夢幻花 の商品レビュー
最後にたくさんのパズルピースが組み合わさるような読後感。 そして人間が作り出すものの美しさ・利便性、そして毒性。 江戸は夢幻花。 現代は彼が学ぶあのテクノロジーか。 東野圭吾らしい。
Posted by
最近、夜中もクーラーをかけて寝ている。朝起きると、一番にクーラーを切り、窓を開け空気の入れ替えをし、プランターの植物に水をあげるのが私の日課。 ふとベランダに朝顔の鉢植えが置いてあるのを見つけた。娘が小学校から持って帰ってきた物だろう。同じツルなのに、違う色の朝顔が咲いている。水...
最近、夜中もクーラーをかけて寝ている。朝起きると、一番にクーラーを切り、窓を開け空気の入れ替えをし、プランターの植物に水をあげるのが私の日課。 ふとベランダに朝顔の鉢植えが置いてあるのを見つけた。娘が小学校から持って帰ってきた物だろう。同じツルなのに、違う色の朝顔が咲いている。水色の花が綺麗だ。 黄色の朝顔が有るなんて知らなかったな。東野氏はミステリーが素晴らしいだけではなく、こういった知的好奇心をそそられる題材を取り上げてて、作品にしてしまうところも惹かれるところだ。もちろんミステリー部分も面白く、一つの謎が進行しているのに、新たな謎が出て来てどうなるのかとワクワクしながら読む。
Posted by
東野作品に浸る夏。 本棚にごっそり買い込んでいます。 この「夢幻花」も最初の伏線が、後半にどんどん繋がっていき ミステリーの良さがふんだんに詰まっています。 主役の男女の淡い恋模様や将来への挫折も相まって 色々なことを気にしながら読みました。 先の...
東野作品に浸る夏。 本棚にごっそり買い込んでいます。 この「夢幻花」も最初の伏線が、後半にどんどん繋がっていき ミステリーの良さがふんだんに詰まっています。 主役の男女の淡い恋模様や将来への挫折も相まって 色々なことを気にしながら読みました。 先の展開が気になり、ページをめくる手が止まらない。 まだまだ東野作品を読み漁る日々が続きそうです。 ちなみに次は「マスカレードホテル」を。
Posted by
東野圭吾の小説は読みやすくてよいです。 夢幻花も情景が目に浮かぶ感じでスムーズに読み進めました。 蒲生家と伊庭家の関係がう~んって感じでしたが・・・。 ただやはり東野圭吾の小説のNo.1は私の中では白夜行かな・・・と。
Posted by
わーなるほど…‼︎ 先に母が読んでいて感想が「題名…怖い…」で、しかし悲しい何かはありそうではあるものの『怖い』にはなかなか結びつかずしばらくハテナだったんだけど、後半から色んなことが繋がって鳥肌‼︎ わー怖い。 今回東野圭吾にしては微妙な読み辛さを感じていたのだけどラスト...
わーなるほど…‼︎ 先に母が読んでいて感想が「題名…怖い…」で、しかし悲しい何かはありそうではあるものの『怖い』にはなかなか結びつかずしばらくハテナだったんだけど、後半から色んなことが繋がって鳥肌‼︎ わー怖い。 今回東野圭吾にしては微妙な読み辛さを感じていたのだけどラストの結び方はやはり東野圭吾だなぁと思いました。 お上手。 題名でピンとこなかった方はくれぐれも読む前に《夢幻花》と検索しないようご注意ください。
Posted by
もっと衝撃的な結末を期待してましたが、普通のミステリーでした。犯人もそれほど意外性はなかったです。朝顔のこと、蒼太に家族との距離を感じさせてまで隠さないといけない事なんですかね?そこが上手く納得できませんでした。ところで黄色の朝顔には書かれてるような幻覚作用があるんですかね?チョ...
もっと衝撃的な結末を期待してましたが、普通のミステリーでした。犯人もそれほど意外性はなかったです。朝顔のこと、蒼太に家族との距離を感じさせてまで隠さないといけない事なんですかね?そこが上手く納得できませんでした。ところで黄色の朝顔には書かれてるような幻覚作用があるんですかね?チョウセン朝顔の種には毒があるらしいですが・・・。
Posted by
バラバラに存在していた点が広がったり、移動したりしながら、近づいて、重なって、徐々に絡まりあって1点に集約していく…あぁ、これこれ、この感覚が東野作品の醍醐味だよなーと、惹きつけられるままに一気に読んでしまった。 雅哉が語った「何の義務も与えられないことが、どれほど虚しいか」とい...
バラバラに存在していた点が広がったり、移動したりしながら、近づいて、重なって、徐々に絡まりあって1点に集約していく…あぁ、これこれ、この感覚が東野作品の醍醐味だよなーと、惹きつけられるままに一気に読んでしまった。 雅哉が語った「何の義務も与えられないことが、どれほど虚しいか」という尚人の言葉が胸に刺さる。 でも、何の義務も与えられない人間なんて、いないと思いたいな。 蒼太が自分自身で「義務」を見つけたように、誰にでも義務はあるものだと思いたい。 だからきっと、夢幻花に逃げる必要なんかないんだ。 きっと、そうだ。
Posted by
よくまとまった話です。 もう昔のような衝撃を、東野作品に求めるのは無理なんだろうか。 こぢんまりとまとまった読みやすいだけの話なんて、東野作品に求めていないんだけどな。
Posted by
やられました。 プロローグ1 東京オリンピックを2年後に控えた事件 プロローグ2 ケータイは麻薬だから
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
【あらすじ】 花に囲まれて穏やかな余生を過ごしていた老人・秋山周治が、何者かによって殺された。最初に遺体を発見した孫娘の梨乃は、庭にあった黄色い花の鉢植えが無くなっていることに気付き、そのことを自分のブログにアップした。すると、にわかに梨乃の周りで不穏な動きをする人物が現われはじめる。警視庁をはじめ多くの大人たちを翻弄する、禁断の花の正体とは!?息つく間もない東野ミステリーの最高到達点。 【感想】
Posted by