1,800円以上の注文で送料無料

君は月夜に光り輝く の商品レビュー

3.7

156件のお客様レビュー

  1. 5つ

    35

  2. 4つ

    43

  3. 3つ

    60

  4. 2つ

    7

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2024/01/08

読完です。 年甲斐なく面白かったです。 ドラマを見てるように読み終わりました。 ストーリーは読めるのですが少しやられましたね。 分かってるけど少し涙腺にきました。

Posted byブクログ

2023/12/13

2023.12.9 読了 ⭐︎8.5/10.0 不治の病「発光病」で入院したままの少女・渡良瀬まみず。 "余命ゼロ"の彼女が、クラスメイトみんなで書いた寄せ書きを渡すためだけに病室に来たクラスメイトの僕・岡田卓也と出会い、少しずつ惹かれ合う。 そんな彼...

2023.12.9 読了 ⭐︎8.5/10.0 不治の病「発光病」で入院したままの少女・渡良瀬まみず。 "余命ゼロ"の彼女が、クラスメイトみんなで書いた寄せ書きを渡すためだけに病室に来たクラスメイトの僕・岡田卓也と出会い、少しずつ惹かれ合う。 そんな彼女が卓也に託したのは生きている間に成し遂げたい、"死ぬまでにやりたいことリスト"である「最期の願い」の代行だった。限られた時間を懸命に生きた、まみずと卓也の物語です。 主人公の卓也は、大切な妹の突然の死から、どこかなげやりに生きていました。そんな彼が高校生になったクラスには、「発光病」で入院したままの少女がいました。月の光を浴びると体が淡く光ることからそう呼ばれ、死期が近づくとその光は強くなるらしい。彼女の名前は、渡良瀬まみず。 余命わずかなまみずに、死ぬまでにしたいことがあると卓也は知り… 「それ、僕に手伝わせてくれないかな?」「本当に?」この約束から、止まっていた卓也の時間がもう一度動きはじめます。 大切な人が突然死んでしまうのと、余命宣告され残された日々を生きるのとでは、どちらが辛いだろうか…? 卓也にとって、姉の鳴子が前者で、不治の病の少女・まみずが後者に当たります。どこかなげやりに生きてる卓也がまみずと出会い、「死ぬこと」と「生きること」の意味に向き合っていきます。 生きるとは、死ぬことを考えることだと、二人の生き様を見ていると強く感じます。 「じゃあ、この世が存在することに、一体何の意味があるのだろうね?」 「意味なんてないよ。意味なんて、人間の勘違いだ」 生きるということにどこか投げやりな卓也の死生観が、まみずと出会い、惹かれ合うことで”生きる意味”や”希望”をもったものに変わっていく様にとても感動します。 超正統派なラブストーリーですが、そのまっすぐさに心を打たれました。 続編があるみたいなのでそれも楽しみです!

Posted byブクログ

2023/12/05

「君の膵臓をたべたい」と近い、病気にかかったヒロインとの恋愛物語。個人的にキミスイが大好きで、同じような満足感を得られるかと思い読み始めました。 比較してしまうと想像していたよりは淡々とお話が進んでいき、気がついたら終わりという感覚で、読み終わった後に浸っているというよりかはさ...

「君の膵臓をたべたい」と近い、病気にかかったヒロインとの恋愛物語。個人的にキミスイが大好きで、同じような満足感を得られるかと思い読み始めました。 比較してしまうと想像していたよりは淡々とお話が進んでいき、気がついたら終わりという感覚で、読み終わった後に浸っているというよりかはさくさくっと軽く読める感じを受けました。 リストを達成していく中で卓也との恋愛関係も非常に明確に表されており、これこそ王道!という恋愛作品ですね。 個人的にはことがうまく行き過ぎている感じがしたのでもう少し物語序盤の設定に深みを出した方がいいと思いました。

Posted byブクログ

2023/11/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2017年。美少女難病系。君の膵臓を食べたい系。なぜ予約したのか不明だが、届いたというので読んだ。 字が大きくて読みやすかった。こういうので感動するには、スレすぎていたのだw

Posted byブクログ

2023/11/25

何度泣いたか、わからない…。 最後、最後のまみずの言葉にうわぁ~っと、止まらなくなった…。 続編があると知り、香山と卓也の境遇…、うん、そこも気になる…。 盛り上がってく恋模様もなんとも…。 卓也と出会う前のまみずの香山に対してどうだったのかってとこも気になったりするけれ...

何度泣いたか、わからない…。 最後、最後のまみずの言葉にうわぁ~っと、止まらなくなった…。 続編があると知り、香山と卓也の境遇…、うん、そこも気になる…。 盛り上がってく恋模様もなんとも…。 卓也と出会う前のまみずの香山に対してどうだったのかってとこも気になったりするけれど…。 いや…、メディアワークス文庫シリーズ面白い…。

Posted byブクログ

2023/11/13

死ぬって何なんだろう。とか、生きるって何なんだろうって考えさせられた。でも、もがきながら生きてくとなんかわかるんかなーとか思ったり。良い作品でした。

Posted byブクログ

2023/11/07

佐野徹夜『君は月夜に光り輝く』 2017年 メディアワークス文庫(KADOKAWA) 第23回電撃小説大賞受賞作で著者デビュー作。 みなさんのタイムラインの感想を見ていて気になり購入しました。 〝発光病〟という架空ではありますが難病に侵された女子高生と男子高校生とのお話。 フ...

佐野徹夜『君は月夜に光り輝く』 2017年 メディアワークス文庫(KADOKAWA) 第23回電撃小説大賞受賞作で著者デビュー作。 みなさんのタイムラインの感想を見ていて気になり購入しました。 〝発光病〟という架空ではありますが難病に侵された女子高生と男子高校生とのお話。 ファンタジーかなと思っていたけど、それは発光病という架空の病のみ。 生と死について、生きることとは、生きる目的とはなどを真剣に向き合った素晴らしい作品でした。 10代の主人子たちにはさらに重く、深くのしかかったと思います。 本当であれば人生はまだまだこれからなのに。 まだ不器用で素直な高校生には辛すぎただろうな。でもちゃんと前を、未来を向いて生きていく道を見つけられて本当に良かった。 読了後の余韻に浸れる、素敵な作品でした。 #佐野徹夜 #君は月夜に光り輝く #メディアワークス文庫 #KADOKAWA #読了

Posted byブクログ

2023/09/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

姉の死からどこか投げやり生きるようになってしまった主人公と、不治の難病に侵された同級生の女の子のお話。 恋人の死に堪えられず、自殺なのか事故なのか、自分の前から死んでいなくなってしまった姉。 進んで死のうと思っていたわけではないものの、好きだった姉の死後生きていることが後ろめたくて、心のどこかで『生きていたくない』と感じてしまっている主人公。 『恩人』の同級生にわけもわからず押し付けられたお見舞いで出会った、難病に罹っている同級生の女の子。 色々な人の生死感が入り乱れて、生きていることと、死んでいくこと、どちらの方が幸せなのかと考えさせられる面もありました。 付き合っているわけでもない、無理矢理にお見舞いを押し付けられるまで会ったこともなかった同級生の無茶振りに、文句を言いながらも挑戦をしていくうちに、主人公がどんどん『生』を感じていく気がしました。 地の文の感情表現が豊かになって、彼女と出会っていなかったらこんなこと絶対しなかった、と思うようなことにもチャレンジして。 それなのに、そうして行きついたのがあの屋上だったことが、甘く優しいものだけではない『恋』とすぐそばにある『死』を感じさせてドキッとしました。 ラストまでを含めて、すっきりと映画を見終わったような心地になりました。

Posted byブクログ

2023/09/11

わたしがライト文芸的な小説を読むようになったのは、この小説を読んでから。 心理描写が巧みに描かれていて見事に泣きました。感情移入が半端なかった。苦しい、切ない。でも確かに愛はそこにあった。 それほどに好きな小説のひとつでもありますね。オススメです。

Posted byブクログ

2023/08/23

病気の少女と少年の話。設定はありがちな気がした。しかし、限られた時間を精一杯大切な人と生きることを、軽やかに、そして切なく描かれた良書。

Posted byブクログ