夢幻花 の商品レビュー
最後の伏線回収の勢いが急すぎて、おわり?!?ってなった。面白かったのは間違いない。東野圭吾って賢いなあと毎回思うのでした。
Posted by
黄色い朝顔と、刑事の血筋と、才能に悩む若者の話。さくさく読める。テーマもストレート。終わり方もすっきり。
Posted by
一冊め。 久しぶりの東野圭吾。やっぱり巧いなぁって感じ。良質良質。 ある花に纏わる物語。主人公は「気がつけば人生の迷子になっていた」若者二人。まったく関係がなかった二人だが、ある事件に関わるうちに繋がりができて…。取り巻く人は敵なのか味方なのかというコンゲーム的な要素もあり、しっ...
一冊め。 久しぶりの東野圭吾。やっぱり巧いなぁって感じ。良質良質。 ある花に纏わる物語。主人公は「気がつけば人生の迷子になっていた」若者二人。まったく関係がなかった二人だが、ある事件に関わるうちに繋がりができて…。取り巻く人は敵なのか味方なのかというコンゲーム的な要素もあり、しっかり作られたストーリーだと感じる。 そう、作られた、ってところがポイントなのだ。エンターテイメントとしては完成しているのだ。それはまったく問題のないところなんだけど、物足りなさも正直感じる部分もある。そう思うと派生的に、終盤描かれる成長もなんとなく軽いような気もしてくる。 あぁだめだいちゃもんつけたい病が顔を出してきている。 蒼太くんはどっちのヒロインを選ぶのかしら~
Posted by
久しぶりに面白い東野作品でした。バイオ系のような理系ネタは根っからの文系人間にとって新鮮で興味深いことばかりです。アサガオなんて身近にあるだけに面白かったです。 冒頭の凄惨な事件が一体どこで繋がるかが一番気になってました。最近ニュースでも人間性を疑うような殺人事件が多いので(そも...
久しぶりに面白い東野作品でした。バイオ系のような理系ネタは根っからの文系人間にとって新鮮で興味深いことばかりです。アサガオなんて身近にあるだけに面白かったです。 冒頭の凄惨な事件が一体どこで繋がるかが一番気になってました。最近ニュースでも人間性を疑うような殺人事件が多いので(そもそも殺人犯にマトモな人間がいるのか疑問ですが…)、かなり印象的な始まり方でした。おかけでその後の蒼太エピソードが霞んでしまって、伊庭孝美の正体が分かっても個人的には「フーン…」という程度で終わってしまいました。 ラストに向かってバラバラだったお話が一つに繋がったときの爽快感はさすが東野圭吾という感じです。 正義って何でしょうか。曲がった道に進もうとしている人を正義感を持って正そうとする人間は素晴らしいと思います。でもそれは少数派で実際はその反対だったり見て見ぬ振りをしたり、正しいことをしたからといって救われるわけじゃない。小説としては面白かったけど、やりきれなさが残りました。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「バンドメンバーの自殺」「黄色いアサガオ」そして本のタイトル。 なんとな~く話の流れが想像できてしまったけれど、 それでも楽しめました。 そこかしこに散りばめられたエピソードが、最後1つ1つ繋がっていく様に、あぁ、そう繋がるんだ!と。 ただ。。。。祖父を殺した犯人に面会&同情(?)っていうのは、チョット理解に苦しみました。 犯人を「憎む気持ちが全然わいてこない・・・」という孫2人。 いっくらなんでもそれは・・・・・ 家族に恵まれなかったおじいちゃんに同情です。
Posted by
ガリレオシリーズが一番面白いと思っていたが、この本はそれと並ぶか超えるぐらい面白かった。複数の登場人物やエピソードのつながりが見えないまま物語はすすむ。読んでいる途中で何度頭を凝らしてみても繋がりがみえない。気になってどんどん読み進める。最後にすべてのピースが「ばちっ!!」とはま...
ガリレオシリーズが一番面白いと思っていたが、この本はそれと並ぶか超えるぐらい面白かった。複数の登場人物やエピソードのつながりが見えないまま物語はすすむ。読んでいる途中で何度頭を凝らしてみても繋がりがみえない。気になってどんどん読み進める。最後にすべてのピースが「ばちっ!!」とはまる感覚が爽快。そしてこの物語に出てくるおじいちゃんの生き様は素敵。かっこいい。2日で一気に読めた。
Posted by
久しぶりに東野作品を読んだ。あっという間に読んでしまった。貧乏クジを引いてしまうこともあるが、この作品を読んで誰かが貧乏クジを引くことによって世の中が成り立っていると思った。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
さすが!面白かった。 難解すぎない文章と時間解決までのスピードがちょうど良くて、すぐ読んでしまう。 確かに動機は物足りなさを感じるけど、このくらいのボリュームで良かったと思う。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
朝顔の研究をしていた老人が殺され、孫の梨乃と友人の蒼太が解明に繰り出します。 様々な人の視点から描かれ、点が線になってゆくのが心地良いです。 人物描写のディテールが細かいのは言うまでもないですが、その中に現代の原発問題や薬物問題が織り込まれ、読みやすい以上に読み応えのある作品でした。 オリンピックの夢に挫折した梨乃と、これからも原子力を学ぼうと決意する蒼太の成長が眩しかったな。 こうして人は成長し、繋がっていくんでしょうね。 今ある負の遺産をどうするか。 深い余韻が残る佳作でした。
Posted by
伏線を張り続けて、最後に一気に解説している感がすごい。もう少しバランスが取れないものか。最後、伊庭孝美の存在感薄すぎ。
Posted by