女王さまの夜食カフェ の商品レビュー
この本を読むと心が洗われる。 様々な悩みを持った人たちがふとした拍子にマカンマランれ誘われ(いざなわれ)、シャールさんの優しい言葉に救われる。 本を読む自分が持つ悩みも、シャールさんが作る美味しい夜食と共に咀嚼される。
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このシリーズ大好きです。 優しく包んでくれるシャールさんを今回は柳田先生が 見守ってくれていて親友って素敵だなと思えました。 今日は新作の発表もあり、いい日に読めてよかった。
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「マカン、マラン」の第二作目となるこの本。 基本的なストーリーは前作と同じ。 人は誰でも悩むことや嫌に思うことはあるはず。 そこで、寄りどころのような居場所があれば自分に正直に生きることができるよね。 ふと手を差し出してくれるシャール、正直なジャダ、心まであたたまる料理、暖かい空...
「マカン、マラン」の第二作目となるこの本。 基本的なストーリーは前作と同じ。 人は誰でも悩むことや嫌に思うことはあるはず。 そこで、寄りどころのような居場所があれば自分に正直に生きることができるよね。 ふと手を差し出してくれるシャール、正直なジャダ、心まであたたまる料理、暖かい空間に包まれること、素敵だなあ。
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ドラァグクイーンが切り盛りするマカン•マランでの会話、食事を通して悩みを軽くしてくれる話の第二段。第一話は会社の人間関係に悩まされてるOLが自分を取り戻す話。自分をどうでもいい、役に立ってないと、決めつけてる人に対して何かしら人を思って行動することで役に立ってる人のつながりはそういうことの積み重ねだと教えてくれる。第二話は漫画家を目指してるけど実家を継ぐことになり悩む話。誰かは誰かの代わりにはなれない、なる必要もないことを教えてくれる。第三話は子供の成長に悩む母親の話。よくよく見れば、一人一人に特徴がある。ややもすれば、自分の子には自分がされた嫌なこともしてしまう。子供子供の特徴をみて過ごして行くことが大切だと感じる話。第四話は、高校生の娘が進路変更することに悩む父親の話。親の心子知らず、子の心親知らず。子供の時間に余裕を持たせ価値ある人生をどうすれば築けるかを考えることが大切だと教わった。人生にとって何が大切かを考えさせてくれる。
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見事にこのシリーズハマってしまいました... 大好きです泣 こんなお店があったら素敵だな... そして ここにでてくる登場人物 本当に魅力的で大好きです。 続編も借りているので... 続けて読みますっ!
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心にしみる物語が詰まった夜食カフェが再び読めるのは嬉しかった♪ ドラァッグクイーンのシャールの優しい料理と不思議な時間が、迷いや疲れをそっと癒してくれる。 日常に小さな奇跡をくれる、ちょっと切ないけれど心温まる一冊。
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マカン・マラン2作目 すべての話を自分ごとのように読める。境遇も夢も違うのに。さくさく読めてしまう 「生きてくのって、寂しいのよ」 「見知らぬ人たちと密着することを嫌悪しながら、どこにいるのかも分からない見知らぬ人たちの"独り言"に目を凝らす。 よくよく考...
マカン・マラン2作目 すべての話を自分ごとのように読める。境遇も夢も違うのに。さくさく読めてしまう 「生きてくのって、寂しいのよ」 「見知らぬ人たちと密着することを嫌悪しながら、どこにいるのかも分からない見知らぬ人たちの"独り言"に目を凝らす。 よくよく考えると、やっぱりどこか異様な状況だ。」 順風満帆でなにもかも思い通りの人生を望む人が大多数、だってこんな世の中だもん。 幸せになるには、定職について、安全で効率的な道を選んでほしい。建設的に生きた方が資本主義の世界では成功するから。 でもそんな生き方ばかりに執着すればするほど幸せって遠のいていくよね、、 シャールさんのような波瀾万丈な人に会いたい!
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登場する4人の置かれている状況、背景は違っていても、共感できた。 また、4人へのシャールの言葉で、とても前向きになれた。 うまくいかない時、自分に自信が持てない時に、また読み返したい。 *お気に入り* 一旦力を抜かなきゃ、新しい力は湧かないものよ。たまにはサボりなさい
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やりがいのあった会社はストレスで辞めて、単純作業の派遣社員として淡々と気持ちの沈むなか生活してた。 ー ここはまるで深い海の底のようだ。 形も色も違う魚たちが、思い思いに揺蕩っている。 自分は今まで、なんて窮屈な水槽にいたのだろう。 56ページ ー
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2016年出版。シリーズ第2作。巨大なオカマ、ではなくドラァグクイーンである中心人物。今作は旧友であるメタボの教員の視点を主として描かれる。マイノリティだが腐らず。不貞腐れて反抗するのではなく、寂しいので人に優しく。で、心温まるお話ではあるのだが。「食と、その配慮に癒される」に重...
2016年出版。シリーズ第2作。巨大なオカマ、ではなくドラァグクイーンである中心人物。今作は旧友であるメタボの教員の視点を主として描かれる。マイノリティだが腐らず。不貞腐れて反抗するのではなく、寂しいので人に優しく。で、心温まるお話ではあるのだが。「食と、その配慮に癒される」に重点が置かれるので、厳しい現実で疲弊する様子が執拗に描かれるのは前作と同じく。途中で疲れて、少々流し読みした。
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