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エミリの小さな包丁 の商品レビュー

4.3

125件のお客様レビュー

  1. 5つ

    53

  2. 4つ

    50

  3. 3つ

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2022/07/23

都会で傷つき逃げてきたエミリ。 逃げた先は海辺に1人で暮らすお爺ちゃんの家。 逃げる場所があるって幸せな事だなぁ。 傷ついたエミリの夏休みは、お爺ちゃんの寡黙だけど優しい存在に癒された幸せな時間でした。 お爺ちゃんとの別れは涙が(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)...

都会で傷つき逃げてきたエミリ。 逃げた先は海辺に1人で暮らすお爺ちゃんの家。 逃げる場所があるって幸せな事だなぁ。 傷ついたエミリの夏休みは、お爺ちゃんの寡黙だけど優しい存在に癒された幸せな時間でした。 お爺ちゃんとの別れは涙が(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`) 美味しそうな料理もいっぱい出てきて作りたくなっちゃいました。 小さくなるまで毎日包丁砥いでみよっと(*´∀`)♪

Posted byブクログ

2022/07/20

大きな事件もなく、ゆるく流れる時間の中で傷を負ったエミリが成長する物語。かなりあっさりと克服するのでやや拍子抜けしました。いつもの森沢明夫さんの感じで安心して読めますが、感動ポイントが少なめでした。どこかで読んだようなエピソードもあって少し混乱もしました。

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2022/06/15

あたたかい涙が流れた。 心が美しく保たれている状態。いちばん自然で気分がいい状態を、私も保っていたい。

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2022/05/17

傷ついた心を立ち直させてくれたのは、おじいちゃんとその仲間たち。おじいちゃんの丁寧な暮らしや無口だけど優しく見守る姿勢に温かな気持ちになれる。

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2022/04/26

yuka♡さんの感想を読んで手に取った本です。 おじいちゃんの料理が本当に美味しそう。 おじいちゃんの深い愛情とぶれない芯がとても心に残る本でした。 それにしてもおじいちゃんの料理はすごい。エミリを立ち直らせただけではなく、強くバージョンアップさせて、さらに母親への見方も変え...

yuka♡さんの感想を読んで手に取った本です。 おじいちゃんの料理が本当に美味しそう。 おじいちゃんの深い愛情とぶれない芯がとても心に残る本でした。 それにしてもおじいちゃんの料理はすごい。エミリを立ち直らせただけではなく、強くバージョンアップさせて、さらに母親への見方も変えさせるなんて。 この本で一番じんときたやり取りです。 「自分の存在価値と、自分の人生の価値は、他人に判断させちゃだめだよ」おじいちゃんは、いつにも増して、渋い声で、ゆっくりと話した。「判断は必ず自分で下すことだ。他人の意見は参考程度にしておけばいい」「……」「考えてごらん。事情を知らない人たちに、エミリとエミリの人生の価値を勝手に判断されて、しかも、エミリがそのいい加減な判断結果に従うような人生を送るハメになるなんて、道理に外れるし、何より気分が悪い」

Posted byブクログ

2022/04/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

1.この本を選んだ理由  なんで行き着いたか忘れてしまったけど、たしか、どなたかの感想に惹かれたことがきっかけだった気がします…   2.あらすじ  都心で暮らしていた25歳のエミリが、居場所を失い、10年以上も連絡を取っていなかった祖父の家へ転がり込む。祖父との田舎暮らしの中で、傷ついた心を回復させていく。田舎といっても、千葉の南の方で、神奈川方面が見える場所みたいだから、安房郡とか、南房総市とか、その辺のイメージかな。 3.感想 海の見える田舎の情景が伝わってきて、すごい優しい気持ちにさせてくれる作品でした。何度も登場する風鈴の音まで聞こえてくるようで、その辺の描写が上手なんだろうなぁ、と、読み終わった気がつきました。登場人物についてもイメージしやすかったです。 みなさんが、良い本に出会ったとコメントしているように、私も良い本に出会ったな、というのが感想です。 こんなおじいちゃんがいたら、ほんとかっこいいなと思います。じいちゃんのセリフがとても心に響くものばかりで、とても心に残るものが多くありました。 最後まで読んで冒頭に戻ってみると、「わたしを自在に動かせるのは、世界で唯一、わたしだけだから」って、エミリが言ってるのに気づき、話す人によっても受ける感覚が大きく違うことに気づきました。 人生を考えさせてくれる、そんなお話でした。 この作品を読んで、真剣に料理に取り組もうと思う人も多いでしょう。 4.心に残ったこと おじいちゃんの言葉はよかったです。 ・幸せになることより、満足することの方が大事だよ。 たとえ一緒にいられなくても、誰かの存在は、誰かを照らすのだろうか。 ・自分の存在価値と、自分の人生の価値は、他人に判断させちゃだめだよ。判断は必ず自分で下すことだ。 ・エミリを思いのままに動かせる万能な存在は、唯一、エミリ自身だろう。エミリの人生を自由自在に創造していけるのも、エミリ本人しかいないんだ。 ・気分よく生きればいい。淡々と。 5.登場人物   エミリ 高梨十三 おじいちゃん 拓郎 兄 麻衣子 母 沙耶 エミリ友達 野地鉄平 おじいちゃん友達 フミさん おじいちゃん友達 軽井心平 30歳 直斗 サーフィンバカ 京香

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2022/04/13

凝り固まった心をほわっと溶かしてくれる優しい物語。すごくあったかい気持ちになった。ほかほか。 おじいちゃんも若者三人組も鉄平さんも、みんな素敵。いろんなお魚もおいしそう。こんな素敵な故郷があったら、いいなぁ。大好き。

Posted byブクログ

2022/03/29

流石です。映画化ドラマ化されることの多い森沢明夫さん。これもやられました。ドラマ化してほしいなあ。おじいちゃんは藤竜也。孫は伊藤沙莉さんでどうでしょう。

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2022/01/15

前から気になっていてようやく読めました。 最初からすぅーっと読めて一気読みしました。 都会で疲れておじいちゃんの所で生活しながら心を癒やされていく姿がとてもよかったです。 この本に出てくるいろいろな料理がとても美味しそうでした。

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2021/12/27

出刃包丁を大事に研いで使っているとそのうちに小さくなっていくって感覚は今の子たちにわかるのかな?って思いました 出刃包丁ってもともとそういう使い方をするもんなんだけどそもそも包丁を砥石で研ぐというのを見たりやったりしてるのかなって 「今どきの若いのは!」って常套句を聞くと悲しい申...

出刃包丁を大事に研いで使っているとそのうちに小さくなっていくって感覚は今の子たちにわかるのかな?って思いました 出刃包丁ってもともとそういう使い方をするもんなんだけどそもそも包丁を砥石で研ぐというのを見たりやったりしてるのかなって 「今どきの若いのは!」って常套句を聞くと悲しい申し訳ない気持ちになります そんな若者たちを作ったのは自分たち親世代なんだよね 自分たちがちゃんと教えなかったからこんなことになってるんだよね そう考えてなんかちょっぴり悲しく感じる物語になってしまいました

Posted byブクログ