君は月夜に光り輝く の商品レビュー
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岡田卓也 私立の中高一貫校の高校一年生。彰が請け負ったまみずへのお見舞いを任される。姉を交通事故で失い、生きることに嫌気が差している。まみずから死ぬまでにやりたいことを代わりに実行する。 渡良瀬まみず 卓也と同じ学校の高校一年生。発光病という不治の病で入院しているため、中一の五月から学校に来てない。昔は深見という苗字だった。卓也に死ぬまでにやりたいことを実行してもらう。 芳江 卓也の担任。 香山彰 卓也とまみずの同級生。だらしない。卓也の恩人。まみずとは昔からの知り合い。 岡田鳴子 卓也の姉。卓也が中一のとき、車にひかれて死んだ。享年十五歳。 卓也の母 鳴子が死んでから卓也まで死ぬんじゃないかとずっと心配している。 律 まみずの母。 岡崎 看護師。 深見真 まみずの父。 平林リコ 卓也がアルバイトをしているメイド喫茶の先輩。永遠の十七歳で本当に十七歳。 香山正隆 彰の死んだ兄。生前の鳴子の恋人だった。
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この本がとにかく好きだと思った。 こういう本は、今まであまり読まなかったが、ぜひ、みんなに読んでもらいたい。 人の死、というものを、すごく考えさせられた。 一番心を動かされた文が 「テンポ正しく握手するんですよ。」 という岡田の一言だった。 まみずの死を、前に向かって進んでいけるようにするための彼の精一杯の気持ちを全部全部含んでいるようで、その一言に考えさせられるように巧に構成されたこの話に感動せずにはいられなかった。本当にデビュー作か、、、?と疑った。 スノードーム、タバコ、ジェットコースター、メイドカフェ、亀、海、タクシー、ロミオとジュリエット、、、 たくさんこの本の中で出てきた言葉達の話を、最後綺麗に終わらせていく、私はこの本は、傑作だと思う。
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“余命宣告を受けた彼女”に笑っていて欲しい気持ちで、 “彼女が死ぬまでにやりたかったこと”を 代わりに叶えていく卓也 周りの反応なんか無視して、大切な人のために行動する卓也の行動力と彼女を想う気持ちが心に残りました。 「今がどんなに辛くても、いつか”前向きに生きる”ための希望...
“余命宣告を受けた彼女”に笑っていて欲しい気持ちで、 “彼女が死ぬまでにやりたかったこと”を 代わりに叶えていく卓也 周りの反応なんか無視して、大切な人のために行動する卓也の行動力と彼女を想う気持ちが心に残りました。 「今がどんなに辛くても、いつか”前向きに生きる”ための希望が湧いてくること」をやさしく教えてくれた作品でした!
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姉が亡くなってから生きているのに死んでいるようだった岡田と、発光病に冒されて余命僅かとなったまみず。二人が出会って、生きているうちにやりたいことリストを作って、叶えていくうちに、生や死について真剣に考えるようになる流れが良かったです。特に最後のまみずが岡田にぶつけた「あなたの中に生き続ける私に、生きる意味を教え続けてください」という言葉が、とても胸を熱くさせました。とても素晴らしかったです。
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発光病を患う女の子と陰気な男の子が主人公のお話し。 病状が悪くなればなるほど彼女の体は強く光り、その光は美しく儚い。 読みやすいが、発光病という点を除いては特に大きな特色がなく、いい意味で平凡な恋愛小説。
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現実には存在しない不治の奇病「発光病」の設定に、残酷さはあるものの、どこか儚さを感じられ、惹きつけられた。 物語の中心となる卓也とまみずは、学校という日常的な場所ではなく、「病室」という特別で限られた空間を通して、少しずつ心を通わせていく。 卓也が病室に足を運ぶ度、2人の間にあ...
現実には存在しない不治の奇病「発光病」の設定に、残酷さはあるものの、どこか儚さを感じられ、惹きつけられた。 物語の中心となる卓也とまみずは、学校という日常的な場所ではなく、「病室」という特別で限られた空間を通して、少しずつ心を通わせていく。 卓也が病室に足を運ぶ度、2人の間にある溝が深まっていくが、それと同時にまみずの余命は静かに終わりへと近づいていく。 もし、自分が明日突然余命を宣告されたら—— 今の私には、まだやりたいことが山のようにあって、全て書ききれないだろう。 人生を諦めたいと思ったそんなときには、やりたいことリストを書いてみようと思う。 きっと本当にやりたいと思えることがあるのなら、思い残したまま命を終わらせたいとは思わないはず。 だから、日頃からやりたいと思うことはいくらだって見つけていいと思う。 後書きには、本作は佐野先生本人の人生経験も反映されていると述べられていた。 作者の背景を知ると物語の奥行きが更に深まって良い。 特に個人的に生きる上で救われる言葉もあったので、ぜひ最後まで読んでほしい作品。
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高校生·卓也と、不治の奇病"発光病"で余命宣告を受けた同級生·まみず。卓也はまみずが「死ぬまでにしたいこと」の代行をはじめるが…。短い命で精一杯輝いて消えた時間の中に凝縮された"生きる意味"。切なく儚く美しい幻想青春小説。 「君は月夜に光り...
高校生·卓也と、不治の奇病"発光病"で余命宣告を受けた同級生·まみず。卓也はまみずが「死ぬまでにしたいこと」の代行をはじめるが…。短い命で精一杯輝いて消えた時間の中に凝縮された"生きる意味"。切なく儚く美しい幻想青春小説。 「君は月夜に光り耀く」(2017)佐野徹夜 #読書好きな人と繋がりたい
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高校生のとき(7年前)に読んだ小説を再読。 改めて読みやすいなぁと思った。 没入しやすくて、一部始終が純粋で、綺麗なストーリーだと思う。 中原中也の詩が印象に残っている。 残った人たちは手を取り合って、支え合いながら生きていくことを形容している詩。
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内容以上に文の書き方、空白の開け方、言葉に隠されてる意味を見るのが楽しくてワクワクしながら読んだ本 最後の(今でも君が好きだよ)の部分を読んだ時の気持ちが忘れられない
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ちょっとストーリーはベタかなって思ったけど読みやすい作品でした。 死んでいく人間の絶望と生き残る人の絶望。生きていて避けられない対称的な絶望をどことなく感じました。
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