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スクープのたまご の商品レビュー

3.4

62件のお客様レビュー

  1. 5つ

    3

  2. 4つ

    16

  3. 3つ

    28

  4. 2つ

    3

  5. 1つ

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2017/01/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

図書館より。 去年読むはずが、今年一番初めの読了本に。 この方のお仕事本は面白い。今回もどうなるのかと思いつつ、勢いよく読了。 知らない業界の話は、すごく興味深く、頑張っている主人公に好感。応援したくなる。 やっぱり本は面白いね。

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2016/12/27

週刊誌に配属になった入社2年目女子の奮闘。週刊誌によって事件の真相が明らかになることもあるのだろうけど、ゴシップをはじめ取材の仕方はどうなの?って思う。

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2016/12/25

地味な田舎出身の日向子が、奇跡的に東京の大学に受かり、奇跡的に出版社に受かり、スクープ記事狙う『週刊千石』に配属されるお話。『週刊千石』は、女優の恋愛や政治家の汚職、ミュージシャンの薬物問題等をばんばん記事にする。日向子は、そこで犯人が立ち寄るかもしれないからと新潟の山奥の家に行...

地味な田舎出身の日向子が、奇跡的に東京の大学に受かり、奇跡的に出版社に受かり、スクープ記事狙う『週刊千石』に配属されるお話。『週刊千石』は、女優の恋愛や政治家の汚職、ミュージシャンの薬物問題等をばんばん記事にする。日向子は、そこで犯人が立ち寄るかもしれないからと新潟の山奥の家に行ったり、張り込みをしたりと大変な毎日を送る。 週刊文春みたいな人たちということだと思う。出版社ってちょっと憧れだし、日向子もそうだと思う。だけど、犯人の同級生に片っ端から電話かけたり、近所の家のインターフォンを片っ端から鳴らしたりと人から怪訝な顔をされたりする。 それでスクープになったり、記事になったりすればいいけど、スカで終わることだってある。本当に大変な仕事だと思う。 物語は、連続女性殺人事件の軸に進んでいく。その間にもさまざまな事件や仕事がある。元々『週刊千石』に配属された同期の男の子とのふれあいなどで日向子が成長していく。 たぶん、日向子みたいな子のほうが向いてるのかもね。 2016.12.25 読了

Posted byブクログ

2016/12/03

+++ 人の家の不幸に群がって、あなたは恥ずかしくないんですか?週刊誌は、空振りやムダの積み重ねで出来ている。手を抜いたら、あっという間に記事の質が堕ちる。未解決の殺人事件にアイドルのスキャンダル写真―ビビリながら、日本の最前線をかけめぐる日向子24歳! +++ 1話 「取材のい...

+++ 人の家の不幸に群がって、あなたは恥ずかしくないんですか?週刊誌は、空振りやムダの積み重ねで出来ている。手を抜いたら、あっという間に記事の質が堕ちる。未解決の殺人事件にアイドルのスキャンダル写真―ビビリながら、日本の最前線をかけめぐる日向子24歳! +++ 1話 「取材のいろは」  2話「タレコミの精度」  3話「昼も夜も朝も」  4話「あなたに聞きたい」  5話「そっと潜って」  最終話「正義ではなく」 +++ 入社二年目の日向子が週刊千石の編集部に配属され、スクープをものにしようと奮闘する連作短編集である。しかも、全編を通して、ひとつの事件を追うことになり、ひと粒で二度おいしいお得感が嬉しい。学生にしか見えない外見が取材時に役立つこともあり、不発だとがっかりした取材先から、後々重要な情報が寄せられることもあり、苦労も多いが報われることもあるのだった。人の家庭に遠慮会釈なく踏み込んで暴き出す週刊誌のえげつなさを嫌っていた日向子も、少しずつその内情を理解し、仕事にやりがいを感じるようになっていく。一見頼りなさそうに見えて、実は上司にも同僚にも期待されている日向子の奮闘ぶりが可愛らしくて、つい応援したくなる。もっともっと日向子の成長を追いかけ続けたい。シリーズ化してほしい一冊である。

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2016/11/28

お仕事小説が流行らしい。この小説もその一つ。しかもミステリー要素も盛り込みながらストーリーはすすんでいく。 その「お仕事」も実際今年なにかと世の中を騒がせた週刊誌の「スクープ」を題材にしている。スクープをとる週刊誌の編集者、しかも若い女性が主人公。スクープというのは世間一般には好...

お仕事小説が流行らしい。この小説もその一つ。しかもミステリー要素も盛り込みながらストーリーはすすんでいく。 その「お仕事」も実際今年なにかと世の中を騒がせた週刊誌の「スクープ」を題材にしている。スクープをとる週刊誌の編集者、しかも若い女性が主人公。スクープというのは世間一般には好奇心で読まれる。そして当事者や良識ある人にはそれが真実の記事だとしても眉をひそめられる。そのような部署に配属された若い編集者が必死に仕事をこなしていく姿を描いて興味深い。誰もが新人時代は未熟ではあるが一生懸命で純粋である。そこから徐々に経験を積んで成長していく。読者は知らず知らずのうちに主人公を応援している。ひとつの仕事を通して人間的に社会人として成長する姿に清々しさを感じる。 また単なるお仕事小説ではなく、殺人事件を絡ませていくミステリーとしても面白く一気に読んでしまった。

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2016/11/27

これまでもこの作家は出版社のお仕事小説いろいろ書いてたけど、営業や文芸系の編集者だったので、週刊誌って意外だった。しかも文藝春秋から出てるし!いろいろ面白いな…あの週刊文春って実際そうなのかしらん、と思わされる内容。連作短編ならではの面白さもあるし、1つ1つのお話自体も読み切り完...

これまでもこの作家は出版社のお仕事小説いろいろ書いてたけど、営業や文芸系の編集者だったので、週刊誌って意外だった。しかも文藝春秋から出てるし!いろいろ面白いな…あの週刊文春って実際そうなのかしらん、と思わされる内容。連作短編ならではの面白さもあるし、1つ1つのお話自体も読み切り完結的面白さがあって好みの感じだった。

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2016/11/25

入社2年目で週刊誌に配属された日向子の お仕事奮闘記。 ミステリー要素もありグイグイ読ませるが もう少し続きが読みたい❗ってとこでカットアウトなのがもどかしい。 シリーズ化されたらいいな。 【図書館・初読・11月25日読了】

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2016/11/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2016.11.12読了現時点で発行部数60万部を誇る国内でトップクラスの週刊誌、週刊千石の事件班に入社二年目で配属された信田日向子の奮闘記。主人公がありがちー高校生に間違えられる風貌、そんなに名の知れた大学を卒業式したわけではなく、駄目元で受かった千石社、まさかとおもわれる人事で事件班に配属されるーといった…。どうしてこの種のお仕事小説ではこんな感じの主人公が多いんだろうとちょっとげんなりしながら読んだ。主人公に魅力は持てないものの、詳しいことは知らされずに任される聞き込みや今をときめく若きイケメン社長のインタビュー、そしてちょっとわかってきた頃に身を呈しての潜入取材など、読んでいる側も日向子と同じく読むにつれて全体像が見えてくる構成、ストーリーは面白かった。文◯春秋の週刊◯春の代弁者かなという感じはしたが、取材の迫力はちょっと感じられず全体的に軽めのお仕事小説だった。

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2016/11/03

週刊誌に配属された新人の奮闘を描くお仕事小説。 地味な女の子を配したところがみそかな☆ 信田日向子は、真面目で大人しい女の子。 老舗の出版社・千石社に奇跡的に入社することが出来て、最初はゆったりめのPR誌の仕事でテンポが合い、満足していました。 ところが、悪名高い週刊誌に突然の...

週刊誌に配属された新人の奮闘を描くお仕事小説。 地味な女の子を配したところがみそかな☆ 信田日向子は、真面目で大人しい女の子。 老舗の出版社・千石社に奇跡的に入社することが出来て、最初はゆったりめのPR誌の仕事でテンポが合い、満足していました。 ところが、悪名高い週刊誌に突然の移動。 入社前にも、そこだけは嫌だと思っていたところなのに‥ 地道な裏取りのために、話を聞けそうな相手に電話を入れたり、一軒一軒たずねていくのが主な仕事。 ほとんどは断られるか、何も知らないと言われてしまう仕事なのです。 ヒロイン同様、週刊誌の記事といえば~辣腕なライターが突撃取材してあざとく書き上げるようなイメージがありますよね。 正社員でない人間の書いたものを丸ごと信用するわけにはいかないと言われてみれば‥それは思わず納得。 悩みながらも少しずつ道を進み、方向性を見出していく日向子がすがすがしい。 子供っぽく見える容姿を生かす機会もあったり。 めったにないことだろうという気もするけれど、時には週刊誌の立場でしかつかめなかった事実を知って報道したり、事件解決にまで関わっていくことにも。 後半はミステリ要素も絡めて、面白く読めました。 週刊誌のイメージがちょっと変わりますね。 でも、違う面もあるのでは、という気もしないではないけれど(笑)

Posted byブクログ

2016/10/25

大崎さんも、出版社モノも好きなので、楽しく読了!流行りの週刊文春さんもこんな感じなのかと思うと、ちょっと週刊誌に対する見方が変わったかも。

Posted byブクログ