黄金の烏 の商品レビュー

阿部智里(著者)

2018/11/09

2018/11 3冊目（2018年通算143冊目）。再読2回目（初回は単行本版を読了。）。シリーズ第3弾。若宮の側仕えを辞め、故郷の垂氷に帰った雪哉。そこで、八咫烏が猿に襲われるという事件が起こり、紆余曲折の末再び金烏の若宮と事件解決に奔走する話の流れ。この物語の世界観がハッキリと示され、想像しやすい。人間、猿、そして八咫烏。今後どういう風に展開していくのだろう。続きも読んでいきたいと思う。

2018/10/26

あ！雪哉、はやくも登場！前作でいなくなるかと思ったらきっちり主役級のお仕事。
前2作もそうだったけれど、一つのお話にいくつもの階層があって、因果関係を最後しっかりと結びつけてくれる、読み応え十分な内容だった。
今回は裏社会の面々と、これから長い戦いを強いられそうな猿たちの登場。
そしてこの物語の中に、「人間」の世界もちゃんと存在していたということ。新しい世界観がわかり、この先もどんどん読みたいという欲がうまれた。

2018/09/26

宮廷内のいざこざの前回も大変そうだけど、今回は烏を食べる猿との戦い。
村が猿に襲われて村人みんな殺されるとかホラー。しかもばらばらにされて塩漬けにされるとか怖すぎる。

雪哉は今回も大変。
1人で隧道を進んで猿に行きあってしまったりとか。
若宮が人とは根本的に違うことがわかって、考えを改めざるを得なくなったりとか。
女の子の気持ちがわからなかったりとか。

猿がどこから来てそもそもなんなのか気になる。

2018/09/21

やっと本編❗️前作までは八咫烏の世界及び世界感の説明でしたが、今回は遂に金烏の役割と愛についてでしたね。
1羽の八咫烏がおかしくなり、ある村が全滅する所から物語が始まります。なぜあんなにも若宮は不遜な態度を取らざる得ないか国民みんなを愛しさなければならいいから一人だけを愛せないからですね。それを知って結婚する浜木綿さんステキ。二人の関係はシティーハンターの冴羽獠と香を思い出しました。で、まさかの人間界によって八咫烏の世界そのものがなくなる⁉️また壮大なスケールの話になってきましたねー。雪哉君頑張れ

2018/08/06

４巻を先に読んでしまった愚かな自分。
でも、楽しめました！
雪哉のこれからは読んじゃったからあれだけど

2018/07/25

山内の世界観がガラッと変わる！！
なにこのまだまだ先がありそうな展開！！
雪哉や若宮のおいたちやらもわかるし、なにより世界観ぎ急に広がった！！

2018/06/21

3冊目。
1冊目はどうなることやら感を感じざるを得なかったけど、安定したな、と感じた。
1冊目がイレギュラーな書き方をした気もするが。

1冊目、2冊目と読んでると説明の重複がくどすぎるし、この本だけで読むには突飛な感じもするし、もう同じ説明はしなくても良いんじゃない？て思う。

ものすごく好きというわけじゃないけど、最後まで で、どうなるの？て思ってぐいぐい読んでしまう。その力がすごい。

2018/06/17

雪哉、また登場。雪哉と奈月彦の掛け合いがホントに面白い。敵の猿が登場してやっとファンタジー色が出てきたけど、八咫烏設定はやっぱりあんまり重要じゃない感じが。
そして、自分の好みから言うと人間界は登場させて欲しくなかった。山内の世界観だけで完結してくれたらなー。今後は人間界との絡みも出てくるんだろう。人間界の自然破壊が山内に影響し…って展開なら私にとってはハズレ本になってしまう。

2018/06/09

面白かった！
夜が更けるまで一気読みしてしまった。
もう出てこないと思った雪哉が出てきた！
若宮に対するモヤモヤが全て解けた。
なるほど、だから若宮はこの感じなんだ。　
最初はグロくてどうしようかと思ったけど、
全面戦争にもならず、一安心。
雪哉の心変わりが一番嬉しかった。

2018/06/01

八咫烏シリーズの第３弾。今回もとても面白かったです！
第１弾、第２弾は宮廷内の話だったのに対して今回は地方での話が中心。前作同様若宮に仕える雪哉という少年が主人公。
また騙された！物語を読み進めていけばいく程序章で読んだ話に対する違和感が膨らんでいったのですが、終わり頃になって「成る程、そういう事か！」と納得しました。恐らくあの序章は色々な勘違いを招く為に書かれたものかと…。