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アンマーとぼくら の商品レビュー

3.7

328件のお客様レビュー

  1. 5つ

    67

  2. 4つ

    115

  3. 3つ

    104

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    18

  5. 1つ

    3

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2021/03/29

有川ひろのアンマーとぼくらを読みました。 主人公の竜馬の父親は自然写真家ですが、子供っぽさが抜けないちょっと困った大人でした。 北海道に住んでいた実の母親が病気で早くに亡くなってしまったあと、父親は沖縄のガイドをしていた晴子さんと結婚し、竜馬は沖縄で父親と新しい母親晴子さんと生...

有川ひろのアンマーとぼくらを読みました。 主人公の竜馬の父親は自然写真家ですが、子供っぽさが抜けないちょっと困った大人でした。 北海道に住んでいた実の母親が病気で早くに亡くなってしまったあと、父親は沖縄のガイドをしていた晴子さんと結婚し、竜馬は沖縄で父親と新しい母親晴子さんと生活することになります。 晴子さんに屈折した感情を持ちながら成長した竜馬は沖縄を飛び出して東京で就職します。 物語では、竜馬は晴子さんと沖縄の観光地を巡る3日間の夢を見ています。 父親のこと、なくなった母親のこと、晴子さんのこと、沖縄の風景を思い出しながら。 konnokは出不精なので旅行については興味がないのですが、美しく描かれている沖縄の風景を一度観光してみたいな、と思ったのでした。

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2021/04/03

話の中で、クスッと笑えるところが何度か出てきて面白かった。 有川浩さんぽい、キュンキュンするところはあまりでてこなかったお話しだった。 この本を読んで恋がしたくなりました。 ずっと愛せる誰かはできるのか。

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2021/03/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

う~ん、有川浩さんの作品の中ではいまいちの部類かな~。とりあえず父親が、まあ憎めないタイプなんだろうけど正直僕は嫌いなタイプでした^^;。あと、二人の嫁さんも何と言うか男にとって都合が良すぎる人って感じで、絶対にこんな人居ないだろ感がハンパ無かった(笑)。ただ、二人目のお母さんはホント良い人で、そしていつまで経っても恋する乙女な感じでかわいかったです☆

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2021/03/17

クライマックスまでは、ファンタジーながらも感動的な家族の絆の話がすんなり入ってきたけど、最後がファンタジー過ぎて訳がわからなくなった。 何が起こったのだ?と。 有川さんの作品はほとんど読んでいるけど、残念ながら、今作は私には合わなかった。 沖縄に御嶽巡りに行きたくなったな。

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2021/02/24

優しく愛くるしい物語。 「お父さんを許してあげて。」 小学生の僕に遺した母の最期の台詞。 幾つになっても子どものままな父は、母の死の哀しみから癒えるよりも先に、新しいお母さんとなる晴子さんの暮らす沖縄へと僕を連れて来た。 まだ1年も経っていないのに…。 僕の母は、母しかいないのに...

優しく愛くるしい物語。 「お父さんを許してあげて。」 小学生の僕に遺した母の最期の台詞。 幾つになっても子どものままな父は、母の死の哀しみから癒えるよりも先に、新しいお母さんとなる晴子さんの暮らす沖縄へと僕を連れて来た。 まだ1年も経っていないのに…。 僕の母は、母しかいないのに…。 なのに父はたった4年でひとり旅だった。 僕と晴子さんを残して。 それぞれの愛と苦しみと哀しみが交差する濃密な3日間の物語。 父と母とお母さんと僕の物語。 ただただ、みんながみんなを愛している。 それだけ…それだけが詰まった優しい一冊。 2021/02/24 今年の2冊目

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2021/02/05

家族が何代にもわたってつながって幸せになっていく姿っていいなぁ。たとえ血が繋がっていなくてもそれ以上に心の繋がりを感じる。友達の金ちゃん、良すぎる。いい奴だ。

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2021/01/24

読んでる途中で泣きました。身近な人を亡くしつつも、幸せに生きてく登場人物たちのとても良いお話でした。中国に来て、隔離ホテルての週末に、初めて読み終わった記念すべき本にもなりました。

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2021/01/09

沖縄を旅しているみたいな気分になりながら、 家族の温かさにも触れられた作品でした。 三日間の旅と間に挟まれている回想シーンで ウルっとなる場面もあって、胸がいっぱいになりました。 家族の大切さ、家族との時間の大切さを 改めて感じました。 有川ひろさんらしい、とても素敵な一冊です。...

沖縄を旅しているみたいな気分になりながら、 家族の温かさにも触れられた作品でした。 三日間の旅と間に挟まれている回想シーンで ウルっとなる場面もあって、胸がいっぱいになりました。 家族の大切さ、家族との時間の大切さを 改めて感じました。 有川ひろさんらしい、とても素敵な一冊です。 いつか、沖縄をゆっくり旅したくなりました。

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2020/12/27

実の母が亡くなり、父が再婚して一緒に沖縄に移り住んだ「ぼく」。継母との生活が始まり、やがて父が亡くなる。そうすると、血のつながらない継母と二人だけの生活になる。 そういった事情を背景に、一緒に過ごした過去の思い出とともに、継母と沖縄の名所を巡る旅。 家族の絆、みたいな感情がメイン...

実の母が亡くなり、父が再婚して一緒に沖縄に移り住んだ「ぼく」。継母との生活が始まり、やがて父が亡くなる。そうすると、血のつながらない継母と二人だけの生活になる。 そういった事情を背景に、一緒に過ごした過去の思い出とともに、継母と沖縄の名所を巡る旅。 家族の絆、みたいな感情がメインなんだろうけど、あまり心に響いてくるところがなかった。タイトルもイマイチかなあ。

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2020/12/20

沖縄本島を旅した時のことを思い出しました。行ったことある場所ばかり出てくるので、景色が目に浮かび、主人公が似ている景色をしっかり思い浮かべながら読めたのも楽しかった。少年が死別した母と新しいおかあさんとを迷いながらの整理して受け入れて行く心の整理が丁寧に描かれながら旅行気分も味わ...

沖縄本島を旅した時のことを思い出しました。行ったことある場所ばかり出てくるので、景色が目に浮かび、主人公が似ている景色をしっかり思い浮かべながら読めたのも楽しかった。少年が死別した母と新しいおかあさんとを迷いながらの整理して受け入れて行く心の整理が丁寧に描かれながら旅行気分も味わえる巧みな作者の手腕に敬服です。とても楽しく読めて、途中、吹き出し笑いしてしまった。家族の形や友情について考えさせられました。

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