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アンマーとぼくら の商品レビュー

3.7

328件のお客様レビュー

  1. 5つ

    67

  2. 4つ

    115

  3. 3つ

    104

  4. 2つ

    18

  5. 1つ

    3

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2021/07/08

久々の有川さん作品。離婚とかでもなく死別しての新しい家族って、ましてこの速さでは心の整理がつかないですよね。そういう所も書きつつ、お互いの歩み寄りで親子になっていくってすごいですね。それにしてもお父さん!頑張って!!

Posted byブクログ

2021/07/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ファンタジー的展開もあって結局あの3日間が何だったのか明確にはわからないところは少しもやっとした。ただあの3日間が幻でなく確かにおかあさんを楽しませることができてたと思うところは良かったとおもう。感動する作品だし読んだあと読んでよかったと思える作品だった。

Posted byブクログ

2021/06/08

沖縄の美しい情景、神聖な雰囲気に 心癒されながら読み進んだ。 大好きだった母親が癌で他界し 父親がすぐに再婚、その上強引に 沖縄に転居することになった主人公。 豪快で配慮を知らない子どもみたいな 父親に理不尽さをぶつけたいが それができない主人公の心情を思うと、 可哀想で応援し...

沖縄の美しい情景、神聖な雰囲気に 心癒されながら読み進んだ。 大好きだった母親が癌で他界し 父親がすぐに再婚、その上強引に 沖縄に転居することになった主人公。 豪快で配慮を知らない子どもみたいな 父親に理不尽さをぶつけたいが それができない主人公の心情を思うと、 可哀想で応援したくなった。 でも父は父で主人公への愛が確かに あったことが最後の手紙でもよくわかる。 親になった自分は親子どちらの 気持ちもよくわかるので、 あまりの理不尽さに耐えられず 一人で北海道に帰ろうとした 主人公に共感して涙が出たし、 お母さんが最期に 「お父さんを許してあげてね」 と言った子どもへの深い愛も理解できた。 自然と主人公に寄り添うように 読んでいた私が最も印象的だったのは、 晴子さんを初めて「おかあさん」 と呼んだ場面。 その時の複雑な気持ちの揺れ動きや 決意がわかる言葉に主人公の成長を 感じられて優しい子だなとぐっときた。 主人公が経験した母との3日間は 夢だったのか、心で繋がっていた ということなのか、沖縄が二人に 時間をくれたということなのか、 不思議な、温かい気持ちが余韻として残った。 やっぱり有川浩さんが好き。

Posted byブクログ

2021/07/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

久しぶりに小説を読破できて、まずわかったのが小さい頃はあんなに小説大好きだったのにいつの頃からか読まなくなったわけ、映画以上に考える種が多すぎてすすまないし体力つかうからなんだろうなあ。映画にはまりはじめてからそれは余計に。 大事なこと沢山つまってた。 現実をみてるふりしてつねに逃避してるのかな 映画好き、旅好き、住んだ土地には戻らない、とか よくいえば、すべてに挑んでいきたい お父さんを他人が責めることなんてできない 責めるとしてもお母さんしか責めちゃいけない しょっぱなのほうは読んでてつらくなる お母さん、すごいなあ、子供なんだからと諦めなきゃいけないひとと一緒にはこの先はいたくないと思ってしまう 金ちゃんいいやつ、大人だなあ 沖縄は振り向けばそこに猫、背中を押す要素がどんどんふえる〜 観光地の似顔絵売りを家族で、友達と、かいてもらうのしてみたい。 オジギソウって南にしか生えなくて沖縄以外で野生化するのは珍しい、知らなかったなぁー だからボルネオでみんなはあんなにも感動していたのか 子供の頃みかけたら必ずお辞儀させていたし今でも関東でそれっぽいの見かけたらお辞儀しないか試すあたりお父さんだな 魔除けの石敢當 沖縄特有のギザギザ岩場、残波海岸 この本携えて沖縄の顔を見てみたい。 雨の日は、よそ行きじゃない土地の顔がみられる 今と思い出の間に横たわる時間 故人を語るときは、きっとが連発される。まるで祈りのように。 結論、旅するように住みたいし住むように旅したい 自分の人生これにつきてるたぶん 土地に愛情はあるけど過去の自分をみたくないから、一度住んだ土地に住みたくないのもある 後からかりゆし58のアンマーがベースで書かれたって知った、アンマー大好きな曲だから余計うれしい

Posted byブクログ

2021/05/31

舞台が沖縄ならではの展開があふれていて、沖縄にというか沖縄で暮らす人に会ってみたくなった。(知り合いにはいないんだけど) 家族になっていく様がとてもいい。 そしてすてきな大人がひとり育った。

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2021/05/17

おかあさんと、お母さんと、お父さんとぼくの関係が気持ちいい。 おかあさんの気持ちと、ぼくの気持ちが温かくて、過去と今?が交錯してるのが不自然じゃなくて。 呪いにかかっちゃったんですね。 後悔するときが来たら、苦しむさ。 この2つがすごくいい。 そして、沖縄観光をしてみたくな...

おかあさんと、お母さんと、お父さんとぼくの関係が気持ちいい。 おかあさんの気持ちと、ぼくの気持ちが温かくて、過去と今?が交錯してるのが不自然じゃなくて。 呪いにかかっちゃったんですね。 後悔するときが来たら、苦しむさ。 この2つがすごくいい。 そして、沖縄観光をしてみたくなった。ウタキを巡り、残波岬を歩き、竜を見たくなった。チンピンを食べ、チャンプルーを食べたくなった。 いや、どれも行ったはずだけど、おかあさんのようには見えなかったから、もう一度見たいなぁ、と思った。

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2021/05/08

沖縄でワーケーションしたときに読んだ本。現地集合した友達と海辺であったとき、海に一人で立ちながら本を読んでいた私の姿に旧友は一瞬引いたらしい。その時読んでいた本です(なんじゃそりゃ)。 沖縄の風のように柔らかくあたたかい本だったという印象。現実と非現実が混ざり合うストーリーも、...

沖縄でワーケーションしたときに読んだ本。現地集合した友達と海辺であったとき、海に一人で立ちながら本を読んでいた私の姿に旧友は一瞬引いたらしい。その時読んでいた本です(なんじゃそりゃ)。 沖縄の風のように柔らかくあたたかい本だったという印象。現実と非現実が混ざり合うストーリーも、沖縄ならあるのかもしれないなあと思わせるような雰囲気でした。 「お父さん」「お母さん」「おかあさん」という家族の存在に心が揺さぶられます。最後のあたりはホロリと来ました。 私も家族に愛し愛されて生きてみたいなあ、とりあえず来世くらいでよろしくねと斎場御嶽にお願いしにいこうかなあと思うような本でした。

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2021/04/29

家族との絆にぐっと涙ぐむ場面がありました。主人公の『リョウ』とその父、そして二人の母親の話。沖縄を舞台に知らない名所も自分なりに妄想しながら、最後まで読ませて頂きました。人生に一度は、沖縄に行ってみたいです。

Posted byブクログ

2021/05/03

アンマーとぼくら 著作者:有川浩 発行者:講談社 タイムライン https://booklog.jp/timeline/users/collabo39698 著作者が描く不思議な家族愛にちょっと胸が熱くなる。

Posted byブクログ

2021/04/24

主人公が坂本竜馬ってのが狙ってるなって思っていたんだけど、ちゃんと理由があったことに読んでて納得しました。 沖縄を思い出しながら、読んでいて、景色が浮かべながら読んでいました。

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