女王さまの夜食カフェ の商品レビュー
続編、変わらず好き。きっと心が疲れているタイミングで読むとさらに沁みるんだろうな。わたしは体は疲れていても心は爆裂元気なので、なんていうか見守る目線で読めました。
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これから徐々にシャールさんにもよいことがありますように。そんな思いで読み終えました。 不思議なことにマカン・マランのシャールさんに出会うと、誰もが本音を話せてしまいます。自分のことばかり話す人は多いですが、人の話を真摯に聞いてくれる人は、案外少ないからかもしれません。いつのまに...
これから徐々にシャールさんにもよいことがありますように。そんな思いで読み終えました。 不思議なことにマカン・マランのシャールさんに出会うと、誰もが本音を話せてしまいます。自分のことばかり話す人は多いですが、人の話を真摯に聞いてくれる人は、案外少ないからかもしれません。いつのまにか心の奥底にしまっているものと向き合え、優しいお料理をいただき、癒されて前を向いていきます。時々、粗っぽいけれど真っ正直なジャダさんの言葉にもはっとさせられます。ジャダさんのシャールさんへの思いはとてもまっすぐで好感が持てます。 自分がないことに悩む真奈、兄の方がいつも優先されていたことに傷ついていた裕紀、子育てに悩む未央、娘の進路に納得がいかない柳田。4人の気持ちは、私にも思い当たることがありました。落ち着いた優しい曲のなか、体をほっとさせてくれるおいしい料理、そして気づかされる言葉。マカン・マランにたどり着いたことで、前を向くことができるようになった人達の物語は、心に染み渡るような感じがしました。 蒸しケーキのトライフル 梅雨の晴れ間の竜田揚げ 秋の夜長のトルコライス 冬至の七種うどん どれも美味しそうでした。 親の心 子知らず 子の心 親知らず たとえ親と子であっても、一人一人が別の人間だ。 その人生を、他の誰かが負うことはできない。 子どもに対して、いつまでも親ができることは、見守ることぐらいですが、とても大切なことだと思います。見守ることだけというのは、案外難しいです。 他にも「皆、寂しくて、一生懸命。それでいいじゃない」、「一旦力を抜かないと新しい力は湧かないものよ」というシャールさんの言葉は、なんだか肩の力が抜けて、視界が広がった気がしました。 マカン・マランシリーズは、なんだか自分の悩みを聞いてもらっているような感じがします。ひとり、ふたりと、常連さんが増えていくのも、なんだか嬉しくなります。 本当に素敵な物語です。次作がすぐに読めるのがとても嬉しいです。
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大人視点での子供がよく描かれていて、まだ学生の自分に刺さるものがある。心情の描写のリアルさが好きです。シャールさんが登場人物と接するとき、たまにこちらの捻くれている部分まで見透かされる気持ちになる。でも、鬱々とした気分にならない。そこも良い所だと思う
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大好きなシリーズ。 見方を変えてみるって大事。自分視点だけで物事を判断しない。色眼鏡で見ない。私は本を読むことでそういう大事なことに気付かされる。この気持ち、大切にしたいです。
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友達に勧められて読んだ本。 シリーズ4作のうち、3冊読みました。 後、1冊読めるのが嬉しい。 暖かくて魅力的なマカン・マランの店主 私も会話してみたい! 私の身体の具合を推察してもらって、ピッタリのお料理を頂いてみたい! 身体の調子が整う、特製のお茶を頂いてみたい! 人の人生...
友達に勧められて読んだ本。 シリーズ4作のうち、3冊読みました。 後、1冊読めるのが嬉しい。 暖かくて魅力的なマカン・マランの店主 私も会話してみたい! 私の身体の具合を推察してもらって、ピッタリのお料理を頂いてみたい! 身体の調子が整う、特製のお茶を頂いてみたい! 人の人生を、豊かに変えてくれる マカン・マランのシャールさんに 焦がれて、会いたくなる本です。
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『マカン・マラン 23時の夜食カフェ』(古内一絵)が面白くて、続きが気になり手に取った『女王さまの夜食カフェ マカン・マランふたたび』。 『メンタル強め美女白川さん』(獅子)の白川さんに続き、今回はシャール姉さんから元気を頂いたと同時に…… 彼女の身に起きた一件でちょっと悲し...
『マカン・マラン 23時の夜食カフェ』(古内一絵)が面白くて、続きが気になり手に取った『女王さまの夜食カフェ マカン・マランふたたび』。 『メンタル強め美女白川さん』(獅子)の白川さんに続き、今回はシャール姉さんから元気を頂いたと同時に…… 彼女の身に起きた一件でちょっと悲しくなった…。 人生ってホント儘ならん。 話は変わりますが…… 最近予定が詰まっている割には読書の進み具合が比較的スムーズな気がする。
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お気に入りのシリーズ。 順番をバラバラで読んでしまったので、私にとってはこれが最後。 相変わらずシャールの懐の深さと、料理の温かみが伝わってきて、温かい気持ちになる作品だった。 周りに迎合して、でも不満を持っていてというのは、今の自分と照らしても少し重なる部分がある。 違うことの...
お気に入りのシリーズ。 順番をバラバラで読んでしまったので、私にとってはこれが最後。 相変わらずシャールの懐の深さと、料理の温かみが伝わってきて、温かい気持ちになる作品だった。 周りに迎合して、でも不満を持っていてというのは、今の自分と照らしても少し重なる部分がある。 違うことの強さを持てる人になりたいなと感じた。
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古内さんの作品を続けて読破 短編が夜食カフェで暖かく繋がりをもつ古内作品はとても心地好く心が潤いました
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「生きてくのって、寂しいのよ」 マカン・マラン シリーズ第2弾。 今回は同年代(30代前後)の女性が主人公のお話が多く、不安定な雇用や実母との確執、子育てなど女性なら立場は違えど一度は直面し、共感出来るものばかりでした。 その女性たちがマラン・カランで美味しいご飯とシャール達...
「生きてくのって、寂しいのよ」 マカン・マラン シリーズ第2弾。 今回は同年代(30代前後)の女性が主人公のお話が多く、不安定な雇用や実母との確執、子育てなど女性なら立場は違えど一度は直面し、共感出来るものばかりでした。 その女性たちがマラン・カランで美味しいご飯とシャール達の存在に救われていくことで、なんだか自分も一緒に救われ、慰められたような気持ちになれる、温かな1冊でした。
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今回もしみじみとよかった。。。。 みんなみんな疲れている。ままならない日常に。 そんな疲れた心をじんわりと暖めてくれるシャールさん。 次作も読みます。
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