あひる の商品レビュー
なんだかとても不思議な読後感。 現代の話なのか昔の話なのか、アヒルや孔雀にどんな意味があるのが、よくわからないまま。 きっと意味があるんだろうなぁ。
Posted by
「あひる」 なぜ主人公は医療の資格を取りたかったのだろう。 ストーリーとしてはあまり関係ないけれど、 なんとなく主張している。 全てが謎のまま終わった。 読み終わった後の、この、何というか。 なんとも言えない心のざらつき。
Posted by
今村さん2冊目。こちらは短編集。どの話も不思議な話だった。捉え所がないというか。 結局あひるは何だったのだろうか。何かの暗示?の様にも思えた。主人公?の娘さんも本当に実在するのか、既に他界しているのか、何とも存在感のない印象。 読んだままの感想としては、あひるが入れ替わってもほと...
今村さん2冊目。こちらは短編集。どの話も不思議な話だった。捉え所がないというか。 結局あひるは何だったのだろうか。何かの暗示?の様にも思えた。主人公?の娘さんも本当に実在するのか、既に他界しているのか、何とも存在感のない印象。 読んだままの感想としては、あひるが入れ替わってもほとんどの人が気付きもしない。表面しか見ていないのか、愛玩と言う目的が達成出来たら個体としては意味をなさないのか、不気味さを感じた。 ほか2作はどちらもおばあさんの話。それぞれ立ち位置は違うが、子供達の支えになって役目を終えたのかな。
Posted by
狂気かつユーモアが融合した独自の世界観はさすが。執筆ペースが遅めなので、最新作が出るのを心待ちにしてます。
Posted by
140ページで薄いからすぐ読めました それほどこわい小説でもなく 子供のこわかったお話を聞いている様な どうゆうこと?って感じで 少し不安な不気味な感じ
Posted by
どの話も、何処か歪な物を感じる作品。 星の子と同様、子供目線が故にあった事は 無かった事にはならず子供の話を通して 家族や周りの大人の歪さが浮き彫りにされて 余計に不安にさせる。
Posted by
不思議なお話 ちょっと不気味でもある みんなどーした? 最後輪になって・・・ チャンチャンかな
Posted by
温かいようで、時間が経てば経つほど奇妙さが増してくる不思議な作品。子供ならではの残酷さも感じられる。 詳しい解説を聞きたいような、このままぼんやりと気味悪さを残しておきたいような。もしかしてアヒルって孫を授かるための儀式に使われたんじゃ…!とか、深読みしすぎるとどんどんドツボに...
温かいようで、時間が経てば経つほど奇妙さが増してくる不思議な作品。子供ならではの残酷さも感じられる。 詳しい解説を聞きたいような、このままぼんやりと気味悪さを残しておきたいような。もしかしてアヒルって孫を授かるための儀式に使われたんじゃ…!とか、深読みしすぎるとどんどんドツボにはまってしまいそうですね。
Posted by
小川洋子さんのラジオで紹介されていた。装画はかわいいあひるだが、内容は不気味、ザワつく、モヤモヤ。それも劇的なものではなくて、日常の心の移り変わりだったりするのが見事。「おばあちゃんの家」と「森の兄妹」は連作だった。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
童話のような柔らかな世界の中に、 ゾクゾクするような怖さが垣間見える。 良い歳の姉はなぜずっと勉強してる? 家族と思われてないのか? なぜ誕生会に誰も来なかったか? 鍵の少年は誰だったか? おばあちゃんはなぜ家の電話に出たか? モリオのお母さんはなぜ漫画を買えたのか? 主人公だけが「正」ではない表現が 非常にうまい作家である。
Posted by