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僕らのごはんは明日で待ってる の商品レビュー

3.9

197件のお客様レビュー

  1. 5つ

    47

  2. 4つ

    78

  3. 3つ

    53

  4. 2つ

    4

  5. 1つ

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2021/11/07

亮太や小春が、どうしてそのような人生の選択をしたのか、理解できないことが多々あった。 人の気持ちっていうのは、数学のように「こうだから、こうなる」と答えが単純に導き出せるものではないのだろう。 自分を振り返っても、どうしてそれを選んだのか、説明できないことが沢山ある。人間って分か...

亮太や小春が、どうしてそのような人生の選択をしたのか、理解できないことが多々あった。 人の気持ちっていうのは、数学のように「こうだから、こうなる」と答えが単純に導き出せるものではないのだろう。 自分を振り返っても、どうしてそれを選んだのか、説明できないことが沢山ある。人間って分からない生き物ですね。

Posted byブクログ

2021/11/06

映画を見てから原作を読んだので、いくらかの内容の違いが気になってしまった。 ストーリーの流れ的には、映画のほうが気に入っている。 でも、原作も読みやすくて、ホロッとさせられて、心が浄化された。

Posted byブクログ

2021/10/17

瀬尾まいこさん唯一の恋愛小説。 陰と陽。決して交わりそうにない2人が出会い、お互いを知っていく青春小説。 瀬尾さんならではの身近なものが出てきて、本当に2人が日本のどこかで生きている気がする。 別に特別なことをしなくても、ただ2人でポカリ飲んで、ケンタッキー食べて、そんな...

瀬尾まいこさん唯一の恋愛小説。 陰と陽。決して交わりそうにない2人が出会い、お互いを知っていく青春小説。 瀬尾さんならではの身近なものが出てきて、本当に2人が日本のどこかで生きている気がする。 別に特別なことをしなくても、ただ2人でポカリ飲んで、ケンタッキー食べて、そんな日常が幸せだって感じる。 ただ一緒にいるだけで幸せを感じられる関係って素敵だと思った。 “神様は乗り越えられる試練しかあたえない“ そんな事言われても、辛いものは辛い。 どうして自分だけって思う。 この小説に出てくる山崎さん。 がんが手術する度にあちこちに転移していて、長く入院している。 そんな山崎さんの“自分は神様に過大評価されてる“という考え方がすごいと思った。 そうやって前を向いて生きられるの強くてかっこいい。

Posted byブクログ

2021/10/06

瀬尾まいこさんの本は、ハズレがない。 と言ってもまだ10冊ほどだけど、今まで読んだものは全部面白かった。 登場人物に悪い人がいない、というのが大きい気がする。 こちらは、葉山くんと上村さん。2人のカップルの歩みを描いた物語。 序盤は、彼らは高校三年生。 悲しい過去を引きずって...

瀬尾まいこさんの本は、ハズレがない。 と言ってもまだ10冊ほどだけど、今まで読んだものは全部面白かった。 登場人物に悪い人がいない、というのが大きい気がする。 こちらは、葉山くんと上村さん。2人のカップルの歩みを描いた物語。 序盤は、彼らは高校三年生。 悲しい過去を引きずって、以来心を閉ざして本ばかり読んでいた葉山くんは、クラスメイトの上村さんに唐突に、 体育祭で米袋ジャンプ(このよくわからない競技の設定が、もう瀬尾さんだよね)なる種目に一緒に参加して欲しい。 と言われる。 上村さんに引っ張られ、しぶしぶ練習していた葉山くんだったが、少しずつ意識が変わっていく。 中盤からは、大学生。2人は晴れてカップルとなる。 葉山くんは大学で友達も出来て、アルバイトにも精を出し一人暮らしをスタートさせる。 そして終盤からは就職。大人となった二人に、新たな試練が待ち受けていた・・・。 上村さんと出会って、少しずつ成長していく葉山くん。 上村さんもまた、飄々としているようだけど、背負っている過去があって、 二人で乗り越えていこうともがく。 素敵なカップルです! すごく悲しいことも、考えさせられることもあり、胸が苦しくなる場面もあるけど、とにかくこの二人はもちろん、彼らの周りにいる人たち、みんな魅力的な人たちで、すごく心強いんだよね。 葉山くんの大学の友達の塚原くんも、タイの旅先で出会ったツアーのおばちゃんたちも、病気を患っているけどすごく優しい山崎さんも、いい人たち! そして、相変わらず、瀬尾さんは会話の節々にクスッと笑わせるポイントを入れてくれてる。 どうやらこちら既に実写化されているようですが、あえて自分でキャスティングすると、 葉山くん→林遣都くん 上村さん→吉高由里子ちゃん 塚原くん→ 矢本悠馬くん 二人ともお若いから高校生もいけるかと!

Posted byブクログ

2021/10/05

私の場合は、 きっとこのまま「たそがれて」一生終わるんだろうな。 もちろん「イエス」とも呼ばれてなどないしね。 葉山君たちの世界、好きだなぁ。 自身とリンクするところが、幾つもあって、 たまらなかった。

Posted byブクログ

2021/09/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

短編集かと、思いきや長編でした 上村春子とイエスの長い長い付き合いの話。16歳の兄貴を亡くして孤立してったイエスを体育祭で米袋で一緒に飛ぼうと誘った上村に告白されたところから始まる。イエスは上村のおかげで徐々に変わり始め、気づいた時には上村がなくてはならない存在になっている。そんな上村に突然別れを告げられる。 この人が近くにいてよかったなと思える幸せ 当たり前じゃないんだと思いながら読み終えた。 2020/08/31 23:06

Posted byブクログ

2021/09/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

こういう小説って、上村みたいなつかみどころのない不思議系女子の確率が高い タイに行くくだりは謎 2021-03

Posted byブクログ

2021/09/13

ご飯のシーンがとても好きでした。 嬉しいことも悲しいことも食事のシーンがあって、一緒に食事を取るあたたかさを感じました。 ケンタッキーが食べたくなりました。

Posted byブクログ

2021/09/06

兄の死をきっかけに周囲に心を閉ざした葉山。 彼に何かと声をかける上村との関係が変わっていくのが温かい。 でも、上村の家を訪ねた後の展開は意外だった。 えーーー、なに、それってなる。 でも、最後がああいうふうでよかった。 瀬尾さんだし、悲惨な話にはならないだろうと思ってはいても、ち...

兄の死をきっかけに周囲に心を閉ざした葉山。 彼に何かと声をかける上村との関係が変わっていくのが温かい。 でも、上村の家を訪ねた後の展開は意外だった。 えーーー、なに、それってなる。 でも、最後がああいうふうでよかった。 瀬尾さんだし、悲惨な話にはならないだろうと思ってはいても、ちょっと心配だったので。

Posted byブクログ

2021/08/31

毎日食べるご飯は何を食べるかより、誰と食べるか 誰と食べるかでご飯は美味しくなり、頑張るエネルギーになる 以前、大切な人にそういわれたことを読みながら思い出し、ほっこりした

Posted byブクログ