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女王さまの夜食カフェ の商品レビュー

4.4

417件のお客様レビュー

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    179

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  3. 3つ

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2025/11/25

『女王さまの夜食カフェ』を読み終えると、胸の奥がじんわりあたたかくなる。物語に出てくる夜食はどれもおいしそうで、深夜の静けさに灯る小さな光みたいだ。登場人物はみんな少し寂しくて、でも一生懸命に生きている。その姿がふと自分の生活とも重なる。 専業主婦として、母として、子どものことに...

『女王さまの夜食カフェ』を読み終えると、胸の奥がじんわりあたたかくなる。物語に出てくる夜食はどれもおいしそうで、深夜の静けさに灯る小さな光みたいだ。登場人物はみんな少し寂しくて、でも一生懸命に生きている。その姿がふと自分の生活とも重なる。 専業主婦として、母として、子どものことに悩む日々――そんな気持ちに寄り添う言葉が、物語のあちこちにそっと置かれていて、読後にやわらかく心に残った。

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2025/11/20

前作と同じ温度感で、迷える子羊たちがシャールの元にやってくる。お店の雰囲気と美味しい料理とあたたかい人と言葉に癒される。

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2025/11/20

シャールさんお帰りなさい 完璧主義だったわたし 今日からは人に流されず思い詰めずに自分らしく過ごそうって思う

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2025/11/15

こんなお店あったらいいな。ふらっと寄って他愛もない話ができるといいなと思う。一作目でシャールさんが入院してしまって、どうなることかと思ったが、戻ってきてくれてほっとした。温かな世界観にどっぷり没入し、あっという間に読み終えてしまった。

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2025/11/14

マカンマランの二作目 どの話も読んでいると優しい気持ちになれる 登場人物たちも救われるようにわたし自身も浄化される感じ

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2025/11/09

前作を読んでから随分時間が経ってしまったので それぞれの細かい背景をあまり思い出せないまま読みましたが、それでも4つのお話はどれも心温まるものばかりでした。 春、梅雨、秋、冬至と季節が移り変わっていくのも良かったです。 ラストの冬至のおうどんの話が、静かで悲しくてでも温かくて気...

前作を読んでから随分時間が経ってしまったので それぞれの細かい背景をあまり思い出せないまま読みましたが、それでも4つのお話はどれも心温まるものばかりでした。 春、梅雨、秋、冬至と季節が移り変わっていくのも良かったです。 ラストの冬至のおうどんの話が、静かで悲しくてでも温かくて気に入りました。

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2025/11/06

マカン・マランシリーズを読むと心の奥底からすごく暖かい気持ちになれます。料理ってあたたかな気持ちになれますよね。この本も実際にそのような本でした。色々な事情がある登場人物達がマカン・マランと出会い、時には運命だって変わってしまうところが面白いです。

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2025/11/02

なぜあなたはそんなに優しいの?―それは寂しいからじゃないかしら。人は寂しいから優しくて、一生懸命。一生懸命な私たちのために乾杯…。 マカンマランシリーズ2冊目。本シリーズは、商店街の裏路地にある中庭付きの一軒家で、ドラァグクイーン・シャールさんが夜食の賄いを提供する夜カフェの話...

なぜあなたはそんなに優しいの?―それは寂しいからじゃないかしら。人は寂しいから優しくて、一生懸命。一生懸命な私たちのために乾杯…。 マカンマランシリーズ2冊目。本シリーズは、商店街の裏路地にある中庭付きの一軒家で、ドラァグクイーン・シャールさんが夜食の賄いを提供する夜カフェの話。2冊目もじんわり心に栄養が行き渡るようなオムニバス小説。 前作は、ガン闘病中のシャールさんが手術し常連客が無事を祈る…というところで終わった。本作は、そんなシャールさんが入院先から帰宅するのを迎える妹分ジェッダの話から始まった。 桃が浮かぶ甘酒のデザート、失敗したスポンジで作るトライフル、少しだけハメを外したいときのトルコライス、冬至の日に食べる七草うどん。カフェ、マカンマランではゆったりと季節が巡る。 そして新たに店に訪れるようになる悩める人たち。本作では家族の悩みに関するエピソードが多かった。兄にコンプレックスをもつ弟、発達障害かもしれない息子を持つ完璧主義の母親、そしてカミングアウト後に父親に絶縁されてしまっているシャールさん自身。 親の期待通りになれない子どもとそれに向き合う親子それぞれ。親の心子知らずだが、子の心親知らずでもある。そして、家族だからといって全てを話さなくてもいいということ。家族だからこそ悩みは深いということ。すべてを抱えて生きていく。 2巻目になり常連客が増え、店は前作よりもワイワイ賑やかな雰囲気だ。人が集まると人間関係が幾重にも重なり良い意味で複雑さを増し、キャラクターの新たな面が出てくる。シャールさんは相変わらず素敵。本作では、「仮の姿」である男性としてのシャールさんこと御厨清純もたくさん出てくるのも見どころだ。

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2025/10/30

読了後、なんだか穏やかな気持ちになる作品だった。 自分は、どうやら柳田の登場する話しが好みのようだ。 柳田の推しらしい。

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2025/10/26

毎話泣いてしまった マカンマランに出てくる人、いろんな苦労葛藤に共感しながらも、夜食カフェで話すシャールとのやり取りがあたたかすぎて読むたびに泣いてしまう 大切な宝物になる言葉が沢山あるし 味方になってくれるこの本が大好き 第4話の最後、ぽっかぽかな気持ちになって最高の読了。...

毎話泣いてしまった マカンマランに出てくる人、いろんな苦労葛藤に共感しながらも、夜食カフェで話すシャールとのやり取りがあたたかすぎて読むたびに泣いてしまう 大切な宝物になる言葉が沢山あるし 味方になってくれるこの本が大好き 第4話の最後、ぽっかぽかな気持ちになって最高の読了。素晴らしすぎる

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