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金曜日の本屋さん 夏とサイダー の商品レビュー

3.8

59件のお客様レビュー

  1. 5つ

    7

  2. 4つ

    30

  3. 3つ

    16

  4. 2つ

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2023/12/07

今回はがっつり元金曜堂メンバーの過去話。一冊で過去と向き合い、進んでいく姿がみれた。 何となく前作で匂わせていた部分が明らかになりスッキリ。 しかし結構バードな内容で読んでて辛かった。

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2023/07/19

夏になるまで読むのを待とうと待っていた 『金曜日の本屋さん 夏とサイダー』 読みたい本が見つかる本屋さん第二弾。 今回は、金曜堂の過去のお話。誰しも胸に秘めている過去があって、その苦しみから抜け出せない事がある。 前作を読んだ方は分かるけれど、ジンさんのお話が続きます。 あれ...

夏になるまで読むのを待とうと待っていた 『金曜日の本屋さん 夏とサイダー』 読みたい本が見つかる本屋さん第二弾。 今回は、金曜堂の過去のお話。誰しも胸に秘めている過去があって、その苦しみから抜け出せない事がある。 前作を読んだ方は分かるけれど、ジンさんのお話が続きます。 あれ?以外とあっけなく終わった?と思ったらちゃんと深く語られました。 毎回本書内では作品の引用などから用いられるのですが、今回出て来た作品は、読んだ事もある作品で、入り込みやすかったかな。 『夏への扉』読み直してみようかなぁ。

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2023/06/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

『金曜日の本屋さん』シリーズ第二弾! 前作で謎だった部分が明らかになりました。 SNSの心ない中傷。真実が分からないけれど友人を信じて書店を営業しながら待つ金曜堂の元読書会の3人。 ここまで頑張って生きてきたのだから過去に縛られずに強く生きていってほしい。 それにしても、ここに出てくる本も読みたくなってしまいます。読みたい本が一気に増えてしまいました。

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2023/01/12

同級生ものとか揺れる恋心が絡む話は挫折することが多い。ただし、この本は最後自然と涙が出ました。大きな目的もなければ、特段の謎もないただの日常ですが、作者の本に対する愛に胸が打たれます。とても大好きな歩けよ乙女。こんな感じで絡んでくるとは。とても共感できます。クニットや夏の扉の話も...

同級生ものとか揺れる恋心が絡む話は挫折することが多い。ただし、この本は最後自然と涙が出ました。大きな目的もなければ、特段の謎もないただの日常ですが、作者の本に対する愛に胸が打たれます。とても大好きな歩けよ乙女。こんな感じで絡んでくるとは。とても共感できます。クニットや夏の扉の話も良かった。どこかに書いてあった「本はその時その人に必要な言葉を語る」っていう言葉がぴったりですね。読書って楽しい。大好き度❤️❤️

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2022/12/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 同じ本を読んだという日々の共有は、楽しく嬉しいものです。コメントを拝見できればより楽しいです。名取佐和子「夏とサイダー」、金曜日の本屋さんシリーズ№2、2017.2発行。読みたい本が見つかる本屋、小さな野原駅の駅ナカ書店「金曜堂」を舞台にした物語。小説の構想は素晴らしいと思います。内容は、盛り上がりに少し欠ける感じがしました。

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2022/12/24

読みたい本が見つかる”と評判の駅ナカ書店・金曜堂は、アルバイトの倉井以外の三人全員が、地元・野原高校出身者。その金曜堂に、夏休みを前に現役野原高生・東膳紗世が訪ねてきた。「これぞ青春!」という高校生活を送りたい紗世は、卒業アルバムで見た店長の槙乃をはじめとする「読書同好会」メンバ...

読みたい本が見つかる”と評判の駅ナカ書店・金曜堂は、アルバイトの倉井以外の三人全員が、地元・野原高校出身者。その金曜堂に、夏休みを前に現役野原高生・東膳紗世が訪ねてきた。「これぞ青春!」という高校生活を送りたい紗世は、卒業アルバムで見た店長の槙乃をはじめとする「読書同好会」メンバーのキラキラした姿に憧れ、会を復活させたくて相談にきたのだという。けれど、大の本好きなはずの店長の反応が意外にも薄くて…。人と本との“運命の出会い”を描く大好評シリーズ、第二弾。 相変わらずな金曜堂のメンバー。だけど、なんだか倉井くんは拗らせてる感じがだったなぁ。まぁ、色んなことを経験して立ち直ったから良かったけど。 あと4人目のメンバーのことについても今回分かって、なんだか悲しい気分になった。前作に出て来た国会議員がここでも暗躍。どこまでも金曜堂に関わって来るんだなと。まぁ、最後は妻の手で引導を叩きつけられたが、それも彼の計算には入っていたってことぁか。 高校のときだったか「六番目の小夜子」は読んだ。そして、「夜は短し歩けよ乙女」も読んだ。だけど、昔すぎて忘れたし、金曜堂のメンバーが言っていたフレーズも思い出せない。改めて読んでみようかな…前とは違う感想になりそうだが。 2022.12.23 読了

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2022/07/23

シリーズ二作目ですね。 主人公も「金曜堂」のアルバイトにもなれ、三人の店員さんとの交わりも深くなり、物語は「金曜堂」の誕生に関わる謎への展開を迎える。 今回は四話。キーワードの四作は何れも有名な本です。 それ以外にも沢山の本が出てきます。 あとがきに名取さんの読書感想文があり、さ...

シリーズ二作目ですね。 主人公も「金曜堂」のアルバイトにもなれ、三人の店員さんとの交わりも深くなり、物語は「金曜堂」の誕生に関わる謎への展開を迎える。 今回は四話。キーワードの四作は何れも有名な本です。 それ以外にも沢山の本が出てきます。 あとがきに名取さんの読書感想文があり、さらに楽しめます。 成長物語でもあり、恋愛ドラマでもあるので今後の展開が楽しみですね。

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2022/03/12

シリーズ第2弾。前回は、主人公の過去が語られたが、今回はいよいよ金曜堂の仲間の過去が明らかになる。「金曜堂へようこそーっ!」って元気な挨拶も、金曜堂ができた背景を知ると胸に来るものがある。バックボーンを知ることで、より深く感情移入してしまった。登場人物たちが個性豊かで魅力的なのも...

シリーズ第2弾。前回は、主人公の過去が語られたが、今回はいよいよ金曜堂の仲間の過去が明らかになる。「金曜堂へようこそーっ!」って元気な挨拶も、金曜堂ができた背景を知ると胸に来るものがある。バックボーンを知ることで、より深く感情移入してしまった。登場人物たちが個性豊かで魅力的なのも、この物語のよさを引き立たせている。 今回も多くの名著が登場。恩田陸著「六番目の小夜子」、トーべ=ヤンソン著「さびしがりやの クニット」(絵本)、森見登美彦著「夜は短し歩けよ乙女」、ロバート・A・ハイライン著「夏への扉」など。…どれも未読。ぜひ読みたい。そして、またこの本を読み直したい。小説の台詞の引用シーンで、より深い理解と共感ができたら楽しいだろうなと思うから。 個人的には特に127頁がよかった。知ることを恐るから余計に怖くなるんだよね。今回は人の温かさと強さが印象に残った。

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2022/01/08

名取佐和子さんの金曜日の本屋さん2巻。 思っていたよりも内容が深く濃くて 読み終わったあともグルグル考えさせられた。 ☆4個。 旦那さんや恋人のことが大好きな人、 人生で途方に暮れてしまうような裏切りに あった方の感想を聞いてみたい そして、一緒に感想をじっくり話し合いたくなる...

名取佐和子さんの金曜日の本屋さん2巻。 思っていたよりも内容が深く濃くて 読み終わったあともグルグル考えさせられた。 ☆4個。 旦那さんや恋人のことが大好きな人、 人生で途方に暮れてしまうような裏切りに あった方の感想を聞いてみたい そして、一緒に感想をじっくり話し合いたくなる 作品だなと思った。 名取佐和子さんは心の中にある、 『こんな風に思ったことある!思ってた!』という 気持ちを優しく言語化してくれる。 2巻では『そんな風に進んで行きたい!』が 沢山あった(^^)

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2021/08/21

のほほんと仲良し3人で本屋さんをやってて楽しそうで羨ましいなぁと思ってた駅中にある読みたい本が見つかる本屋「金曜堂」。 この本屋さんが出来た理由、過去の事件がわかってきた。 暗い過去だけど、本や本で繋がる人たちのおかげで乗り越えて来れたんだなぁ。 「読書って不思議だ。どんな本で...

のほほんと仲良し3人で本屋さんをやってて楽しそうで羨ましいなぁと思ってた駅中にある読みたい本が見つかる本屋「金曜堂」。 この本屋さんが出来た理由、過去の事件がわかってきた。 暗い過去だけど、本や本で繋がる人たちのおかげで乗り越えて来れたんだなぁ。 「読書って不思議だ。どんな本でもその中に必ず、今の自分が必要としている言葉がある。あるいは逆で、人はどんな本からでも、自分に今必要な言葉を見つけられるのかもしれない。」 まさにその通り!

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