斜め屋敷の犯罪 改訂完全版 の商品レビュー
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メイントリックが図と共に明らかになった時、ベッドの上で2分ほど呻き回った。トリックが分かったと同時に館が傾いている理由も明らかに!素晴らしい芋づる。 御手洗の無茶苦茶な振る舞いでみなが辟易しているのがめちゃくちゃ面白かった。 が、決める所はビシッと決める御手洗、魅力的な探偵である。 そしてなんといっても「読者への挑戦」!あの一文を読むと、ああこの作品をここまで読んできてよかったなと、幸福な気持ちで心が満たされてゆく。 どう頭を捻り倒しても意味の分からない不可解な状況の数々で大いに翻弄された後、「あなたは真実を突き止めるだけの材料は十分に手に入れている」と「読者への挑戦」を突きつけられると、「イヤイヤイヤムリムリ」と脳震盪を起こすほど首を横に振り、ほぼ悪あがきに近いが、数日中ずーーーっと脳を回転させ挑戦を受けるのである。そうやって筆者に弄ばれている、推理小説でしか得られないこの読書体験が、最高に堪らない。 改訂完全版講談社文庫の表紙がとても素敵だった。 また、改訂前の講談社文庫の表紙も非常に不穏で好きだった。あの画角は、終盤の丘から流氷館を見下げた絵なんだろうな。
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御手洗潔がなかなか登場しない。しかし、登場してからのインパクトたるや。トリックも大胆でロマンを感じる。
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さすが島田荘司!! 面白いー!!御手洗登場してからは一気読み!!! 犯人自体は怪しさ満載だったので、なんとなく予想はつくんだけど、家の図解を見ててもトリックには思い至らなかったなぁ。 まぁ、細かいこと言うと、横向きで寝てたらどうするのかとか、その時誰か階段通ってたらすぐバレるやんとか、屋上で寒い中雪下ろししてたら身体冷え切って鼻真っ赤になってるやろとか、色々ツッコミたかったけど、そんなことどうでも良くなる。 屋敷自体が殺人のために作られたってもうそれだけでやられたーって感じ。 斜めに理由があったんだと。 こういうしっかり考えられたミステリーはほんと、読んでよかったと思える。 楽しい読書でした!
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全くトリックが分からなかったので、読者への挑戦状をスルーしてそのまま答え合わせに行きました笑 御手洗さん、相変わらずの奇人っぷりでほんと面白かったです
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犯人は予想できたけど、トリックは検討もつかなかった。 解決編で一気に、フーダニット、ハウダニット、ホワイダニットが明かされていくのが爽快だった。
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再読。トリックが壮大すぎて唖然とします。本格ミステリ好きさん向け。御手洗登場シーンからは一気読み必至。
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なんだか爽やかな気持ちになってしまった。 「占星術殺人事件」より好きかも。御手洗が全部良いところ持ってく笑 しかし娘さんのその後が気になる。。
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舞台の館の構造が複雑すぎて読むのに苦労した。 台詞回しによるものか、何なのか分からないが、古めのミステリーにありがちな不気味な雰囲気によって、終盤に行くにつれ緊張感が高まる。 探偵の出し方、見せ方も上手く、解決編の盛り上がりが良かった。 ただトリックがあまり好みじゃなかったので...
舞台の館の構造が複雑すぎて読むのに苦労した。 台詞回しによるものか、何なのか分からないが、古めのミステリーにありがちな不気味な雰囲気によって、終盤に行くにつれ緊張感が高まる。 探偵の出し方、見せ方も上手く、解決編の盛り上がりが良かった。 ただトリックがあまり好みじゃなかったので星3。
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ハウダニットかホワイダニットが好きな人なら楽しめると思う。 フーダニットが好きだと、犯人が怪しい行動を取りまくるので、あまり楽しめないかもしれない。
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解決編を読んで、思わず「うわー」と思った。大胆。斜め屋敷とはこのためだったのかと感動すら覚えた。また綾辻行人さんの解説にあったとおり、綾辻行人さんにかなり影響を与えた一冊であるということがわかり、後のミステリ界に多大な影響を与えた一冊であることが伺えた。
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