勉強の哲学 の商品レビュー
図書館から借りてきて読み終わったのに「買って手元に置きたい!」と思うほどに面白かった。 この本が自分の享楽的こだわりとマッチしていたんだろうね 詳しい感想を後で書く
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少し難しい本ではあるが難しいことを簡単にわかりやすく書いている本である。主に言葉の意味や言葉が意味するものを疑ってかかると言う思考から始まる。これをアイロニカルな思考と著者は呼んでいる。物事を疑ってかかると言うところから思考を深め、勉強を進めていく。フランス哲学のドゥルーズ&am...
少し難しい本ではあるが難しいことを簡単にわかりやすく書いている本である。主に言葉の意味や言葉が意味するものを疑ってかかると言う思考から始まる。これをアイロニカルな思考と著者は呼んでいる。物事を疑ってかかると言うところから思考を深め、勉強を進めていく。フランス哲学のドゥルーズ&ガタリあるいはラカンの精神分析学が背景となっている。勉強を深めていきたいと言う方には参考になる。
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【目的】 習慣はある程度身についた。今まで考えこなかった「勉強法」を知りたい。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー すぐに実践しやすい勉強法は書かれていない。 難しい哲学書だった。 【環境のノリから自由になる】 僕たちは環境依存的な人間で、その環境には道具的な言葉が使...
【目的】 習慣はある程度身についた。今まで考えこなかった「勉強法」を知りたい。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー すぐに実践しやすい勉強法は書かれていない。 難しい哲学書だった。 【環境のノリから自由になる】 僕たちは環境依存的な人間で、その環境には道具的な言葉が使われている。 確かに会社、友人が使う言葉を玩具的に考えずに「なんとなく」で思考停止で生きてきた。 その方が心地がいいし楽だから。これは危険。 ↓ ・アイロニー 疑い ・ユーモア 見方 この2つを意識して、言語を物質から切り離して考えてみる。 ちきりんの「自分のアタマで考えよう」に通ずる。 【勉強によってノリが悪くなる、キモくなる】 上記を意識して、自分をメタ視して、ツッコミとボケすれば、だいぶ浮いた人間になる。 ただみんなに同調するだけの意見、考えはもうやめようと思う。 【ノリの引越し】 自分が知らない世界に行くのは、ノリの引越し。 だから知らない言葉が出てきたり、納得できない事があって当然。 他人の家にお邪魔するようなイメージで、そこからキーワードだけを拾い、その道に詳しくなる。 ★勉強は「一旦終わり」と仮仮定してもよい。 いつやめても、いつからでも始められる。 継続はもちろん大事でも、ビクビクしなくていい。 ジャンルの幅を広げつつ、頭で考え、仮仮定を意識してやってみる。 ✔︎今日やること ・ブログ、YouTubeをアイロニーで考える。 なぜやるのか。
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これは侮れない哲学書だ。 難しいことを、誰でも出来るように語り、 実際理解しようとすると、その奥深さに たじろぐ。そんな感じだろうか。 一見ふざけた言葉使いに騙されてはいけない。 著者のしたたかな計算なのだ。 勉強とは、今自分がいる世界から一旦離れ、 新たな世界に移ること。 ...
これは侮れない哲学書だ。 難しいことを、誰でも出来るように語り、 実際理解しようとすると、その奥深さに たじろぐ。そんな感じだろうか。 一見ふざけた言葉使いに騙されてはいけない。 著者のしたたかな計算なのだ。 勉強とは、今自分がいる世界から一旦離れ、 新たな世界に移ること。 そう要約すると、よくある話になってしまうが、 この本を読む、その自体が、 「一旦離れ、移る」を体験させてくれる。 まずは、自分の言葉に翻訳して分かった気に ならずに、本書まるごと感じるように読む ことだ。
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勉強するということをノリが悪くなる、と説明する冒頭からけっこうわかりやすかったな。アイロニーとユーモア、ボケとツッコミ。勉強とか哲学なんて言ってしまうと、ちょっと引いてしまう分野を、日常のわかりやすい言葉に置き換えて、そして楽しく語ってくれたと思う。読んで楽しかった。 エバーノ...
勉強するということをノリが悪くなる、と説明する冒頭からけっこうわかりやすかったな。アイロニーとユーモア、ボケとツッコミ。勉強とか哲学なんて言ってしまうと、ちょっと引いてしまう分野を、日常のわかりやすい言葉に置き換えて、そして楽しく語ってくれたと思う。読んで楽しかった。 エバーノートとか、ちらっと使ったことあるんだけど、もう少し活用してみようと思った。勉強するとは、そこで止まることではなく、あるいはどこかに行きつくことではなく、常に動き続けることなんだよね。万物は流転するとか、動的平衡とか、しばしば聞く概念に通じるものがあるな、なんて思った。
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○「勉強」とは自己破壊である。自分に新しい知識やスキルが付け加わる、というイメージを捨てよ。 ○環境のコードを客観視する「最小限のツッコミ意識」を持つことが、勉強の大前提である。 ○勉強にはきりがない。信頼できる情報を比較し続け、ある程度のところで「ここまででいい」という...
○「勉強」とは自己破壊である。自分に新しい知識やスキルが付け加わる、というイメージを捨てよ。 ○環境のコードを客観視する「最小限のツッコミ意識」を持つことが、勉強の大前提である。 ○勉強にはきりがない。信頼できる情報を比較し続け、ある程度のところで「ここまででいい」という「有限化」が必要だ。
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勉強を習慣付ける為に読んでみた。 前半の部分は、読むのにかなりエネルギーがいるが後半の実用部はスラスラ読める。 この本自体が専門書と一般書の中間と書かれていた。 まさにこの構成がそれを示してるのかな。
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様々な新しい概念を知れて楽しいし勉強もしたくなる。 アイロニーとユーモア、環境のコード、ラディカルラーニング。 この本で勉強についての勉強ができたので各々興味の勉強をしよう。 参考図書の『読んでいない本について堂々と語る方法』を読みたい。
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勉強とは作ることだ。ロングセラー『勉強の哲学』はいかに作られたのか?メイキングの過程と創作ノートを一挙公開。書いて考える、考えを作る、その新しい方法論を語る!(e-honより)
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流し読み気味に読了。 「勉強の哲学」というタイトルとなっているが、試験勉強のようないわゆる「勉強」ではなく、自分の在り方を洗練させていくことについて哲学的な側面から切り込んでいっているように思う。 フランス現代思想がベースになっているらしいので、そちらも勉強してみたい。
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