僕らのごはんは明日で待ってる の商品レビュー
なんという事件があるわけでもないが、普通に暗かった男の子が、人と出会って、少しずつ救われて明るくなって、成長していくような、そんな話。 事件性もなく内面の凄まじい闇があるわけでもないので、なんとなく淡々と話は進んでいくのだが、読み終わるとほっこり。 どこにでもいる子たちが、どこ...
なんという事件があるわけでもないが、普通に暗かった男の子が、人と出会って、少しずつ救われて明るくなって、成長していくような、そんな話。 事件性もなく内面の凄まじい闇があるわけでもないので、なんとなく淡々と話は進んでいくのだが、読み終わるとほっこり。 どこにでもいる子たちが、どこにでもいるおばちゃんや、どこにでもいそうないいやつと出会って、成長する。これは自分たちの実際の人生のようなものですね。
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穏やかな主人公(葉山)と シャキシャキしてる彼女(上村)の会話がとにかくいい。 上村の思い切りの良さは、実は悲しみ、 さみしさにつながってたんだなと思うといとおしい子だと感じた。 葉山がちょっと間抜けだけど底抜けに優しくて、 こういう子に出会いたいと思った。 悲しいことが起...
穏やかな主人公(葉山)と シャキシャキしてる彼女(上村)の会話がとにかくいい。 上村の思い切りの良さは、実は悲しみ、 さみしさにつながってたんだなと思うといとおしい子だと感じた。 葉山がちょっと間抜けだけど底抜けに優しくて、 こういう子に出会いたいと思った。 悲しいことが起こっても、あたたかな関係が続いていいな。 読み終わったとき、ふわっと心地良かった。 映画の方もみたけど、なかなか良い。
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実際人は1人じゃ生きていけないんだけど、 他人と極力関わらない方が余計なことや嫌な気持ちは少なくなるかもしれない。 それでも、友達でも、パートナーでも、 誰かが隣にいてくれることで 当たり前じゃない明日が楽しみになる。 誰かと食べるご飯や、 誰かと生きる道が続いていくから、 ...
実際人は1人じゃ生きていけないんだけど、 他人と極力関わらない方が余計なことや嫌な気持ちは少なくなるかもしれない。 それでも、友達でも、パートナーでも、 誰かが隣にいてくれることで 当たり前じゃない明日が楽しみになる。 誰かと食べるご飯や、 誰かと生きる道が続いていくから、 明日に誰かや何かが待っていてくれるから、 今日を生きて乗り越えていける。 人と関わりながら、悩みながら明日を待てることはすごく幸せだなと感じる作品でした。 隣にいてくれる人達にとっても感謝したくなる! 瀬尾さん作品はどれも、日常の幸せに気づかせてもらえます。
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瀬尾まいこさんの作品は本当にほっこりする。 一緒にいる人の大切さ。一緒にいることの意味。 「いろんなことを平気にしてくれる人」 あぁ私の旦那さんもそんな人やなぁ。 だからずっと一緒にいられるし、一緒にいたいんやらうなぁ。と。
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将来こんな人と一緒にいたいな、こんなふうに過ごせたらいいなとか読みながら将来の幸せのことを考えさせられた。大きな幸せじゃなくて小さい幸せをコツコツ積み重ねていけたらいいなと思った
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上村小春のキャラクターがとても好き。 主人公との掛け合いもテンポよく面白く、一気に読んでしまった。 他の方も書いてますが、瀬尾さんの作品は優しさに溢れていて、読むと心がほっこりしますね。
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優しい気持ちになれる本だった。 上村の話し方は私が友達だったらつっけんどんに聞こえたり、すぐに話を切り上げようとするところは捉え所がなく冷たく感じてしまうと思うが 主人公がそれをただ素直に好感を持って受け止めている所がとても良かった。 それが世の中のいわゆる相性というものなんだろ...
優しい気持ちになれる本だった。 上村の話し方は私が友達だったらつっけんどんに聞こえたり、すぐに話を切り上げようとするところは捉え所がなく冷たく感じてしまうと思うが 主人公がそれをただ素直に好感を持って受け止めている所がとても良かった。 それが世の中のいわゆる相性というものなんだろうなぁと思う。 とにかく主人公が素直に事象に対して生きている姿にとても癒された。
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兄の死以来、人が死ぬ小説ばかりを読んで過ごす亮太。けれど高校最後の体育祭をきっかけに付き合い始めた天真爛漫な小春と過ごすうち、亮太の時間が動きはじめる。やがて家族となった二人。毎日一緒に美味しいごはんを食べ、幸せな未来を思い描いた矢先、小春の身に異変が。「神様は乗り越えられる試練...
兄の死以来、人が死ぬ小説ばかりを読んで過ごす亮太。けれど高校最後の体育祭をきっかけに付き合い始めた天真爛漫な小春と過ごすうち、亮太の時間が動きはじめる。やがて家族となった二人。毎日一緒に美味しいごはんを食べ、幸せな未来を思い描いた矢先、小春の身に異変が。「神様は乗り越えられる試練しか与えない」亮太は小春を励ますが……。 うわぁ・・・・ いい小説でした。 ホワホワとまったりし、 ゲラゲラと大笑いしw ウルウルと涙し、 簡単に読めてしまう一冊だったが、この短い時間の中で心のアップダウンが凄かった(*´▽`*) 上がったり、下がったり、まったりのんびりしたり、ヒヤヒヤしたり。 瀬尾先生の作品のキャラクターって、どうしてこんなにイイ人ばかりなのだろう。 誰を見ても兎に角いい人。 キャラクターが本当に素敵。 たまたまブックオフで作者買いした作品だったが大当たり!! 本当に良かった(*´▽`*)
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私の再読本の一冊です。 手元に3冊あります。 読む用、保存用、持ち歩き用。 上村が大好きで、あの捉えどころのなさに憧れすら抱いています。上村と葉山の掛け合いに愛がある。 言葉のリズムも良くて、何度も読み返している。
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癖のある二人のお話。 物語は淡々と進む。二人にとってはそれなりに大きな事件なんだろうけれど、二人があっさりとしていてそこまで大きな事件に思えない不思議。
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