翼がなくても の商品レビュー
犬養隼人刑事と御子柴礼司弁護士が出てきて、この二人が対決する部分がありなかなか面白い。御子柴が主人公の沙良の競技会を見に行くのがあって、ちょっぴり彼の内面を垣間見せてくれるのが嬉しい。が、ミステリーの部分は付け足しで、片足を失ったアスリートの沙良が立ち上がり、パラリンピックを目指...
犬養隼人刑事と御子柴礼司弁護士が出てきて、この二人が対決する部分がありなかなか面白い。御子柴が主人公の沙良の競技会を見に行くのがあって、ちょっぴり彼の内面を垣間見せてくれるのが嬉しい。が、ミステリーの部分は付け足しで、片足を失ったアスリートの沙良が立ち上がり、パラリンピックを目指して奮闘していく姿がメインだ。いつもながら思うが、テーマの事項についてよく調べていて、それを迫真の描写につくり上げていく技量が凄い。
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コロナ積読本消化月間継続中。御子柴弁護士がこんなところに出てくるなんてだったが、今回は主役ではなく脇役である犬養刑事にしてもそうであり、あくまでも身障者スポーツにかける沙良の物語である。泰輔は自殺であろうという心証は当初からあったが、そのトリックにはかなり苦心した感がある。読後感...
コロナ積読本消化月間継続中。御子柴弁護士がこんなところに出てくるなんてだったが、今回は主役ではなく脇役である犬養刑事にしてもそうであり、あくまでも身障者スポーツにかける沙良の物語である。泰輔は自殺であろうという心証は当初からあったが、そのトリックにはかなり苦心した感がある。読後感は素晴らしく、著者のデビュー当時の「さよならドビュッシー」のような感動がある、こうなるといよいよ岬対御子柴の対決が見たいが、多作家であるのでもう出てるのかしら。最近の月一連作中は設定にやや無理があるのである程度余裕をもって創作してもらいたいものだ。
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ついついサスペンスであることを忘れてしまう内容だ。障がい者スポーツについて丁寧に書かれている。また沙良が走るシーンでは同じようにドキドキしながら読んでしまった。ラストスパートは息ができなくなるほどだった。 今までパラリンピックには興味がなかったが、今年はぜひ観戦してみようと思った...
ついついサスペンスであることを忘れてしまう内容だ。障がい者スポーツについて丁寧に書かれている。また沙良が走るシーンでは同じようにドキドキしながら読んでしまった。ラストスパートは息ができなくなるほどだった。 今までパラリンピックには興味がなかったが、今年はぜひ観戦してみようと思った。
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障害者スポーツの世界がリアリティ豊かに描かれている。 勝つためには莫大なお金と科学的なサポートが必要不可欠。パラリンピックは、もはや参加することに意義がある大会ではないことが分かる。 御子柴弁護士と犬養刑事は、著者の他の作品に登場するキャラクターだったんですね。 ビギナーの私は...
障害者スポーツの世界がリアリティ豊かに描かれている。 勝つためには莫大なお金と科学的なサポートが必要不可欠。パラリンピックは、もはや参加することに意義がある大会ではないことが分かる。 御子柴弁護士と犬養刑事は、著者の他の作品に登場するキャラクターだったんですね。 ビギナーの私は、読後、皆さまのレビューを読んで知りました。 ストーリーは一気読み。 中山作品は文章が読みやすく引き込まれます。 次は御子柴弁護士が登場する作品を読んでみたい。
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犬養、御子柴両氏が登場しますが、この本では彼らは完全なゲストです。将来を嘱望されていたスプリンターが幼馴染による事故で左足を切断することに。彼女の絶望や周りの反応、そして変化。障碍者がアスリートとして世界を狙うということの現状。殺人事件とお金の出どころというミステリを絡めて(とい...
犬養、御子柴両氏が登場しますが、この本では彼らは完全なゲストです。将来を嘱望されていたスプリンターが幼馴染による事故で左足を切断することに。彼女の絶望や周りの反応、そして変化。障碍者がアスリートとして世界を狙うということの現状。殺人事件とお金の出どころというミステリを絡めて(といってもこちらもおまけ程度ですが)ぐいぐいと最後まで読まされてしまいました。最後に明かされる登場人物たちの気持ちは胸が抉られます。私たちはもっともっと障碍者スポーツについて、知らなくてはいけませんね。
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酒を抜いた日の夜半には本屋に赴き、オモロイのないかなと物色する。中山七里、彼の作風イメージと異なるタイトルと表紙だ。オビを読むと…ぬわぁにぃ「御子柴礼二の姿がちらつく」とな!読まねば。うむむむ、ミステリーとしての質を問うても仕方ない。御子柴ファンとしては彼の冷徹さと正酷を得た振る...
酒を抜いた日の夜半には本屋に赴き、オモロイのないかなと物色する。中山七里、彼の作風イメージと異なるタイトルと表紙だ。オビを読むと…ぬわぁにぃ「御子柴礼二の姿がちらつく」とな!読まねば。うむむむ、ミステリーとしての質を問うても仕方ない。御子柴ファンとしては彼の冷徹さと正酷を得た振る舞い、そして犬養刑事との応酬に酔いしれる。展開は、池井戸潤作品を読んでいるようだ。泰輔さぁ、それほど分別をわきまえていながらどうしてだよ。
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御子柴弁護士、犬養刑事も登場して話はどんどん展開していくのに、引き込まれてほとんど一気読み。 その人にとって生きて行く意味とも言えるものが奪われた沙良、幼馴染で愛する彼女けら生き甲斐を奪ってしまった泰輔の色んなおもいが明かされていき涙が止まらなかった。 パラリンピックには直視でき...
御子柴弁護士、犬養刑事も登場して話はどんどん展開していくのに、引き込まれてほとんど一気読み。 その人にとって生きて行く意味とも言えるものが奪われた沙良、幼馴染で愛する彼女けら生き甲斐を奪ってしまった泰輔の色んなおもいが明かされていき涙が止まらなかった。 パラリンピックには直視できなかった私だけれど、沙良と同じような境遇を乗り越えて出場している人もきっと少なくないだろうと思うと東京パラリンピックはしっかり応援してみたいと思う。
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交通事故で左足を失った女性アスリートがパラリンピックを目指す。ミステリー部分は少し有るがなくても良いな。 2018.10.30
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事故で脚を失ったスプリンターがパラリンピック出場を目指す。事故を起こした幼馴染を殺害した犯人を追う犬養刑事、幼馴染の代理人の御子柴弁護士が絡み合う。
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説明 内容紹介 陸上200m走でオリンピックを狙う沙良を悲劇が襲った。交通事故に巻きこまれ、左足を切断、しかも加害者は幼馴染みの泰輔だった。アスリート生命を絶たれた沙良は恨みを募らせる。そんな泰輔が殺害され、高額な保険金が支払われた。犯人は誰なのか? また、絶望の底から再起を図る...
説明 内容紹介 陸上200m走でオリンピックを狙う沙良を悲劇が襲った。交通事故に巻きこまれ、左足を切断、しかも加害者は幼馴染みの泰輔だった。アスリート生命を絶たれた沙良は恨みを募らせる。そんな泰輔が殺害され、高額な保険金が支払われた。犯人は誰なのか? また、絶望の底から再起を図る沙良の運命は? どんでん返しの先に感涙のラストが待つ傑作長編ミステリー! 御子柴弁護士と犬養刑事が登場したので 期待が大きくなってしまったかも... 内容は面白くサクサク読み進めたし 沙良の一生懸命さを応援したくなったが 泰輔の自殺はいいとしても 凶器の運搬方法がなんだか... 誰が犯人なのか最後の方までわからずでした。
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