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許されようとは思いません の商品レビュー

3.5

100件のお客様レビュー

  1. 5つ

    10

  2. 4つ

    37

  3. 3つ

    36

  4. 2つ

    8

  5. 1つ

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2022/11/26

薄気味悪い雰囲気のミステリー五編の短編集。始めからそのまま読んで行くので、『姉のように』みたいな時間軸がズレた話は苦手。『目撃者はいなかった』と『ありがとう、ばあば』は、自分で自分の首を締めたなぁ、と思った。

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2022/11/05

著者、芦沢央さんの作品は、初読みになります。 本作を読むまでは、芦沢央さんは男性と思っていましたが、女性でしたね。 芦沢央さん、どのような方かというと、ウィキペディアには次のように書かれています。 芦沢 央(あしざわ よう、1984年2月13日 -)は、日本の小説家・推理作家...

著者、芦沢央さんの作品は、初読みになります。 本作を読むまでは、芦沢央さんは男性と思っていましたが、女性でしたね。 芦沢央さん、どのような方かというと、ウィキペディアには次のように書かれています。 芦沢 央(あしざわ よう、1984年2月13日 -)は、日本の小説家・推理作家。東京都生まれ。神奈川県川崎市在住。千葉大学文学部史学科卒業。 で、本作の内容は、次のとおり。(コピペです) あなたは絶対にこの「結末」を予測できない! 新時代到来を告げる、驚愕の暗黒ミステリ。かつて祖母が暮らしていた村を訪ねた「私」。祖母は、同居していた曾祖父を惨殺して村から追放されたのだ。彼女は何故、余命わずかだったはずの曾祖父を、あえて手にかけたのか……日本推理作家協会賞短編部門ノミネートの表題作ほか、悲劇をひき起こさざるを得なかった女たちを端整な筆致と鮮やかなレトリックで描き出す全五篇。 短編集だが、この中では、『姉のように』が、良かったかな。 読んでいくうちに、妙な違和感を覚えるのだが、最後まで読めば納得ですか。

Posted byブクログ

2022/08/28

ミステリー短編集 女の人の執念?みたいなものをすごい感じた こう決めたら絶対こうする 女って根に持つし執念深いし忘れない 姉のように、 が読んでて辛くて辛くて

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2022/08/12

2022.08.02 図書館で目に留まり借りてみた。 短編集は苦手だけど面白く読めた。 「許されようとは思いません」 村十分になっても同じ墓には入りたくないという執念と精神力?が怖い…のかや。 「目撃者はいなかった」 一番ハラハラと読めてオチも綺麗だった。自業自得だけどもうや...

2022.08.02 図書館で目に留まり借りてみた。 短編集は苦手だけど面白く読めた。 「許されようとは思いません」 村十分になっても同じ墓には入りたくないという執念と精神力?が怖い…のかや。 「目撃者はいなかった」 一番ハラハラと読めてオチも綺麗だった。自業自得だけどもうやめて!これ以上追い詰めないでってページをめくるのが怖かった。 「ありがとう、ばあば」 私の読み込みが足りないのか、結局タレントの卵の主人公の孫が何を考えてるのかいまいちわからず。 「姉のように」 主人公が虐待して娘を殺しちゃった方、てオチ。に見事に騙された! 「絵の中の男」 オチがよくわからなかった。

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2022/08/06

すべてゾッとするような恐いお話なんだけど、霊が出てくるようなものではなくて、人間の心の暗い部分を描いたもの。「姉のように」は特に最後のどんでん返しにやられた。

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2022/07/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

祖母は閉鎖的な村に嫁ぎ、晩年には不可解な殺人を起こす。孫の諒一は骨壺を収める為に村へ行くが、止めることに。

Posted byブクログ

2022/04/10

ミステリー短編集。 読んでて身震いするほどの重い展開の話ばかりで、その結末に、自分の倫理観、価値観を照らし合わせ、人の怖さ、社会の恐ろしさを味わえた気がする。また、段々とグレーから黒へと色が変わっていく物語に引き込まれた。 これがイヤミスなのか。 こんなに面白いのか。

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2022/02/17

芦沢央さん。初読み。やっと読めた。   ミステリ短編集。   ●許されようとは思いません   亡くなった祖母の真意とは。   ●目撃者はいなかった   仕事のミスをきっかけに堕ちてゆく男の運命。   ●ありがとう、ばあば   孫娘のマネージャーとなった祖母は。   ●姉のように ...

芦沢央さん。初読み。やっと読めた。   ミステリ短編集。   ●許されようとは思いません   亡くなった祖母の真意とは。   ●目撃者はいなかった   仕事のミスをきっかけに堕ちてゆく男の運命。   ●ありがとう、ばあば   孫娘のマネージャーとなった祖母は。   ●姉のように   尊敬していた自慢の姉が事件を。   ●絵の中の男   怖ろしい絵の誕生には秘密が。   「目撃者はいなかった」と「姉のように」が好き。 じわじわと足元が砂のように崩れてゆくその描写が素晴らしい。 追い込まれてゆくのも分かるな、と理解できる。 自分も一つ間違えばそうなるかもと思わせてくれる。   読み終えて、米澤穂信さんの「満願」「儚い羊たちの祝宴」を思い出した。

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2021/11/19

初めての芦沢央。おもしろかった。表題作をはじめ、同テーマの作5点。移りゆくこころのひだを諄々と無駄なく綴る巧さを感じた。2021.11.19

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2021/11/08

暗い話を集めたミステリー短編集。 余所者を嫌う閉ざされた小さな村で村八分にあった祖母の真意を探る話、自己中心的な理由で交通事故の目撃者となることを拒む青年、熱心なステージママならぬステージ祖母の末路、犯罪者となった姉と幼児虐待について、壮絶な人生を送った女性画家の作品についての...

暗い話を集めたミステリー短編集。 余所者を嫌う閉ざされた小さな村で村八分にあった祖母の真意を探る話、自己中心的な理由で交通事故の目撃者となることを拒む青年、熱心なステージママならぬステージ祖母の末路、犯罪者となった姉と幼児虐待について、壮絶な人生を送った女性画家の作品についての5話。 どの話もずーっと光が差さないかのようにどんより暗い。帯宣伝からの期待値ほどではなかったけど、面白かった。

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