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斜め屋敷の犯罪 改訂完全版 の商品レビュー

3.7

95件のお客様レビュー

  1. 5つ

    15

  2. 4つ

    39

  3. 3つ

    30

  4. 2つ

    7

  5. 1つ

    1

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2023/11/09

こんなトリックもあるんだ! とても斬新で、忘れられない作品になりました。 このトリック、一度はやってみたい…

Posted byブクログ

2023/09/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

トリックが面白かった。傾斜を使ったトリック、というネタバレを事前に別作品で知ってしまっていたのだが、しかしそんなことを知っていてもなお全くトリックはわからず、真相が明かされてようやく「ああなるほど」と理解できた。多少ネタバレされようとも関係ないんだな、と思う。 御手洗潔が登場するまでが鬼のように長く、警察官たちが右往左往している様を読むのはやや苦痛だった。状況を整理するために必要だったというのはわかるのだが。 それと英子とクミのやりとりが本当にだるかった。時代ゆえという部分もあるのかもしれないが、典型的な女のいがみあいは読むに堪えなかった。あまりにもテンプレすぎて、1980年代の男性がイメージする女性間関係ってこんなだったのか……?と残念に思った。あの人間関係、この作品に必要だったか……? それでも「読者への挑戦状」は心が躍るし、解決へ至るまでの論理展開はとてもよかった。占星術殺人事件の方が全体としては好きだった。

Posted byブクログ

2023/08/31
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

名探偵出るのが遅すぎてまだかまだかと待ち構えていてやっと御手洗登場!とおもったらあっという間に謎解きが終わった。 密室が毎回より強固になっていて全然わからなかった。館自体が動くとか大掛かりな仕掛けと思ったら本当にただ斜めな館だった。それ故にフェアだったと思う。

Posted byブクログ

2023/08/29

北の果ての高台に建つ「斜め屋敷」と呼ばれる西洋館で起こる連続殺人事件。斜塔 からくり玩具 天狗の部屋 吼えるような男の悲鳴 動き出すゴーレム 踊る死体 刺さったナイフ 絡まる糸 間取り 解決出来ぬ刑事を翻弄するかのように登場する、名探偵 御手洗潔。敵を欺くにはまず味方から・・・全...

北の果ての高台に建つ「斜め屋敷」と呼ばれる西洋館で起こる連続殺人事件。斜塔 からくり玩具 天狗の部屋 吼えるような男の悲鳴 動き出すゴーレム 踊る死体 刺さったナイフ 絡まる糸 間取り 解決出来ぬ刑事を翻弄するかのように登場する、名探偵 御手洗潔。敵を欺くにはまず味方から・・・全てはそれだけの為に建てられた、傾いた屋敷。その手法に見取り図から読み取れるか否か?

Posted byブクログ

2023/08/23

御手洗潔シリーズ2作目。 北の地の不思議な館で繰り広げられる連続殺人。 主人公が後半にならないと出てこないことに少し驚いた。 それ以上に驚いたのが今作のメイントリック。そんな馬鹿な…と言いたくならんでもないが、全く思いつかないよう奇抜なものだった。 そのトリックを成り立たせるため...

御手洗潔シリーズ2作目。 北の地の不思議な館で繰り広げられる連続殺人。 主人公が後半にならないと出てこないことに少し驚いた。 それ以上に驚いたのが今作のメイントリック。そんな馬鹿な…と言いたくならんでもないが、全く思いつかないよう奇抜なものだった。 そのトリックを成り立たせるために部屋の配置などがかなり複雑になっているので、見取り図の存在はかなりありがたかった。

Posted byブクログ

2023/07/28

島田さんの作品は文体的に読み進めるのが苦手な部類に入ります笑 ですが読み終わるとしっかり面白かったな、新本格ミステリーを読めたなと満足できるので遅読になりつつのんびりと読んでます。 見取り図好きとしては3D見取り図が挿入されていたのでワクワクしながら読み進めました。

Posted byブクログ

2023/07/24

いわゆる館系?の古典ミステリ。 そして「占星術殺人事件」に次ぐ御手洗潔シリーズ2作目。 前作に比べるとリアルタイム事件なこともあって、個人的には読み易くなっている印象。 ストーリーとしては、敢えて傾けて造られた塔と屋敷に招待され集まった人々。そこで殺人事件が起きて…という流れ。 ...

いわゆる館系?の古典ミステリ。 そして「占星術殺人事件」に次ぐ御手洗潔シリーズ2作目。 前作に比べるとリアルタイム事件なこともあって、個人的には読み易くなっている印象。 ストーリーとしては、敢えて傾けて造られた塔と屋敷に招待され集まった人々。そこで殺人事件が起きて…という流れ。 若干建物内のイメージ・空間把握が難しい部分はあるかも、、

Posted byブクログ

2023/07/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

⚪︎全394p ⚪︎密室殺人 ⚪︎クローズドサークルに近い ⚪︎御手洗潔シリーズ第2作 ⚫︎個人的な面白さとしては、異邦の騎士>占星術>斜め屋敷の順 ⚫︎2時間サスペンスを見たような読了感 ⚫︎いつも犯人を外す自分が珍しく犯人が当てられたほどストレートな犯人 ⚫︎屋敷が回転するんじゃ?と途中で某登場人物のような発想をしてしまい、ともに一蹴されたような気分になる ⚫︎犯人は誰だ!!?と先を読み進めるのが楽しみになるというよりかは、この人が犯人じゃないといいなぁ…と思うような穏やかな没入感

Posted byブクログ

2023/07/04

特殊設定ミステリーばかり読んでたから、なんだか一般的に有名な本が読みたくなって、選んだ。 館シリーズにインスパイアを与えた作品?で良いのかな? トリック自体は突拍子もないけど、全ての伏線が鮮やかに回収され、犯人を指す様は素晴らしかったです。 伏線さえ読み解ければ、トリックを自分で...

特殊設定ミステリーばかり読んでたから、なんだか一般的に有名な本が読みたくなって、選んだ。 館シリーズにインスパイアを与えた作品?で良いのかな? トリック自体は突拍子もないけど、全ての伏線が鮮やかに回収され、犯人を指す様は素晴らしかったです。 伏線さえ読み解ければ、トリックを自分で推理できるのも良いね。

Posted byブクログ

2023/06/18

御手洗いつ出てくんねん!とツッコミながらなんとか読了。 なんとなくトリックにコナンを感じた。 一作目から継続して、重厚なミステリ感があり良かった!

Posted byブクログ