても心地好い。円の秘密も意外ながらスッと入って来た。ココア生地入りチーズケーキやコンデンスミルク入り生クリームと砕いたビスケットの層状スイーツ等、店で円が提供する外国で出会った美味しいものたちも楽しい。
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?苺のスープ ?ロシア風チーズケーキ ?月はどこに消えた? ?幾層にもなった心 ?おがくずのスイーツ ?鴛鴦茶のように ?ホイップクリームの決意 ?食いしん坊のコーヒー ?思い出のバクラヴァ ?最終話 誰にでもあるような生活のワンシーンや悩み、迷いも、気持ちの持ち方で変わって来る...
?苺のスープ ?ロシア風チーズケーキ ?月はどこに消えた? ?幾層にもなった心 ?おがくずのスイーツ ?鴛鴦茶のように ?ホイップクリームの決意 ?食いしん坊のコーヒー ?思い出のバクラヴァ ?最終話 誰にでもあるような生活のワンシーンや悩み、迷いも、気持ちの持ち方で変わって来ることもあるんだなあ。全体に散りばめられたスイーツの話も興味深く楽しく読めた。レシピ本出してくれないかなぁ
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こんなカフェがきんじょにあったら通う! と思える本の一冊 カフェ・グルマンも月替わりカレーも気になるけど ツップフクーヘン食べてみたいw^q^ しっとりとした鋭欠月の浮かぶ宵のような空気に ぼんやりほどではないけど、一寸気を抜かした状態で食べる世界の甘味が合いそう
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こんなカフェがあったら、通いたい。 月初めはお店をお休みにして、店主が旅行先で様々な料理やお菓子、飲み物を勉強してきて、お店で提供する。 店主の深い知識で、お店に持ち込まれた謎を解き明かして行く。 というのが話のストーリーだか、なにより店主やお客さんの人柄、心が込められた料理が...
こんなカフェがあったら、通いたい。 月初めはお店をお休みにして、店主が旅行先で様々な料理やお菓子、飲み物を勉強してきて、お店で提供する。 店主の深い知識で、お店に持ち込まれた謎を解き明かして行く。 というのが話のストーリーだか、なにより店主やお客さんの人柄、心が込められた料理が美味しそうで、読んでいて気持ちよくなる。
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甘いスイーツが満載の甘いだけの話じゃなく 苦い出来事も、挟んであって、 ラストは、ほー!そういうこと~ 「カフェ・ルーズ」のような場所。 あったらいいなー、 アルムドゥドラー、飲みたい!!
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装丁が可愛くて手に取る♡あぁビストロ・パ・マルシリーズの様な美味しい食事やデザートに推理をちょっぴりな素敵な物語に仕上がってます♪
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店主が月初めにまとめて休んで旅に出て、旅先で出会ったレシピをお店で出すという「ときどき旅に出るカフェ」ルーズ。メニューが魅力的で、こんなカフェが家の近くにあってほしいよ。 日常の謎の連作短編集に分類されるだろうが、特にミステリと意識する必要ない。重要なことをさらりとライトに書く品...
店主が月初めにまとめて休んで旅に出て、旅先で出会ったレシピをお店で出すという「ときどき旅に出るカフェ」ルーズ。メニューが魅力的で、こんなカフェが家の近くにあってほしいよ。 日常の謎の連作短編集に分類されるだろうが、特にミステリと意識する必要ない。重要なことをさらりとライトに書く品のよさ。 一番簡単そうだったセラドゥーラは実際に作って食べてみた(おいしかった。冷凍のほうがより美味。)
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