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夜を乗り越える の商品レビュー

3.9

213件のお客様レビュー

  1. 5つ

    53

  2. 4つ

    72

  3. 3つ

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2024/01/31

ふと手に取って読んだ本ですがめちゃくちゃ面白かったです。本を読みたくなる本でした。 又吉さんの本に対する愛情が伝わってきました。

Posted byブクログ

2024/01/27

カテゴリ分けできないタイプの本。 又吉らしさがすごく出ている。 本読みが表現しにくい、本を読む理由をあえて、手を変え品を変えて伝えようとしてくれる。 うん、うん、、よくわかるよ、ご同輩。ありがとう、言葉を尽くしてくれて、って気持ちになった。 もう一回きちんと読もう。歯磨き本には...

カテゴリ分けできないタイプの本。 又吉らしさがすごく出ている。 本読みが表現しにくい、本を読む理由をあえて、手を変え品を変えて伝えようとしてくれる。 うん、うん、、よくわかるよ、ご同輩。ありがとう、言葉を尽くしてくれて、って気持ちになった。 もう一回きちんと読もう。歯磨き本にはもったいなかった。

Posted byブクログ

2024/01/17

大変おこがましいですが、又吉さんに通ずる部分が僕にもあるんだとわかり、さらにその自意識はたくさんの有名な文学者たちにも流れていることも教えてくれました。これからも本を読み続けていき、どデカい真理に辿り着いてみたいなと思います。

Posted byブクログ

2024/01/10

近代文学に助けられてきた半生を綴ったような又吉直樹のエッセイ。読んできた本が近いので、わかるわかると首がもげそうになりながらあっという間に読了。太宰や芥川をいくつか読み返したくなった。

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2023/12/10

好きな芸人であり、読書家であり、作家の又吉さんの新書。夜を乗り越えるというのは、その夜さえ乗り越えれば、あの文豪も・・。太宰、芥川、夏目等々純文学が読みたくなりますね。一度は挫折しがちな純文学ですが、また読んでみようかなと思います。

Posted byブクログ

2023/10/29

太宰治や芥川龍之介をはじめとして、ここに書かれたいろんな小説が読みたくなった。おもしろく読もうと思って読んだほうが小説はおもしろい、という当たり前のことを、この本で言われて初めて納得した。あと近代文学読めるようになりたかったら背伸びして100冊読んでみるといいのだなとわかった。読...

太宰治や芥川龍之介をはじめとして、ここに書かれたいろんな小説が読みたくなった。おもしろく読もうと思って読んだほうが小説はおもしろい、という当たり前のことを、この本で言われて初めて納得した。あと近代文学読めるようになりたかったら背伸びして100冊読んでみるといいのだなとわかった。読めるようになりたいからがんばろ。

Posted byブクログ

2023/10/04

又吉さんの、読書愛が、ひしひしとつまった本だった。 謙虚で、真面目な人柄が、「笑い」の世界で、 これからも大活躍間違いなし! 読書の方法は、人それぞれ。 好みもジャンルも人それぞれ。 同じ本を読んでも、受け取り方は、人それぞれ。 子供の時に初めて出会う本、 すごく大事で、のち...

又吉さんの、読書愛が、ひしひしとつまった本だった。 謙虚で、真面目な人柄が、「笑い」の世界で、 これからも大活躍間違いなし! 読書の方法は、人それぞれ。 好みもジャンルも人それぞれ。 同じ本を読んでも、受け取り方は、人それぞれ。 子供の時に初めて出会う本、 すごく大事で、のちの読書生活を変えると思う。 芥川龍之介、太宰治、夏目漱石、 中高生で読んだ時と、大人になった時読むのでは、 受け取り方、感じ方は全然違うのは、実感する。 出来たら、何度も読み返したいが、 新しい本たちとも出会いたいし、時間が欲しい! とりあえず、中村文則の「掏摸」を借りてきた。

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2023/07/13

少年期から数々の本を読んできた又吉さんによる「なぜ本を読むのか」「文学の何がおもしろいのか」「人間とは何か」を考える本。文学に出会い助けられ、いかに様々な夜を乗り越え生きてきたか、又吉さんの実感と人生がこめられたお話。感覚の確認と発見。新しい視点を増やすこと。もっと主人公に、物語...

少年期から数々の本を読んできた又吉さんによる「なぜ本を読むのか」「文学の何がおもしろいのか」「人間とは何か」を考える本。文学に出会い助けられ、いかに様々な夜を乗り越え生きてきたか、又吉さんの実感と人生がこめられたお話。感覚の確認と発見。新しい視点を増やすこと。もっと主人公に、物語に、のめり込んで本を読んでみようと思う。

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2023/04/13

又吉さんの本の楽しみ方をエッセイにした本。 読んでいると太宰や芥川といった作家の本もいろいろな読み方が出来そうだし、西加奈子さんや中村文則さんの本も興味が湧いてきた。周りの評価は気にせず、自分なりの読み方で本を楽しめば良いんだとちょっと気が楽になる一冊でした。

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2023/03/17

又吉直樹(1980年~)氏は、大阪府寝屋川市生まれ、大阪府立北陽高校卒のお笑いタレント、漫才師、小説家。お笑いコンビ・ピースのボケ担当。吉本興業東京本社所属。『火花』で芥川賞(2015年)受賞。 私は普段お笑いを見ることがほとんどなく、又吉氏についても、芥川賞を取ったことで初めて...

又吉直樹(1980年~)氏は、大阪府寝屋川市生まれ、大阪府立北陽高校卒のお笑いタレント、漫才師、小説家。お笑いコンビ・ピースのボケ担当。吉本興業東京本社所属。『火花』で芥川賞(2015年)受賞。 私は普段お笑いを見ることがほとんどなく、又吉氏についても、芥川賞を取ったことで初めて知ったくらいで、また、本はよく読むものの、小説よりも、新書や単行本・文庫でもノンフィクション物を好むので、『火花』も読んでいない。ただ、一芸(又吉氏の場合は二芸か?)に秀でた人の自伝・半生記やエッセイ集は、その分野にかかわらず(科学でも芸術でもビジネスでも)好きなので、新古書店で本書を見つけ入手した。 本書は、帯に書かれているように「なぜ本を読むのか?」がメインのテーマであるが、前段では、その理由と分かち難い又吉氏の半生が、また、後段では、様々な近代・現代文学の作家を又吉氏がどのように読んできたかも書かれている。 読み終えて、まず、又吉氏に好感を持ったし、又吉氏がお笑いで何を話すのか、是非聞いてみたいとも思った。というのは、お笑いにしても、小説にしても、それ自体は他者に何かを伝えるための手段に過ぎず、結局は、発信者が伝えたいことは何なのかが最も重要であり、又吉氏のそれははっきりしているからである。(お笑い芸人が皆、又吉氏のようなものを持っているのかはわからないが。。。) また、主題である「なぜ本を読むのか?」については、「本を読む理由がわからない方、興味はあるけど読む気がしないという方々の背中を頼まれてもいないのに全力で押したいと思います」と言いながら、わかりやすく、丁寧に書かれているが、突き詰めれば以下の2点である。 ◆読書の魅力の一つは、普段から何となく感じている感覚・感情を文章で的確に表現されて、自分の感覚を「確認」できること。 ◆もう一つは、これまで自分が持っていなかった新しい感覚が「発見」できること。世界には無数の視点があることを教えてくれ、共感はできなくても、一旦受け入れて自分なりに考えてみることで、別の視点を持つことができ、自分の幅を広げることができる。 読む本の割合として小説が非常に少ない(特に、現代小説はほぼ読まない)私にとっても、又吉氏の考え方は、一つの刺激になったし、現代小説も敬遠せずに読んでみようと思わせるに十分だった。 (2023年3月了)

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