女王さまの夜食カフェ の商品レビュー
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前作がよかったので図書館で借りました。 登場人物の心理描写がきめ細やかですんなり感情移入できます。 3つめのお話は、途中、こちらも苦しくなってしまって”お母さん、早くシャールさんの夜食食べてほしい"と思いながら読みました。 相変わらずシャールさんの言葉の一つ一つが素敵で心に沁みます。 表紙のイラストもお話に合っていてとても好きな雰囲気です。
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大好きなシリーズで、食事を味わうように読み進めました。どの章も、なぜかどこかで自分に繋がってくるところが不思議です。読み終わった時にじんわりあったかい、そんな感覚が好きです。
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なぜか、年末はこの本を読むべき予感がして… でもそれは悪寒だったみたいであと一話を残してインフルでダウン。 やっと復活… やはり最後の一話は年末のお話で、この本で読み納めしたかった… 冬至近くの先日、職場の友人と近所のカフェで過ごした。30年前、時折訪れていた素敵なお店。 店の...
なぜか、年末はこの本を読むべき予感がして… でもそれは悪寒だったみたいであと一話を残してインフルでダウン。 やっと復活… やはり最後の一話は年末のお話で、この本で読み納めしたかった… 冬至近くの先日、職場の友人と近所のカフェで過ごした。30年前、時折訪れていた素敵なお店。 店の真ん中に大きなテーブルがあって、カウンターで常連さんがマスターやママと楽しくおしゃべり、時々悩み相談。 常連さん達は知り合いではないらしいのに、不思議とどこかで繋がってる。地元だからだけど。 出してくれるお料理は、本物の味。 店主がドラァグクイーンなわけではないのです。 でも、まるでマカン・マランのよう。 カフェにいる時は気づかなかったのが事実。 この2巻を読んでる途中にそう思ったわけで、実はマカン・マランのようなお店って身近にあるのかも。 三人子育てしているとカフェで一人時間なんて夢のようだし、友人と会うときはついチェーン店で済ませてしまう。でも… もう少し自分を大事にしてもいいんじゃない ってシャールに言われた気がした。 家族の看病含めた自分のインフル疲れを癒してくれた良書。 ブクログの皆さんが絶賛するのも納得です。
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バリのガムランを流しながら読んでみた。お店で流れているクラシックも、その都度流してみた。本当にお店にいるような気持ち…!自分を大切にしたいなと思えるお気に入りのシリーズ第2巻。
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シリーズの中でこの2作目が1番グッときました。特にトルコライス回は、自分は経験したことのない立場のお話だったけど、主人公の頑張りすぎて思い詰めてしまう気持ちはすごく共感できて、思わず泣いてしまいました。 そして、今回も美味しそうなお夜食の数々。 竜田揚げにおうどん、、あ〜〜食べたい!!
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一冊めよりも、よりよく物語が沁みた… それぞれ思い悩んでることも、それでよしって認めてくれて、視座をずらしてくれる店主シャール。自分が変わると、周りの人への見方も変わる。余裕があれば、ひとに優しくなれる。つらさを知ってるからこそ、暖かく包み込んでくれる言葉がより真実味をもってくる...
一冊めよりも、よりよく物語が沁みた… それぞれ思い悩んでることも、それでよしって認めてくれて、視座をずらしてくれる店主シャール。自分が変わると、周りの人への見方も変わる。余裕があれば、ひとに優しくなれる。つらさを知ってるからこそ、暖かく包み込んでくれる言葉がより真実味をもってくる、いい物語。3冊めも早く読みたい。
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前作を知らずに表紙の可愛さで手に取ったけど、大当たり。登場人物がそれぞれさまざまな悩みを抱えながら、マカン・マランで自分を見つめ直し、前を向いていくお話。油断してたら泣きそうになるシーン出てきた。 読後感が素晴らしかったので、続きも読んでみる。
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居場所が、友達がいない「ない」人間だと思ってる女性 漫画家の夢を捨て、実家の温泉宿を経営しなければならなくなった男性 子供の頃からのしがらみに掴まれて、子供に過剰に構ってしまう女性 ドラッグクーインの主人と旧友、娘が理転すると言い出した男性 それぞれの話が心温まる解決をしていく...
居場所が、友達がいない「ない」人間だと思ってる女性 漫画家の夢を捨て、実家の温泉宿を経営しなければならなくなった男性 子供の頃からのしがらみに掴まれて、子供に過剰に構ってしまう女性 ドラッグクーインの主人と旧友、娘が理転すると言い出した男性 それぞれの話が心温まる解決をしていく物語。 出てくるお料理も美味しそう! もしこのお店があったら通いたくなる…
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前作と繋がりつつ、違う悩みのある人々が訪れる。でも、その悩みは自分にも心当たりがある。私もシャールさんの言葉に救われている気がします。
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読み終わってほっこりできる作品。 今回は親子関係に関わる話だったのでは? 第三話に出てきた未央の子どもに対する不安や苛立ち、愛情等自分が子育てしていた時に感じた思いに似ていて胸が痛くなりました。 私の近くにシャールの様な人がいたら、もう少し違った子育てができたのかなと思いました。...
読み終わってほっこりできる作品。 今回は親子関係に関わる話だったのでは? 第三話に出てきた未央の子どもに対する不安や苛立ち、愛情等自分が子育てしていた時に感じた思いに似ていて胸が痛くなりました。 私の近くにシャールの様な人がいたら、もう少し違った子育てができたのかなと思いました。 親の心子知らず。子の心親知らず。 たとえ親と子であっても、ひとりひとりが別の人間 私ももっと早くに息子を1人の人間と理解し、認めてあげ見守ってあげたら、今の関係も違ったのかなと感じる本でした。
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