高校入試 の商品レビュー
入試って大変だな、と思いました。 人の厭らしいところがすごいでてて、やっぱり作者の作品は面白いと思いました。
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有名進学校の入試前日、校内で発見された「入試をぶっつぶす」という張り紙。 ただのいたずら?脅迫? 曖昧にしたまま当日を迎え、小さなトラブルが次々に起こるものの入試は無事に終了・・・したかに思えた。 登場人物を頭に入れるまでに、これほど苦労したのも久しぶり。 何より20人を超える人物たちそれぞれの目線でストーリーが進むので、何度も混乱しました。 章ごとに代わることはあっても、1ページに3人とか、びっくりです。 でも読みにくいなぁと思っていたのは序盤だけで、途中からは一気でした。 高校入試をこんな風に考えたことなかったなぁ。 腹黒かったり自己中だったり、いろんな人が出てきますが、実際こんなもんだろなぁと思ってしまう自分が。 読後なんとも言えない気分で、すっきりはせず。
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映像化ありきで書かれた作品なので、『白ゆき姫殺人事件』と同じく本で読むより映像で見たほうがもっと楽しめたかも。 入試制度、保守的な個人や組織、匿名による誹謗中傷、モンスターペアレント……と盛り込みすぎ感はありましたが、最後まで真相を隠したまま読み手を引っ張っていく文章力はさすがだなぁと感心しました。
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最初は登場人物が多すぎて把握するのに四苦八苦。 よくわからない展開に戸惑う場面も多くて最後まで読み通す自信がぐらついていたりも。 校長先生の雰囲気が変わりだしてからとたんに面白くなってきて 予想していた展開とは違った側面が出てきたりで ラストまで一気に突っ走り抜けた。 読後感...
最初は登場人物が多すぎて把握するのに四苦八苦。 よくわからない展開に戸惑う場面も多くて最後まで読み通す自信がぐらついていたりも。 校長先生の雰囲気が変わりだしてからとたんに面白くなってきて 予想していた展開とは違った側面が出てきたりで ラストまで一気に突っ走り抜けた。 読後感はすっきりとしていて 年々湊かなえさんの文章が好きになっていっているような。 マイルドな湊さんの本もまたいいなぁと。
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湊作品の中で一番おもしろい作品ではないけど、もしかしたら一番好きな作品になるかもしれません。イヤミス展開にちょっと飽きてきたのもあるし、こいつ大概にしろよというキャラも何人かいましたが、モンペアを除けば嫌なヤツはいなかったからかな。特に坂本先生には始終イライラさせられましたが、“...
湊作品の中で一番おもしろい作品ではないけど、もしかしたら一番好きな作品になるかもしれません。イヤミス展開にちょっと飽きてきたのもあるし、こいつ大概にしろよというキャラも何人かいましたが、モンペアを除けば嫌なヤツはいなかったからかな。特に坂本先生には始終イライラさせられましたが、“今の若い人は育児休暇を当たり前にとって組合活動に全く協力しない、だれのおかげてできな制度か分かっているのか”という言い分にはハッとさせられました。周りが何と言おうが制度としてあるものは使うべき、という考えだったので、視野が狭かったなと反省しました。 登場人物が多いですがストーリーのテンポが良くてサクサク読めました。欲を言うなら人物相関図のところに名前だけじゃなくて年齢ぐらいはついてても良かったかなと。荻野先生、水野先生、小西先生あたりはキャラがかぶるので読んでる途中で誰目線か分からなくなることもあったので。 読後感も悪くなく、みんなが新しいスタートをきれた様子でスッキリとした気分です。
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途中、犯人がわかって来てしかもその動機もたいしたことないなと思い、飽きてきてしまったが、後半は盛り返してきて楽しめた。湊かなえの本は初めて読んだが、社会問題を取り扱ってて、その内容も考えさせられるようなもので他の作品も読んでみたいと思った。
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帯文: ”この作品を書けたことで、小説家として次のステージに一歩進むことができました。――湊かなえ” ”衝撃の結末が待ち受ける、『告白』以来の学校ミステリ!” ”悪意は拡散する。” 目次: 第1章 入試をぶっつぶす!、第2章 大丈夫,あいつら隙だらけ、第3章 終了?これからだろ...
帯文: ”この作品を書けたことで、小説家として次のステージに一歩進むことができました。――湊かなえ” ”衝撃の結末が待ち受ける、『告白』以来の学校ミステリ!” ”悪意は拡散する。” 目次: 第1章 入試をぶっつぶす!、第2章 大丈夫,あいつら隙だらけ、第3章 終了?これからだろ、第4章 賽は投げられた、第5章 答案用紙が1枚足りない?、第6章 ケータイ母&同窓会長,ついに校長室に殴り込み!、第7章 本物どーっちだ!、第8章 じゃあ,復讐、第9章 入試をぶっつぶすためです、第10章 サクラチル、終章 そして――、解説 羽鳥健一
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『挑戦者 湊かなえ』をいつも讃えたいと思う。 とは言え、本作に関しては、 イヤっぷりは物足りないし、 ミステリー要素も驚くほどではなかったな。 でも、湊かなえさんには、勝手に身内感を感じておるので、 「ま、この子の実力はこんなもんではないから。」 と余裕かまして、次に読む本に...
『挑戦者 湊かなえ』をいつも讃えたいと思う。 とは言え、本作に関しては、 イヤっぷりは物足りないし、 ミステリー要素も驚くほどではなかったな。 でも、湊かなえさんには、勝手に身内感を感じておるので、 「ま、この子の実力はこんなもんではないから。」 と余裕かまして、次に読む本に期待し続けられる稀有な小説家さま。 最近は次男中3もハマりつつある。 レビューじゃなくてすみません。
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高校というのは社会に出るための準備期間。 本当にその通りだと思う 小中高と、完璧じゃないといけないわけじゃない いっぱい失敗して、いっぱい学んで準備する。 どんな毎日を送ろうと その人生に意味をつけるのは自分
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いまどきのツールを背景に疾走感と緊迫感がある。関わる人たちの裏の顔もあぶり出され、湊ワールド全開といったところか。
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