1,800円以上の注文で送料無料

高校入試 の商品レビュー

3.3

296件のお客様レビュー

  1. 5つ

    28

  2. 4つ

    72

  3. 3つ

    127

  4. 2つ

    34

  5. 1つ

    8

レビューを投稿

2016/07/31
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

いろんな角度から書き続ける、湊かなえ作品らしいかんじだったけど、結末がちょっとぱっとしないかな。 今までの作品みたいな、「黒い」んだけど、しょうがないよなぁっていうのは、なかったな。あんまり、共感できなかった。(「告白」とか、悪いことなんだけど、仕方ない、みたいなところがあった。)

Posted byブクログ

2016/07/26

そこまでイヤミスじゃなかった。湊さんに勝手に期待してたものとはすこし違ったかな?脚本が先で小説があとだとまた何か違うこともあるんだろうか。

Posted byブクログ

2016/07/18

この作品で素晴らしいと感じたところは3点。 まず、『告白』もそうだが、 限定されたシチュエーションで会話を中心に構成しつつ、 一気に読ませる筆力はすごい。 そして、ゆらぎのあるリアル人間を しっかり書きっているところも特筆に値する。 最後に、しっかりとメッセージを込めているところ...

この作品で素晴らしいと感じたところは3点。 まず、『告白』もそうだが、 限定されたシチュエーションで会話を中心に構成しつつ、 一気に読ませる筆力はすごい。 そして、ゆらぎのあるリアル人間を しっかり書きっているところも特筆に値する。 最後に、しっかりとメッセージを込めているところだ。 反面、物語としてのカタルシスはそれほどなく、 なんだかモヤモヤとしたものがあとに残る気がする。 また、このスタイルの書き方が今後も続くと、 少し飽きるかなあという印象も残る。 次はもっと動きのある?物語も期待。

Posted byブクログ

2016/07/15

ドラマ化されているんですね。知りませんでした。 というか、ドラマの脚本を小説に書き換えたようです。 学園ものなので登場人物が多くて覚えるのが大変でした。 しかもお得意の一人称がコロコロ変わる手法だから、更に大変。 親切に人物相関図があるので、そのページを行ったり来たりでしたw ...

ドラマ化されているんですね。知りませんでした。 というか、ドラマの脚本を小説に書き換えたようです。 学園ものなので登場人物が多くて覚えるのが大変でした。 しかもお得意の一人称がコロコロ変わる手法だから、更に大変。 親切に人物相関図があるので、そのページを行ったり来たりでしたw 娘が高校入試を終えたばかりなので目につき購入。 県立橘第一高等学校。 一高不合格 → 東大 一高合格 → 三流大学 このどちらが自慢かといえば、後者なのだ。 一高に落ちたら、人生終了と言われる。 アホらしい。 受験というものは、たった一日で運命が決まってしまう。 人生の分岐点なんだよね。 その受験で、採点ミスがあったとしたら・・・。 そして、入試をぶっつぶす!と色々な事件があったら・・・。 湊かなえの本は、先が気になって仕方がなく、次の展開にワクワクしながら読んでいる自分がいます。 怪しい人物は沢山出てくるんだけど、ページ数が残り少なくなっても首謀者が明らかにされないのと、「こいつか!」と思ってもまた新たな展開になったりするので、最後まで楽しめます。 散りばめられた点が全て線として繋がった時は興奮します。 2016 27冊目

Posted byブクログ

2016/07/12

高校入試をぶっつぶす話。 あの1日で人生が変わってしまうことは否めないけど 進んだ道と進まなかった道のどっちがいいのかを比べることはできないんだから 落ちたら落ちたで行った学校でよかったことだけを考えればいいのだよ。 それは高校生じゃ理解できないことだろうけども。

Posted byブクログ

2016/07/01

高校入試が舞台。入試当日に問題が次々起こって、教師、受験生、親それぞれがとる行動や気持ちが書かれている。過去の入試にあった採点ミス問題、ネット、学歴問題、引きこもり。 内容は面白かったが、思った通りの展開でいつもの裏切られる感がなかった。

Posted byブクログ

2016/06/28

テレビの脚本がベースということと、登場人物たりが教師ばかりで女教師以外の教師の区別がつかず、また、同時進行的に挿入されるネット掲示板の書き込みなど、話がスムーズに進まないこと、登場する教師がドラマ的なステレオタイプな点もあって、なかかな物語に没入できなかった。作者の十八番の結末の...

テレビの脚本がベースということと、登場人物たりが教師ばかりで女教師以外の教師の区別がつかず、また、同時進行的に挿入されるネット掲示板の書き込みなど、話がスムーズに進まないこと、登場する教師がドラマ的なステレオタイプな点もあって、なかかな物語に没入できなかった。作者の十八番の結末のどんでん返しもパンチは少ない。

Posted byブクログ

2016/06/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

いやいやいやいやまさか、、、 生徒は怪しいと思ってたけど水野先生でも村井先生でもないなんて!!!! 驚きの結末でした。久々に日曜の午後ずっと読みふけってました笑 気になっちゃって。でもこの学校の教師陣、、 坂本先生の自己中すぎる発言に呆れた〜。信じられない。 あと管理職がんばれwwww 相田先生もあかん! みどり先生とか宮下先生、良いね! 人はミスするもの、でも起こってはならない重大なミスから責任逃れする人々。疑い合う仲間たち。それが教師という世間的に良識ある側の大人の代名詞と言える人たちの混乱で描かれているところが面白い!かな。 にしてもこれ読んだら入試の採点きんちょうだなぁ!

Posted byブクログ

2016/06/19

密室という意味では、確かに入試そして採点業務は最適なミステリーの舞台。しかも、保守的な学校現場、それも地方の公立学校となると、尚更。個性が強く、世間ずれした教員たち、横柄な同窓会長、モンスターペアレンツなども登場。

Posted byブクログ

2016/06/18

「お堅い」イメージの組織ほど、 「建前主義」に陥りやすく、 「他人事」で仕事がすすめられてしまう ということではないだろうか。

Posted byブクログ