やり抜く力 GRIT の商品レビュー
やり抜く力は、情熱と粘り強さの2つの要素から成るということがよくわかった。 内容としては纏まりに欠けてるように感じた。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「情熱」と「粘り強さ」を持つ人が結果を出す 要するにどんな分野であれ大きな成功を収めた人たちには断固たる強い決意があり、それが二つの形となって表れていた。 第一にこのような模範となる人たちは、並外れて粘り強く、努力家だった。 第二に自分が何を求めているかよく理解していた。つまり決意だけでなく方向性も定まっていたのだ。 「才能」に対するえこひいきが弊害をもたらす可能性がある最大の理宇宇は単純で。「才能」だけにスポットライトを当てることで、他のすべてが影の覆われてしまう危険性があるからだ。 自分が楽だから人を神格化する 「あまりに完璧なものを見た時、我々は「どうしたらあんな風になれるのか」とは考えない」。その代わりに「魔法によって目の前で奇跡が起こったかの如く熱狂してしまう」。 「哲学」がなければ失敗する。 自分は人生で何をしたいかを明確にする ウォーレンバフェットの「目標達成方法」 自分の目標を25個紙に書き出す 自分にとって何が重要かをよく考え、もっとも重要な5つの目標に〇をつける 丸を付けなかった20個の目標を目に焼き付け、この20個の目標には今後絶対に関わらないようにする。(気が散るから) 現実が作用する「成熟の原則」 新しい状況に適応し、その状態がすっかり定着することで自分のアイデンティティが向上する。→自分は一度決めたことはやり通す やり抜く力を強くする4ステップ 興味:自分のやっていることを心から楽しんでこそ「情熱」が生まれる。必ずしも楽しいことばかりではないが、目標に向かって努力することに喜びや意義を感じることが出来ていた。 練習:「粘り強さ」表われは、「昨日よりも上手になるように」と、日々の努力を怠らないことだ。 目的:自分の仕事は重要だと確信してこそ「情熱」が実を結ぶ。自分の仕事は他の人の役にも立つと確信できることが重要 希望:希望は困難に立ち向かうための「粘り強さ」だ。希望を持ち続けよう。 エキスパートたちは「3つの流れ」で練習する ある一点に絞って、ストレッチ目標(高めの目標)を設定する エキスパートたちは既に特異なところをさらに伸ばすのではなく、舞台的な弱点の克服に努める。自分がまだ達成していない困難な目標を選ぶ。 しっかり集中して、努力を惜しまずに、ストレッチ目標の達成を目指す エキスパートほど終わった後のフィードバックを熱心に求める 改善すべき点が分かった後は、上手くできるように何度でも繰り返し練習する ストレッチ目標を完全にクリアできるまで、以前は出来なかったことが、すんなりと完璧にできるようになるまで。できないと思っていたことが、考えなくてもできるようになるまで。 「意図的な練習」を毎日一人で何時間も行っている。ルーティンをきっちりこなし、習慣を忠実に守るのだ。 楽観主義者は無力感を乗り越えられる 楽観主義者も悲観主義者も同じように辛い出来事を経験するが、受け止め方が異なる。 楽観主義者:自分の苦しみは一時的で億艇の原因があると考える 悲観主義者:自分の苦しみは変えようのない原因のせいにして、自分にはどうすることもできないと考えてしまう 鉄人は楽観的に考えるマインドセットが努力できるかどうかを決める マインドセット やればできるの研究 脳は筋肉のように鍛えることが出来る 知能や才能はトレーニングで大きく向上する 楽観的に考える練習をすること:レジリエンストレーニング、ポジティブ心理学 おとなも子供も「やり抜く力」が身につく4つのルール 家族全員一つはハードなことに取り組む やめてもよいが、一度決めた期間はやり抜く ハードなことの内容は自分で決める あたらしいことでも、今やっていることでも、最低でも一つのことを2年間は続けなければならない 暗唱でやり抜く力を伸ばす
Posted by
学歴社会であるアメリカにおいてベストセラーになった本であり、アメリカにおいてGRITがどうとらえられているのか気になった。 作者の主張は一貫して以下のようなことである。1.才能に焦点が当たりがちだが、GRITは同等以上に重要。2.なぜならスキルを身に着けるのはGRITによるものが...
学歴社会であるアメリカにおいてベストセラーになった本であり、アメリカにおいてGRITがどうとらえられているのか気になった。 作者の主張は一貫して以下のようなことである。1.才能に焦点が当たりがちだが、GRITは同等以上に重要。2.なぜならスキルを身に着けるのはGRITによるものが大きく、またアウトプットはスキルと粘り強いトライ(GRIT)の掛け算であるから。3.自分が情熱を注ぎ続けられる分野に、長きにわたって努力を注ぐことで、GRITが高いとあるといえる。4.GRITはプロフェッショナル環境に身を置くことや幼少期の育て方によって、後天的に伸ばせる。 特に2の主張はスタンダードだが、自分の経験上も納得できるものが大きい。 GRITは根性論とか気質として片付けがちだが、確固たる能力として見直して、自分自身についても自省したいと思う。 書評としては、おそらく自分がアメリカではやった自己啓発書の類をそれなりに読んだことがあることから、全体感として真新しい主張ではない(選択と集中、目的化、カイゼンや習慣化、など)。とはいえ、これらを著者なりの切り口やデータソースでまとめているとこは、インプットに値する。
Posted by
やり抜く力(長期的な目標に向けた情熱と粘り強さ)によってより人生は豊かになる。 まさしくその通りだと思うし、当たり前のことを言っているようでものすごい難しいこと、ということも理解している。ただ、やり抜く力の伸ばし方に関してもこの本で学べたので、意識して毎日を過ごしたい。 まずは...
やり抜く力(長期的な目標に向けた情熱と粘り強さ)によってより人生は豊かになる。 まさしくその通りだと思うし、当たり前のことを言っているようでものすごい難しいこと、ということも理解している。ただ、やり抜く力の伸ばし方に関してもこの本で学べたので、意識して毎日を過ごしたい。 まずは、自分の興味あることにたいして、長期的な目標を掲げて、一歩ずつでも前に進めるようにしたい。
Posted by
多種多様な情報や選択肢がある現代においては、珍しい内容の本だった。一方、こう言う時代だからこそ【やり抜く力】は重要だと改めて認識出来た。
Posted by
モチベーション動画ならぬモチベーション書籍。 継続的な努力と粘り強さの大切さが身に染みている人からすると、やや今更感があるかも。 ただ、その大切さの証左として、アカデミックなアプローチや各分野の第一人者のインタビュー等を通じて得られた客観的、共通的根拠を示したことに、この本の価値...
モチベーション動画ならぬモチベーション書籍。 継続的な努力と粘り強さの大切さが身に染みている人からすると、やや今更感があるかも。 ただ、その大切さの証左として、アカデミックなアプローチや各分野の第一人者のインタビュー等を通じて得られた客観的、共通的根拠を示したことに、この本の価値を感じた。 辛い挑戦にも粘り強く取り組もう。
Posted by
才能があることが素晴らしいのは当然だが、それを生かせるのは努力もしているからこそ。 やり抜く力を育てるには、目標を決める、72年以上は意思を持って続ける。子供にその姿を見て学ばせる。 やり抜けないから困っているのに、とりあえず頑張れって感じだった。
Posted by
成功している人に共通しているものが何なのかを教えてくれる本書。 才能がある人が成功するのではなく、目標に向けて、努力を続ける事が大事であり、やり続ける事が重要である。最終的に勝つ事が出来れば、今までの失敗は無かったことになる。勝つまでやり続けることが重要。 最終的に勝つ為に自身も...
成功している人に共通しているものが何なのかを教えてくれる本書。 才能がある人が成功するのではなく、目標に向けて、努力を続ける事が大事であり、やり続ける事が重要である。最終的に勝つ事が出来れば、今までの失敗は無かったことになる。勝つまでやり続けることが重要。 最終的に勝つ為に自身も努力をし続ける事を意識していきたい。
Posted by
今までもたくさん“習慣”をテーマにした書籍は読んできた。こうした人は多くいると思う。 そうした中でそれを“続ける”ことの難しさを変えるためのヒントを得るために私はこの本を読んだ。 読了しての感想としては正直、他の書籍にも書かれている通り『タスクを小さくして、成功(成果)を重ねて...
今までもたくさん“習慣”をテーマにした書籍は読んできた。こうした人は多くいると思う。 そうした中でそれを“続ける”ことの難しさを変えるためのヒントを得るために私はこの本を読んだ。 読了しての感想としては正直、他の書籍にも書かれている通り『タスクを小さくして、成功(成果)を重ねていく』こと。そしてそれを継続していくこと。 本の形は変われど結局これしかないのだなという答えに辿り着けたのは良かったという感想。
Posted by
とても読み応えのある一冊。 優れている人を見た時、才能が違うとか思いがちだが、結果を出している偉人たちは才能に恵まれたから結果が出せたのではない。並外れた努力と、結果が出るまでやり抜く力。これが備わっていたから最終的に結果として現れたのだ。 本書には子育てに大切なことも書かれ...
とても読み応えのある一冊。 優れている人を見た時、才能が違うとか思いがちだが、結果を出している偉人たちは才能に恵まれたから結果が出せたのではない。並外れた努力と、結果が出るまでやり抜く力。これが備わっていたから最終的に結果として現れたのだ。 本書には子育てに大切なことも書かれていて、自分が親になる時にはその部分をもう一度読みたいと思った。
Posted by