許されようとは思いません

芦沢央(著者)

• 販売会社／発売会社: 新潮社
• 発売年月日: 2016/06/20
• JAN: 9784103500810

商品レビュー

2024/06/01

「許されようとは思いません」　芦沢　央著
なんでこの本を借りようと思ったんやろうね…(笑。1年くらい予約カートに入れたままやった)。

面白かった。
読書に対して体力のある今なら読める、ちゅういきおいで読んだけど、そこまで体力はいらんかもしれん。

確か著者の本は「悪いものが、来ませんように」を過去に読んだ気がするんやけど、ブクログに入れてないなあ…。
借りて読まなかったんだったか、読んだけどブクログに登録しなかったんだったか…。
もう一回…借りてみる…？

今回、一番しんどい風味やろと思ったのは子タレのおばあちゃんの話やったけど、途中はもう、じわじわじわじわじわじわ
「これ、キッツ！！！」
って思いながら読んだけど（あまりにも身につまされる）（べつにうちは子タレじゃないけど、子どもへこちらの価値観を押し付けて子育てする、と、いうのが、親にとって一番のホラーじゃないですか）、オチがすっごい綺麗（？）というか、杏ちゃんの動機に
「よかった…」
と、思った。そういう理由なら、わたし（がおばあちゃんの立場なら）納得できるわ。たぶん。いや、それでもしんどいけど(笑)。

あとは、「姉のように」ですか…。
作中に登場する訛り（北九州？）は、いいなあ、と、思ったけど（まるい感じでかわいらしいね…）、構成が、なるほど、うまい。面白い。
こういう引き込まれ方って気持ちいいよね。叙述トリックとまでは言わんけど、それに近しいところがある。ついでにわたしは叙述トリックがめっちゃ好き。

後半はね…、しんどいよね…。
夫に対して殺意がわいたわ（わたしが）。

2023/07/19

短編が5話はいってます

目撃者はいなかった

面白かったです、

パニック
不運
なんですべてが重なるのか？

主人公とおなじくらいハラハラさせられました。

ありがとうばぁば
姉のように

も、子育て中の親の気持ちがわかり
とってもよかったです

2023/06/29

芦沢央さんの作品は2作目です。
個人的に刺さったのは、目撃者はいなかったです。
営業時代、、、ほんとこんなこと起きたら死にそうです。
ミスに気付いた時点で、即報告です。が、上司怖すぎて隠蔽できないか。。と思ったことは何度かあります。間違うとこんな展開に。。
あの時、あーしてればよかった。。なんて言葉がありますけど、100%自分が悪い時、ほんと一瞬で真っ暗になっちゃいます。
これを教訓にいつも通り真面目に働きます。