スクープのたまご の商品レビュー

大崎梢(著者)

2016/07/23

週刊誌記事の取材の大変さや、でたらめを書いてるわけじゃないことはよく伝わってきた。
いろんなエピソードも興味深く読めておもしろかった。
ただ、本題の事件と他のエピソードが混ざって出てくるのでごっちゃになってしまい、終わり方ももやっとしてるので、なんだかスッキリしない感が残った。
ちょっと読みにくさを感じた。

2016/07/21

お仕事小説としては、朴訥とした印象だが、最後まで読むとミステリ仕立てになっていて、なかなか楽しめた。

2016/07/20

「千石社」に入社した日向子は、新人ながら週刊誌の事件班に移動になる。

「週刊誌」というものがどういうものか、少しイメージが変わる。
こういう雑誌ばかりならなあ。
千石社シリーズは３つめですが、続くかな？とてもすきです。

2016/07/11

【ネタバレ】週刊誌編集部に配属された24歳女子記者見習いの奮闘＆成長ミステリ。読み始めたときには想像もつかなかった意外な結末も◎

2016/07/09

来た！！

大崎さんのこの感じ、好き！

普段、雑誌を読まない私が「週刊誌」に持つ印象は
作品に出てきた偏見そのまんま。

ちょっと見方がかわるように
「へー」っと口をあんぐり開けたまんまで読んだ気分。

今度、立ち読みしてみようかなぁ。

それにしても過酷な職業でした。

2016/07/04

出版社の新米編集者、しかも週刊誌の。

お仕事小説のような、探偵モノのような。
でも終わり方が中途半端な感じでした。

大崎さんの作品はやっぱり書店系が好きです。

2016/06/30

大手出版社に入社したが、その中の週刊誌事件記者に配属された日向子。出版社の業務イメージとはかけ離れた仕事に、最初は戸惑いながらも、徐々に打ち込めるようになる。出版社社員の働きぶりがリアルに感じられて、なかなか面白い。
短編集かと思いきや、ストーリーは一つのミステリーとなっている。

2016/06/29

えっ！あなたが!? と言われてしまう若き女性週刊誌記者の奮闘記。
週刊誌は他のものに比べいい加減さを感じるが、その中で真実を追求し他では出来ないものを求めていく、そんな過程が若き女性記者の活躍と共に描かれている。
ちょっと週刊誌を見直したような気分。

2016/06/27

「週刊誌」に対するイメージが少し変わる。
人の不幸に群がる、プライベートに土足で踏み込む、そしていい加減なソースで記事をでっちあげる。そんな風に思っていた雑誌記者たちへのまなざしが少し優しくなる。
大崎さんのお仕事小説はその世界で働く人をきちんとまっすぐ描いていて「この業界で一生懸命働くっていいな」と思ってしまう。おまけにそこに謎解きがからんでくるんだからたまらんたまらん。

2016/06/21

ゴシップ系週刊誌を作りたくて会社に入る新入社員はいない…そこから切り込みますか！

誰だって、悲しんでる人にマイクを向けるような真似はしたくない。聞く側の心が痛まないわけはない。それでも走り回る意味は…真実を伝えることが大事だから。その姿勢は一貫して容赦ないものでなくてはならないのだ。ヒナは正社員の記者であり、確かに正社員じゃなきゃ出来ない仕事だなあ、と思う。時間、お金の使い方がフリーには出来ない。週刊誌じゃなきゃ出来ないことが確かにあるよ。

事件とスクープが大詰めを迎えた時、吹き抜ける爽やかさが堪らない。