僕らのごはんは明日で待ってる の商品レビュー
瀬尾さんの作品から共通して受け取ることのできる「人にとって一番大切なこと」 本書でも十分に感じ取ることができました。 「人にとって一番大切なのは、心の繋がりがあること。 その人の為に自分が変わることができる、一歩の勇気を与えあうことができること。」 本書には日常的な出来事を題材に...
瀬尾さんの作品から共通して受け取ることのできる「人にとって一番大切なこと」 本書でも十分に感じ取ることができました。 「人にとって一番大切なのは、心の繋がりがあること。 その人の為に自分が変わることができる、一歩の勇気を与えあうことができること。」 本書には日常的な出来事を題材に、瀬尾さんの優しさに包まれるような文章にページを進めるのが楽しくなります。
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読みやすく一気読みしました。始め大笑い、ハラハラして、最後はじんわりきます。 この作風のセンスが好き。
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瀨尾さんは二冊目。 トラウマを持ってしまった家族を描いてるけど、 彼らは誰をも責めたり荒れることなく優しい(emoji)
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この話に出てくる二人とも、お互いさっぱりとした…というか、あっけないほどさっぱりした付き合いで、葉山君は上村さんに振り回される感があるけれど、これは葉山君にとって、きっと必要なことだったんだな。 その後の紆余曲折で、ちょっとハラハラ、それでいいの?となるけれど、ちゃんと最後は二人...
この話に出てくる二人とも、お互いさっぱりとした…というか、あっけないほどさっぱりした付き合いで、葉山君は上村さんに振り回される感があるけれど、これは葉山君にとって、きっと必要なことだったんだな。 その後の紆余曲折で、ちょっとハラハラ、それでいいの?となるけれど、ちゃんと最後は二人で答えをだして、幸せの形を見つけていけたのですね。 2016/12/16
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良い意味であっさり読み終わった。 登場人物は、決して恵まれた状況にあるわけではないし、かなりめんどくさい性格をしているが、自分の身に起こる不幸を気にしすぎるわけでも気にしないわけでもなく、等身大の姿勢で日々を生きていく。 ひたすらに等身大。人間味がある。
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命とは何なのか、この問いに答えはない。でも、この本を読んで気づけることもたくさんあった。病に侵されたとき、何を優先して何をすべきなのか。 小春のような強い女性はなかなかいないからもし自分のパートナーが何かの病気になった時、何をしてあげられるのかを非常に考えた。小春のような強い...
命とは何なのか、この問いに答えはない。でも、この本を読んで気づけることもたくさんあった。病に侵されたとき、何を優先して何をすべきなのか。 小春のような強い女性はなかなかいないからもし自分のパートナーが何かの病気になった時、何をしてあげられるのかを非常に考えた。小春のような強い女性は亮太からのような助けでやっていけるかもしれない。だが、恐らく自分が亮太の立場になったらろくに声をかけるすらできないかもしれない。現実との向き合い方は人間にとって永遠の課題だろう。 この本の冒頭の部分は個人的には「君のすい臓を食べたい」と雰囲気が似ていてとても面白く、ページを繰る手が止まらず、そのまま最後まですぐに読みきることができた。最後は小春が無事でいてくれて良かった!また是非読み返したい。
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神様は乗り越えられる試練しか与えない。 この返事に自分は神様に過大評価されていると答えるシーンがとても好き。 試練なんていらないし、乗り越えるというかやり過ごすしかないと思っていたけれども。 試練のせい、もしくはおかげで予想しなかった道に進むのは確かかも。 それを楽しむか楽しめる...
神様は乗り越えられる試練しか与えない。 この返事に自分は神様に過大評価されていると答えるシーンがとても好き。 試練なんていらないし、乗り越えるというかやり過ごすしかないと思っていたけれども。 試練のせい、もしくはおかげで予想しなかった道に進むのは確かかも。 それを楽しむか楽しめるかで試練は乗り越えた事になるのかな。
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兄の死を経験し、性格的に暗く1人で過ごすことが多い葉山くん。体育祭で2人1組で競技をすることになり、同じクラスの上村さんとペアになりました。 2人の出会いが、葉山くんを、そして上村さんを変えていきます。 恋愛を通じて大人になっていくところが妙にリアルで、結構共感できます。そして...
兄の死を経験し、性格的に暗く1人で過ごすことが多い葉山くん。体育祭で2人1組で競技をすることになり、同じクラスの上村さんとペアになりました。 2人の出会いが、葉山くんを、そして上村さんを変えていきます。 恋愛を通じて大人になっていくところが妙にリアルで、結構共感できます。そして2人の関係に微笑ましく幸せな気持ちにもなりました。 作品としては瀬尾先生らしい、家族関係が複雑な主人公が描かれています。どんな状況でも乗り越えていけるんだって力をくれます。 また「食事」も同様のテーマとして挙げられますね。 上村さんのケンタッキーとかポカリとか。2人の関係になくてはならないものとして、食事が位置づけられています。 恋人のおかげでいろんなことが平気になる、っていう表現も好きでした!
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この作者の作品は、親のいない境遇の人がよく出てくる印象あり。自分の経験からか?? 思いがけず、大病を患った時の『なんで自分が…』当人しかわからない気持ちだろうなぁ
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4ページくらい読んで、これは好きなやつだ!と確信。 思った通り良いお話だった。 主人公2人の境遇は割と重め。 でも爽やかに話が進んでいく。 真面目な問題や、しっかりと相手に向き合うことから逃げがちな上村さん、葉山くんも一度はそれに流されてしまうけど、ここぞという所で食い下が...
4ページくらい読んで、これは好きなやつだ!と確信。 思った通り良いお話だった。 主人公2人の境遇は割と重め。 でも爽やかに話が進んでいく。 真面目な問題や、しっかりと相手に向き合うことから逃げがちな上村さん、葉山くんも一度はそれに流されてしまうけど、ここぞという所で食い下がってくれるから2人の関係が続いていく。 2人の会話が絶妙な感じで好き。 瀬尾まいこさんが好きかもしれない。 他も読んでみようと思います。
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