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貴様いつまで女子でいるつもりだ問題 の商品レビュー

3.7

199件のお客様レビュー

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2021/03/18

〝未婚のプロ〟ジェーン・スーさんのエッセイ。 おばさん、ババア問題にはじまり、恋愛、加齢、家族、友達、老後、、痛快というのは少し違うが、さっぱりからりと論じていくのが面白い。諦念と、客観性。 人間はみんなめんどくさくて、そのめんどくささを抱えながら愛おしみながら生きていくんだ...

〝未婚のプロ〟ジェーン・スーさんのエッセイ。 おばさん、ババア問題にはじまり、恋愛、加齢、家族、友達、老後、、痛快というのは少し違うが、さっぱりからりと論じていくのが面白い。諦念と、客観性。 人間はみんなめんどくさくて、そのめんどくささを抱えながら愛おしみながら生きていくんだなあと思う。 なんかこう、大袈裟に自分を大事に♡ではなく、当たり前に自分を1番大事にして生きていけばいいんだなあとおもわせてくれる。 「エエ女発見や!」がよかったな。手に入りそうもない型の幸せが自分を幸せにしなそうならば、手放せば良いだけ。 あとひたすらNissenを称える章と、「ノーモア脳内リベンジ」。

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2021/03/16

なんでもかんでも〝かわいい〟が大嫌い。 ピンクが苦手。女子の前に人間として!と、時には女を敵に回し、奥歯をギリギリと噛み締めた作者のエッセイ。 〝女子〟を刺青に例え、自分の中にも女子のタトゥーを見つける。 自称女子への辛辣さと愛。そして自己の鋭い探求があります。〝女子〟とは魂なの...

なんでもかんでも〝かわいい〟が大嫌い。 ピンクが苦手。女子の前に人間として!と、時には女を敵に回し、奥歯をギリギリと噛み締めた作者のエッセイ。 〝女子〟を刺青に例え、自分の中にも女子のタトゥーを見つける。 自称女子への辛辣さと愛。そして自己の鋭い探求があります。〝女子〟とは魂なのだ。 「生涯いち女子」 「加齢すれども女子魂は死せず」コレ名言! 私はピンク大好きです。 生きづらい女子年齢のモヤモヤに寄り添い コリをほぐしてくれます。 一刀両断。愉快痛快。 ・ピンクと和解せよ ・女友達がピットインしてきました ・母を早くに亡くすということ この3つが特に好き

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2023/01/30

. 図書館にて。 . podcastの over the sunにどハマりしており、初めてスーさんの本を読んだ。 優しいんだよね、すーさん。 ぐいぐい読ませる。 テンポよく、言葉選びも面白くて。 楽しかった。

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2021/02/06

なかなかパンチのきいた一冊。序盤からぐいっと引き込まれた。 30代、40代の女性にはグサグサくるところもあるだろうけど、傷つくことも多いだろうその世代、耳を塞ぎ傷つくことを恐れるより、こんな風に自分を分析して、自虐も含めて小気味良くネタにしていた方が人生楽しいのかなーと思ったり。...

なかなかパンチのきいた一冊。序盤からぐいっと引き込まれた。 30代、40代の女性にはグサグサくるところもあるだろうけど、傷つくことも多いだろうその世代、耳を塞ぎ傷つくことを恐れるより、こんな風に自分を分析して、自虐も含めて小気味良くネタにしていた方が人生楽しいのかなーと思ったり。 SNSで30代が女子をアピールすることは、男の人がタトゥーをひけらかすのと同じ。心を許せる人にだけそっと見せるべし、というのはなるほどーっと感心。 また、「なんとなく」が理由になるのが女子性。その「なんとなく」を説明するするのは無粋だったりする、というくだりもストンと腑に落ちた。わかるー!!

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2020/12/26

この手の本は余り読まないが、テンポが良く、綾小路きみまろの話を聞いているみたい。男でも、ちょっとスノッブで学生時代を頑張ってきた男性にも当てはまるかもしれない。 父親の話があり、そこは娘がいる父親には参考になるのではないかと思った。いい女の子を育てる本は多いけど、育っていい学校...

この手の本は余り読まないが、テンポが良く、綾小路きみまろの話を聞いているみたい。男でも、ちょっとスノッブで学生時代を頑張ってきた男性にも当てはまるかもしれない。 父親の話があり、そこは娘がいる父親には参考になるのではないかと思った。いい女の子を育てる本は多いけど、育っていい学校に行ったとしてその後をイメージできる本は無いと思う。 著者としては当たり前だと思うけれども、一つのネタの広げ方は素晴らしい。

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2020/12/23

歳を重ねていく度に読むと感じ方が違ってきて面白くなりそうな本。 己の女ポディショニングアップデート女子会にも、スペインバル女子会にも、戦のあとの宴女子会にも参加できる女子でいたい。

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2020/12/14

ラジオ(over the sun)を聴いてるうちにスーさんの人柄に惹かれ、本が読みたくなり手に取る。痛快な切れ味で、モヤモヤをバサバサ斬っていく小気味良いリズム感。歳を重ねるのが少し楽しみになりました。

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2020/12/11

自身のモヤっとした気持ちを観察&分析し、分かりやすい言葉にして伝えていく力はさすが。 東京についてのお話がとても面白かった。

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2020/12/01

何気なく人生を送っていたけれど、女性は女の子らしさを押し付けられて育っているのだと知った。 若くて、素直で、未成熟であることが可愛さの象徴になっていて、モテる女子の象徴ともなっている。 合コンでモテる女子像は「可愛らしさ」であるが、その可愛らしさを演出してモテて付き合った結果、素...

何気なく人生を送っていたけれど、女性は女の子らしさを押し付けられて育っているのだと知った。 若くて、素直で、未成熟であることが可愛さの象徴になっていて、モテる女子の象徴ともなっている。 合コンでモテる女子像は「可愛らしさ」であるが、その可愛らしさを演出してモテて付き合った結果、素の自分を出すと嫌われる。ありのままの自分を見せると恋愛対象として見てもらえない一方、恋愛対象となるための猫を被れば、別の自分を演じているモヤモヤを抱えるジレンマが生じる。 世の男性の好きな「女性像」があまりにも「可愛らしさ」に引っ張られていて多様性がない世の中。もっともっと多様な女性像が受け入れられる社会になって欲しいなぁ。もちろん男性像も。

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2020/11/30

「私はオバさんになったが森高はどうだ」 どうですか、このタイトル力。 もう全体的にこのクオリティです。 社会経験と知恵と小金を手にした、アラサー女の自己対話。 三浦しをんさんが、 「『女』として生まれたことに、なんの屈託も試行錯誤もなく生きていける女性は、実は少数派だろう。」と...

「私はオバさんになったが森高はどうだ」 どうですか、このタイトル力。 もう全体的にこのクオリティです。 社会経験と知恵と小金を手にした、アラサー女の自己対話。 三浦しをんさんが、 「『女』として生まれたことに、なんの屈託も試行錯誤もなく生きていける女性は、実は少数派だろう。」と解説で書かれているように、これ、女性ならだいたいみんなうなずくことばっかり書いてます。 うだうだ悩んでるなら、読んでゲラゲラ笑ったほう、いいよ。 【出版社紹介文より】 誰もが見て見ぬふりをしてきた女にまつわる諸問題(女子問題、カワイイ問題、ブスとババア問題…etc.)から、恋愛、結婚、家族、老後まで-話題の著者が笑いと毒で切り込む。"未婚のプロ"の真骨頂。講談社エッセイ賞受賞作。 ami

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