僕らのごはんは明日で待ってる の商品レビュー

瀬尾まいこ(著者)

2022/03/08

カラッとしててさっぱりしてるけど、しっかり愛がある。
年齢を重ねていくことで生まれる新しい問題をいろんな方法で解決していくことで関係性がどんどん強くなっていく2人が、あったかい。

2022/02/17

自分勝手な2人が一緒に人として成長し、同じ方向を向いていく姿が良かった。人との関わりが面倒臭いと思うことがあるので、解説の恐れてもいいが諦めるなというメッセージはとても胸に響いた。私もいつか、こんな2人のように、何かとんでもなく辛いことがあっても、まぁこの人がいればいいかと思えるような関係をつくりたいなと思った。心が温まるし前を向ける素敵な本だった✨

2022/02/11

読みやすくて二時間ほどで読み終えました。

瀬尾さんの恋愛小説か！！！！とわくわくして手に取りましたが、思ったより恋愛感はなかったな

あとタイに行く場面がよくわからなかった笑

2022/01/27

中学ではイケイケだった葉山くんは、兄の死を境に高校生活では周りと関わらずに3年間たそがれていた。3年の体育祭で消去法で選ばれた米袋リレーの相方に手を挙げてくれた上村さんが、葉山くんを少しだけ現実世界に引き戻してくれた。リレーで1位になったからと告白してもらったにもかかわらず、あとがお互いに素っ気ないのが面白い。
実はいい人だった葉山くんは大学で人気者になり、、友達もできバイトもする。どうなるかと思ったけど、上村さんと付き合っていて、やっぱり素っ気なさが面白く、それまで言ってなかった打ち明け話を延々している二人が微笑ましい。
上村さんから突然別れ話を出され、途方に暮れつつも次の彼女ができたけど、やっぱり上村さんとわかり合っていることに気づく。
卒業後2年が過ぎて、結婚したふたり。子供を3人持って、と将来を描いていたけれど。
お互いに好きだとか愛してるとか言わないけど(ここが途中で付き合った彼女とちがうところ)、葉山くんは「小春なしでは生きていけない」とわかったし、小春は「いろんな(つらい)ことを平気にしてくれる」「なんでも大丈夫にしてくれる」のは葉山くんだけで、「そう思ったら十分一緒にいる意味がある」と言い切った。
僕らのごはんは明日で待ってる、んだから最悪のバッドエンドではないだろうと思いながら読んで、最後の小春の言葉がしみた。

2022/01/16

今までに読んだ恋愛小説の中で，一番好きかもしれない。こんなに暖かくなれるものはない。
人生を100にも200にもしてくれる人がいたら、嬉しい。でも、人生が0より下になってしまった時に掬い上げてくれて、正の値にしてくれる人は、もっと貴重だ。
ごはんという日常的な行動が確かにあることは、ありふれた奇跡なのだと改めて思う。

p167「本気で悩むシリアスな出来事なんて人生には二回しか怒らないからな」のひとことがお気に入り。

2022/01/02

淡々と進む恋愛小説かと思っていたら、
最後は感情溢れる二人の夫婦の形に辿り着く。

分かり合えてるようで所詮は他人。
壁にぶつかるごとに相手と話し理解し合える関係は素敵だと思った。

2021/11/24

とてもいいコンビで爽やかさを感じます。ポカリのCMイメージにも重なります。嫌なフラグが立って、ドキドキ。悪い方に行かないことを祈りつつ後半読み進めていると、残りが少ないことから、これは大丈夫だなって安堵しました。そんな風に感じる経験は初めてでした。安定の瀬尾まいこさんです。大好き度❤️❤️

2021/11/23

葉山君と上村さんの軽妙な会話が面白い。こんなにリズムが合ってたら離れられないですね

瀬尾さんらしい、すごく温かなラブストーリー

こういう物語大好きです

2021/11/19

人生何が起こるかわからないけど、
2人のようにこの人がいるから大丈夫だと思える人がいれば乗り越えられるのかもしれない。
それはきれいごとなのかもしれないけれど、そう思わないとやっていけない事がこれから沢山あるんだろうなあ。
無理にでもそういう考えに持っていける相手がいるということはやっぱり素敵な事だと思う。
羨ましい。。

2021/11/12

瀬尾まいこ作品３作目

この作品もさらっと読みやすく、軽い語り口で進むのだけど…内容は重い。
不思議ですね瀬尾作品(*_*)

なんでしょうか？読み終えた時に癒されてる…