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黄金の烏 の商品レビュー

4.2

170件のお客様レビュー

  1. 5つ

    69

  2. 4つ

    61

  3. 3つ

    28

  4. 2つ

    1

  5. 1つ

    1

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2018/06/09

面白かった! 夜が更けるまで一気読みしてしまった。 もう出てこないと思った雪哉が出てきた! 若宮に対するモヤモヤが全て解けた。 なるほど、だから若宮はこの感じなんだ。  最初はグロくてどうしようかと思ったけど、 全面戦争にもならず、一安心。 雪哉の心変わりが一番嬉しかった。

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2018/06/01

八咫烏シリーズの第3弾。今回もとても面白かったです! 第1弾、第2弾は宮廷内の話だったのに対して今回は地方での話が中心。前作同様若宮に仕える雪哉という少年が主人公。 また騙された!物語を読み進めていけばいく程序章で読んだ話に対する違和感が膨らんでいったのですが、終わり頃になって「...

八咫烏シリーズの第3弾。今回もとても面白かったです! 第1弾、第2弾は宮廷内の話だったのに対して今回は地方での話が中心。前作同様若宮に仕える雪哉という少年が主人公。 また騙された!物語を読み進めていけばいく程序章で読んだ話に対する違和感が膨らんでいったのですが、終わり頃になって「成る程、そういう事か!」と納得しました。恐らくあの序章は色々な勘違いを招く為に書かれたものかと…。

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2018/05/01

八咫烏ワールド第三弾。 今回は謎の麻薬仙人蓋、殺人猿、地下街の頭領 今まで以上にファンタジー感を活用した作品。 シリーズ3作目にして、金烏とは?山内とは?など 色々わかってきた。 引き続き読もう。

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2018/04/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

八咫烏シリーズの3巻。 仙人蓋と呼ばれる危険な薬をめぐるお話。そして、その薬を追った先に出てくる謎の大猿。時間以降に続くであろう伏線と、このシリーズも面白かった。 仙人蓋が、このファンタジーシリーズで初めて出てきたであろう「人間」の骨。そして、人間を食べていたという、どこから来たのかわからない大猿。更には八咫烏にまで手を出して来た大猿とその闘い。このあと、どう決着つけるのかがとっても楽しみだ。 最後に、雪哉が前巻で、行くよりかは若宮の世話をした方がマシだ、とまで言っていた勁草院入り。どんな話になるのかとっても楽しみ!

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2017/12/25

一人ひとり立場や信念が見えてきてとても良い。奈月彦もただのオレ様なんかでは全然なかった。浜木綿は最初からカッコよかった。澄尾もうちょっとがんばれ!雪哉の成長っぷりがワクワクする。頑固でこじれてた雪哉が決意したらきっとどこまでも貫き通すのでしょうね。図書館でこの先も借りれてて幸せw...

一人ひとり立場や信念が見えてきてとても良い。奈月彦もただのオレ様なんかでは全然なかった。浜木綿は最初からカッコよかった。澄尾もうちょっとがんばれ!雪哉の成長っぷりがワクワクする。頑固でこじれてた雪哉が決意したらきっとどこまでも貫き通すのでしょうね。図書館でこの先も借りれてて幸せw。年末にハマってしまってるのはまずいことかも…。

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2017/10/28

これまた一気読み。途中でやめられない。 ぐいぐい引き込まれた。 雪哉頑張れ!ってなかんじ。 ヤタガラスの世界は、人間の世界と隣り合ってるようなのにもびっくり。ヤタガラスは飛べて走れていいなぁ。

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2017/10/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

文庫本でしか読んでいませんが、3巻まで読んで金烏でなく雪哉が主人公に思えてくる。 しかし、他の男と逃げた女房が、なぜあの時にいたのかが読み直してもわからない。

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2017/09/27

1冊目より2冊目、2冊目より3冊目と段違いにおもしろくなっている。 新進気鋭の作家の成長を目の当たりにしている感じがする。 このシリーズの特徴は、どこに散りばめられているかわからない伏線と、その数多くの伏線をひとつ残らず回収してしまう構成の緻密さにあると思う。 サスペンスあり...

1冊目より2冊目、2冊目より3冊目と段違いにおもしろくなっている。 新進気鋭の作家の成長を目の当たりにしている感じがする。 このシリーズの特徴は、どこに散りばめられているかわからない伏線と、その数多くの伏線をひとつ残らず回収してしまう構成の緻密さにあると思う。 サスペンスあり、ファンタジーあり、歴史あり、、、と何でもアリな雑食エンターテインメント! といったところか…?

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2017/10/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

はあー。どきどきしたー、怖かったー。 進撃の巨人を読んでる時の得体の知れない恐怖感に似てる。 なぜ、猿たちは八咫烏を狙うのか。彼らはどこからやってくるのか。なぜ、山内の結界が弱まっているのか。八咫烏と、猿と、そして人間の関係とは? 物語が、この世界の核心に近づいて来てる。それは仄暗くて、怖いような、知りたいような。 そして雪哉。当初最も嫌い、憎み、軽蔑していたその場所へ、若宮を、ひいては故郷の家族を、すべての八咫烏を守るために、自らの意思でその身を投じていく。 ラスト、若宮が不知火を見下ろしながら雪哉へ人間界の存在について語るシーン、とても幻想的。月の光もかすむほどに明滅する不知火の正体を淡々と語る若宮と、それをどこか遠い気持ちで聞く雪哉。その情景は美しいけれど、同じくらい哀しく切ない。

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2017/09/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

八咫烏シリーズ3 前作で正式な近習にとの誘いを断り、故郷の垂氷へと戻った雪哉。 彼らが、どんな風に再会するかと楽しみにしていたけれど、わずか二月でその時はやってくる。 中央から雪哉のいる北領へと、禁制の薬が流れているのだと言う。 「仙人蓋」と呼ばれるその薬は、使用すると多幸感や全能感を得られるが、何度か使用するうちに、人形を取れなくなり、正気を失い、命を絶つ者もいるのだと言う。 しかし、その薬そのものの正体は全くの不明なのだ。 その調査に雪哉も協力することになる。 行方を追ってたどり着いたのは、北領の辺境にある村。 そこで見たのは、全滅した村と、八咫烏を食らう大猿だった。 たった1人の生存者、小梅を連れ帰るが、そこで地下街との諍いまで起こってしまい…。 まさか、この世界で薬物とは…と驚きの始まりだったけれど、それを発端に様々な事が描かれる。 初音と小梅という哀しい女たちの生き様。 金烏とは何なのか。そして、何のために生まれるのか。 前作までは、山内という世界や宮中での事がメインだったが、ここで初めてちゃんと、「その外」のことを意識させられる。 そして、それこそ山内の危機の一つなのだと認識する。 そして、金烏のことや若宮について、自分が誤った考えを持っていた事に気付いた雪哉は、山内衆への入隊を決意し、若宮に誓う。 前作では、勁草院入るの嫌さで渋々中央へ来たのに…と思うと何だか感慨深い。

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