翻訳できない世界のことば の商品レビュー
あんまり頭使いたくない、寝る前とかにパラパラ見るのにちょうどいい◎ 見開きで各国の言葉と意味、イラストも素敵で絵本みたいに読める。 日本語もいくつか出てきて興味深い気持ち。 旅行前の期待と不安が混じったドキドキみたいな気持ちをスウェーデン語の名詞が一言で表してくれた笑 今度か...
あんまり頭使いたくない、寝る前とかにパラパラ見るのにちょうどいい◎ 見開きで各国の言葉と意味、イラストも素敵で絵本みたいに読める。 日本語もいくつか出てきて興味深い気持ち。 旅行前の期待と不安が混じったドキドキみたいな気持ちをスウェーデン語の名詞が一言で表してくれた笑 今度からその単語だけ言えばいい?
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プレゼントしてもらった本。 面白くて一気読みしてしまった。 ふふっと共感して笑ってしまうことばや、 生きていく上で大切にしたいと思えることばまで。 もっと多くの言語に触れて、表現力を身につけ、 生活をより豊かにしていきたいなと思えた。
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日本語では「木漏れ日」「ぼけっと」「わびさび」「積読」が紹介されている。 読んでもあまりよく分からない言葉もあり、感覚的に兼ね備えている言葉を言い換えて伝えるのは難しいのだろうなと実感する。
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ひとことでは訳せない世界のことばの中に突然「KOMOREBI」を見つけて、一瞬日本語と分からなかった。誰が作ったことばなのか、そのことばで光景が浮かんでくる素敵な名詞。日本人に生まれて良かったと感動。 イラストとことばが見開き1ページにあり、背景の色がそれぞれとても合っていて何度...
ひとことでは訳せない世界のことばの中に突然「KOMOREBI」を見つけて、一瞬日本語と分からなかった。誰が作ったことばなのか、そのことばで光景が浮かんでくる素敵な名詞。日本人に生まれて良かったと感動。 イラストとことばが見開き1ページにあり、背景の色がそれぞれとても合っていて何度でも飽きずに見ていられます。 それぞれの国の言葉は、ユニークだったり何故かとても思い当たるところがあったり、その国の人がどんな場面で、どんな発音でこのことばを使うのか知りたくなりました。 個人的にはアラビア語の「GURFA」に興味を惹かれました。「片方の手の平に乗せられるだけの水の量」って・・みんな手の平の大きさ違うのに。
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例えば日本語の「ボケっと」私たちは翻訳アプリに頼りすぎてるのかもしれない。分からない言葉を「いつ使うの?」と、そう聞くだけで言葉は広がるのに、ポケットに収納可能なほどコンパクトになる。私はトレップヴェルテルだからよく後悔する。例えば嫌味な人との打ち合わせで。意味の確認は是非本で。
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私は常日頃から、伝えたいことをできるだけそのまま言葉にできるように、というのを心掛けています。そのために会話をするときは、ゆっくりゆっくり、言葉を選んで話します。読書をするのも、私が感じるものを言い表してくれる言葉をより多く蓄えるためだったりもします。 「言葉は、真実を、人の心...
私は常日頃から、伝えたいことをできるだけそのまま言葉にできるように、というのを心掛けています。そのために会話をするときは、ゆっくりゆっくり、言葉を選んで話します。読書をするのも、私が感じるものを言い表してくれる言葉をより多く蓄えるためだったりもします。 「言葉は、真実を、人の心がうつしだすわずかなものに減少させてしまう」 のだとしても、やっぱり言葉にすることを諦めたくない。だって、言葉にすることでしか、私たちは互いの想いを伝え合うことができないから。 本を読んでいると、「この表現、日本語でしか表せないよな、、日本人で良かった、、」と思うことがよくあります。けれど、この本で海外の言葉にも触れて、「日本語以外にもいい言語、たくさんあるやん!」ってなりました。言葉って素敵。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
日本では、時間や距離を表すのにバナナとか、トナカイは登場しないよなぁと思った。言葉から、そこでの生活がにじみ出ている。 「積ん読」や「ぼけっと」など紹介されている日本語は、いつも何気なく使っていたけど、この本で見るとすごく素敵に見えた(「わびさび」は日本人でもよくわかっていないけど……)。洋画を観ていて、「日本ではこれを木漏れ日というんだよ」とニコニコしてしまった。 イラストもシャレていて、見開きで一つの言葉で読みやすい。プレゼントにもすてき!
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有馬温泉にある旅館にて。ライブラリースペースという、緑溢れる景色を眺めながら読書できる素晴らしく贅沢な場所があり、その場所にて読みました。タイトルの通り、言葉にできない感覚や現象を世界の言葉でどう言い表すかという本。ロマンチックな言葉から、少し怖いものまで様々。イラストも可愛く、...
有馬温泉にある旅館にて。ライブラリースペースという、緑溢れる景色を眺めながら読書できる素晴らしく贅沢な場所があり、その場所にて読みました。タイトルの通り、言葉にできない感覚や現象を世界の言葉でどう言い表すかという本。ロマンチックな言葉から、少し怖いものまで様々。イラストも可愛く、見ていて飽きません。面白い。日本語の「侘び寂び」「木漏れ日」が登場して、改めて日本語の美しさも実感しました。
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異国の知らない言葉でも、その気持ちわかるなとか、こんな言葉が日本にもあったらいいのにという気持ちになり、世界とのつながりを感じた。 日本特有の言葉が載っていて、普段使う言葉が日本独自の感覚という事を客観的に感じることができた。日本人らしい感覚を大事にしようと感じた。
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著者の、エラ・フランシス・サンダースさんは、イギリス在住のライター、イラストレーター。 2016年発刊の本には20代とあるので、今は30代であろうか。 いずれにしても、まだ若いのだが、色んな国に住んだことがあるようで、その影響で言語に興味がでたのだろうか。 取り上げた「翻訳でき...
著者の、エラ・フランシス・サンダースさんは、イギリス在住のライター、イラストレーター。 2016年発刊の本には20代とあるので、今は30代であろうか。 いずれにしても、まだ若いのだが、色んな国に住んだことがあるようで、その影響で言語に興味がでたのだろうか。 取り上げた「翻訳できない」ことばは、数々あるだろうし、更にユニークなものもあるだろう。 とは言え、取り上げられた単語は、やはり日本語で一言で言い表せるものは思い浮かばない。 PISANZAPRA はマレー語で、バナナを食べるときの所要時間。PORONKUSEMAはフィンランド語で、トナカイが休憩なしで疲れずに移動できる距離。GURFAはアラビア語で、片方の手のひらにのせられるだけの水の量 なんか、お国柄が見事に出ていると感じた。 ちなみに、日本語から選ばれているのは、「木漏れ日」「ボケっと」「わび・さび」「積ん読」。 この選び方も、著者の感性が表れているようだ。 イラストは可愛いく、色使いもマッチしている。 それにしても、元は同じアフリカから移動してきたヒトが、これほど多様な言語と感性を持つとは、面白いものだ。
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