貴様いつまで女子でいるつもりだ問題 の商品レビュー
「私はオバさんになったが森高はどうだ」 どうですか、このタイトル力。 もう全体的にこのクオリティです。 社会経験と知恵と小金を手にした、アラサー女の自己対話。 三浦しをんさんが、 「『女』として生まれたことに、なんの屈託も試行錯誤もなく生きていける女性は、実は少数派だろう。」と...
「私はオバさんになったが森高はどうだ」 どうですか、このタイトル力。 もう全体的にこのクオリティです。 社会経験と知恵と小金を手にした、アラサー女の自己対話。 三浦しをんさんが、 「『女』として生まれたことに、なんの屈託も試行錯誤もなく生きていける女性は、実は少数派だろう。」と解説で書かれているように、これ、女性ならだいたいみんなうなずくことばっかり書いてます。 うだうだ悩んでるなら、読んでゲラゲラ笑ったほう、いいよ。 【出版社紹介文より】 誰もが見て見ぬふりをしてきた女にまつわる諸問題(女子問題、カワイイ問題、ブスとババア問題…etc.)から、恋愛、結婚、家族、老後まで-話題の著者が笑いと毒で切り込む。"未婚のプロ"の真骨頂。講談社エッセイ賞受賞作。
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自己探求と世間の観察に才がありすぎる。 タイトルにもなっている回が1番おもしろかった。 かわいいはニ種類あるという説に納得した。 私も多分世間一般の女のレールから外れてこうして俯瞰的に他の人を見てぺちゃくちゃ言う人生になりそう、それもまた一興
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ものすごく今さら読んだ。 名エッセイじゃないか……とりあえずキリンジかけてノンアルハイボール飲むわ。
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2020年9月 一生懸命生きていたらいつの間にか「最先端」になってしまったって感じだろう、ジェーン・スー。中年未婚女性、ロールモデルがいない世代。 本の内容は、女友達の素晴らしさ。恋愛現役のパワフルさ。輝いているなぁ! 自分の一歩前を歩いている人がいることがわたしは嬉しい。ありが...
2020年9月 一生懸命生きていたらいつの間にか「最先端」になってしまったって感じだろう、ジェーン・スー。中年未婚女性、ロールモデルがいない世代。 本の内容は、女友達の素晴らしさ。恋愛現役のパワフルさ。輝いているなぁ! 自分の一歩前を歩いている人がいることがわたしは嬉しい。ありがたい。 この作品は2014年に刊行されたものである。言ってみればこのジェーン・スーは過去の彼女のわけで、今の彼女の話が聞きたい気持ちになった。
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解説に三浦しをんさんがこの本を凝りをほぐす魔法の本と仰ってますがまさにその通りだと感じました。 胸のつっかえが痛みを感じながらも取れただけでなく、私だけじゃなかったのかとほっとしました。 他の本も読んでみたいです。
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女性の為の女性のエッセイなので、男が読むと女子会に図らずも参加になってしまったような尻の座りの悪さがあります。しかしそれが面白い。 若さというアドバンテージが既に手元に無い女性達がどう感じているのか。我々男性には想像する事しか出来ませんが、パッと見結構楽しそうにやっているように見...
女性の為の女性のエッセイなので、男が読むと女子会に図らずも参加になってしまったような尻の座りの悪さがあります。しかしそれが面白い。 若さというアドバンテージが既に手元に無い女性達がどう感じているのか。我々男性には想像する事しか出来ませんが、パッと見結構楽しそうにやっているように見えています。 ジェーン・スーという人の本は一冊だけ読んだことがあります。父親のことと、生きる、死ぬという事をテーマにした本でした。 この本にも途中そういった題材の話が出て来て、その部分は若干シリアスですが概ね軽いテンポで読める本です。 この年になって思うのは、結婚っていうんのは無理してするもんじゃないよなあという事です。でもそういう意識で異性を意識しないと結婚に結びつかないのも事実。だから恋はすべきなんだろうなと思いました。結婚は結果としてでいいような気がします。
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母がラジオを聞いて、スーさんがこういったとかああいったとかよく話しているので一冊読んでみました。外国の人じゃなかったのか。 どうやら同世代っぽいな~と思いながら読んだのですが、あまり共感は出来ませんでした。 ちょっと負け犬の遠吠えの人の主張と似ているのかな? 夢みる少女なんても...
母がラジオを聞いて、スーさんがこういったとかああいったとかよく話しているので一冊読んでみました。外国の人じゃなかったのか。 どうやら同世代っぽいな~と思いながら読んだのですが、あまり共感は出来ませんでした。 ちょっと負け犬の遠吠えの人の主張と似ているのかな? 夢みる少女なんてもってのほか。自分なんてオンナノコってガラじゃないし、もうオバサンよと言いつつも周囲からはオンナノコとして扱ってほしいな~という本音が透けて見える感じが、女ってメンドクサーって感じ。可愛い女の子時代に可愛いって言ってほしかった、ということに尽きるんだろうか。 でも可愛い子や綺麗な子はそれはそれで苦労はあったりすると思うんですけどね。同性の妬み嫉み、別にどうとも思ってない(むしろ嫌いな)異性からのアプローチとかに辟易しても「自慢?」とか言われそうだし。そういう所はスルーなんだよな… 一冊まとまると同じような話が続くのでちょっとお腹いっぱいになる感じのエッセイでした。
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ジェーン・スーの本を初めて読んだが、痛快。 女子、特に未婚でアラサー、アラフォーの生き辛さの分析がスゴい!女子の間での感情、職場での男性職員に感じる違和感、歴史的経緯など、読んでいて思わず納得したり、時には、それが痛いと感じたり。面白くてあっという間に読了。
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ジェーンスーの本は、自分の味方はちゃんとどこかにいるんだな、と思えるので元気が出る。疲れた時の自分の処方箋のような感覚。 甘やかすでもなく、つかず離れずの距離感、というのがジェーンスーの文字で、文章。定期的に読み返したくなる本。これからの生き方に悩む女子たちの、ベットサイドにぜひ...
ジェーンスーの本は、自分の味方はちゃんとどこかにいるんだな、と思えるので元気が出る。疲れた時の自分の処方箋のような感覚。 甘やかすでもなく、つかず離れずの距離感、というのがジェーンスーの文字で、文章。定期的に読み返したくなる本。これからの生き方に悩む女子たちの、ベットサイドにぜひ。
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講談社エッセイ賞受賞作品というだけあって、読み応えありました。 特に働く女性は、とあるゲームの攻略法 の箇所だけでも読むことをおすすします。 女だけの住宅アパート案も具体的すぎて面白かったです。
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