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中野のお父さん の商品レビュー

3.6

106件のお客様レビュー

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2015/11/28

そういえば円紫師匠の娘さんもこのヒロインと同じ年頃かもね。対立も葛藤もない、お互いへの理解と愛情に溢れている家族、あまりにも理想的すぎてちょっと胸焼けがした。

Posted byブクログ

2015/11/25

【収録作品】夢の風車/幻の追伸/鏡の世界/闇の吉原/冬の走者/謎の献本/茶の痕跡/数の魔術 *作者を彷彿とさせるような「お父さん」の名推理。

Posted byブクログ

2015/11/25

出版社に勤める美希の疑問をたちどころに解決する中野に住む父。 すごい観察力と推理力。 気持ちいいほどスパっと解決してくれるので、こうなると親孝行などと言いながらついつい実家に立ち寄ってしまうのもわかる。 いい父娘関係だな。

Posted byブクログ

2022/09/17

出版社につとめる田川美希、日常の謎を、中野の実家の父に相談する。国語の教師である父の豊富な知識でさらりとといてしまう。 お父さんかっこいい…。 文学系のうんちくもさすがです。

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2015/11/18

父娘のほのぼのストーリー でもお父さんはシャーロックホームズだったのです。 そして図書館みたいな書庫を持っている。

Posted byブクログ

2015/11/17

「太宰治の辞書」に続いて女性編集者が主人公のお話。 今度のヒロイン美希はまだ若く、編集者にしてはあまり本も読んでいない感じ。 国語教師で読書家の父親に頼ってばかりいる。実家が中野にあるから中野のお父さん。美希が疑問を父親に投げる、電子レンジに食材を入れた時の如く、きれいに答えが出...

「太宰治の辞書」に続いて女性編集者が主人公のお話。 今度のヒロイン美希はまだ若く、編集者にしてはあまり本も読んでいない感じ。 国語教師で読書家の父親に頼ってばかりいる。実家が中野にあるから中野のお父さん。美希が疑問を父親に投げる、電子レンジに食材を入れた時の如く、きれいに答えが出て来る。 しかしこの中野のお父さんレンジは、加熱だけでなく、食材を切ったり調味料を入れたりもしてしまう。 つまり、美希が気がつかない謎(不自然な点)を謎として認識し、推理し、謎を解いてしまうのだ。 読んで面白かったんだけど、もう少し主人公に苦労させないと、読者が楽をしすぎると思うな。

Posted byブクログ

2015/11/17

+++ 出版界に秘められた“日常の謎”は解けるのか!?体育会系な文芸編集者の娘&定年間際の高校国語教師の父。 +++ 出版社に勤める田川美希の元に持ちあがる出版界の謎を、中野の実家の父に相談すると、父が豊富な知識と知恵で解き明かしてくれる、という日常の謎物語である。体育...

+++ 出版界に秘められた“日常の謎”は解けるのか!?体育会系な文芸編集者の娘&定年間際の高校国語教師の父。 +++ 出版社に勤める田川美希の元に持ちあがる出版界の謎を、中野の実家の父に相談すると、父が豊富な知識と知恵で解き明かしてくれる、という日常の謎物語である。体育会系の娘・美希の魅力と、探偵役としての博識の父の魅力、そしてなにより、父娘の関係のあたたかさが魅力的な一冊である。

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2015/11/16

日常の謎を最後に解き明かすのはお父さん。豊富な知識、物事を見通す目、凄いと思います。尊敬します。美希さんが働く文芸部の面々は個性的ですが良い職場だと思います。本に関わる場所での本に関する謎はそれぞれ違う趣きが有って楽しく読みました。

Posted byブクログ

2015/11/11

主人公は、田川美希。 出版社でファッション誌→文芸→文芸誌と勤めてきた。 その父は、国語の教師でまるで百科事典のように物知り。 美希の周りで起こった日常の謎をあっさりと解いてしまう。 円紫さんシリーズと同じ展開だけど、それよりも、出てくる本たちがちょっと易しくなったというか、馴...

主人公は、田川美希。 出版社でファッション誌→文芸→文芸誌と勤めてきた。 その父は、国語の教師でまるで百科事典のように物知り。 美希の周りで起こった日常の謎をあっさりと解いてしまう。 円紫さんシリーズと同じ展開だけど、それよりも、出てくる本たちがちょっと易しくなったというか、馴染み深くなった感じがした。 主人公が出版社の文芸編集者!ということで都さんとか出てくるかしら〜なんてちょっと思ったけど残念。 お父さんと娘の関係が微笑ましくて、ぜひ、シリーズ化してほしい一冊。 益田ミリさんの表紙もいいです。

Posted byブクログ

2015/11/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

日常の謎 出版社に勤める娘が国語教師の父親に謎を解いてもらいます。 ほんわかした感じさくさく読めます。 ちょっと文学論的になり過ぎな気もしますが、 それも含めて北村薫さんなのかな。

Posted byブクログ