1,800円以上の注文で送料無料

昨日の海は の商品レビュー

3.4

60件のお客様レビュー

  1. 5つ

    3

  2. 4つ

    15

  3. 3つ

    34

  4. 2つ

    1

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2024/03/26

四国の海辺の小さな町で暮らす高校生光介。母の妹の伯母さん芹、その娘双葉が一緒に暮らす事になる。 芹は、心中で亡くなったという祖父母の真実を知ろうとして、光介もいつのまにか、巻き込まれてしまう。

Posted byブクログ

2024/03/11

母&伯母 天海祐希&石田ゆり子 息子 水沢林太郎 ドラマ化してほしい。NHKさんかWOWOWさんでお願いします!

Posted byブクログ

2024/03/04

 最近こういう「は」止めタイトル多いが、内容にぴったり嵌っていないとよりダサいと感じてしまうのは私だけだろうか。シングルマザーの伯母とその娘が帰ってきたことをきっかけに、祖父母の心中事件の謎を追う高校生の光介。自分のルーツにも関わる真実を追求したい気持ちも、誰かを守るために真実を...

 最近こういう「は」止めタイトル多いが、内容にぴったり嵌っていないとよりダサいと感じてしまうのは私だけだろうか。シングルマザーの伯母とその娘が帰ってきたことをきっかけに、祖父母の心中事件の謎を追う高校生の光介。自分のルーツにも関わる真実を追求したい気持ちも、誰かを守るために真実を明らかにせず隠す気持ちも、どちらもわかる。真実に辿り着く過程で一つ大人に成長し、秘密を抱える選択をした光介が頼もしい。どうしても心中しか選択肢はなかったかという疑問が残る上、心中を選びそうな気性や不安定さも見受けられなかった点がモヤモヤ。

Posted byブクログ

2023/09/23

高校生男子が祖父母の死の真相を調べて成長していく物語。 母として、そうせざるを得なかったということかな、と。

Posted byブクログ

2023/09/02

ホームドラマ系?って思ってたけど、そんなはずはなかった。近藤史恵さんだもの、ミステリーに決まってる。 芸術のセンスがない自分には、芸術家はよく分からない。よく分からない物はちょっと怖い。それなりに理解は出来る結末だけどモヤモヤする。

Posted byブクログ

2023/06/06

これ、青春ミステリーなのか? 主人公の高校生男子の成長ってわけでもないしなあ。 もっと成長するのかなと思ったけど、 意外と変わらず。 ミステリーとしては、なるほど、そこに着地するんかあって感じ。

Posted byブクログ

2023/03/26

カメラマンの祖父とモデルだった祖母が無理心中を図った。そして、東京から叔母さんが娘を連れて田舎に戻ってきて、少し話を教えてくれたことから、真相を知りたいと思い東京へむかった。色々わかってしまえば、そんなものだったと思える事もある。海は昔も今も同じように波しぶきを上げていた。

Posted byブクログ

2022/08/13

海と写真って相性がいいよなあ ザワザワしながら読んでた。。結局荒れた展開がなくて安心したけど終始不安な気持ちで

Posted byブクログ

2022/06/15

静かな青春ミステリー作品ですね♪ 四国の鄙びた海辺の町で、進学校の高1になった光介は母の両親だった祖父母の旧家に両親と3人暮らしだったが、夏休み中に不意に母の姉という女性が8歳の娘連れで東京からやって来て同居することとなる。 四十代の若さで亡くなった祖父母が実は心中だったという噂...

静かな青春ミステリー作品ですね♪ 四国の鄙びた海辺の町で、進学校の高1になった光介は母の両親だった祖父母の旧家に両親と3人暮らしだったが、夏休み中に不意に母の姉という女性が8歳の娘連れで東京からやって来て同居することとなる。 四十代の若さで亡くなった祖父母が実は心中だったという噂も小さな町なので耳にするが実感が湧かない光介だったのに、ひょんなことから祖父母や伯母や母の知らなかった事実を掘り起こして行くことになる。 終盤の二転三転の展開もなかなか良くて一気読みでした。 知らなかった家族の真実を探ることが光介の成長する糧にもなっていくさまが良いです。この著者の他の作品も読みたくなりました♫

Posted byブクログ

2021/02/10

四国の海沿いの街で生まれ育ち、生きているごく普通の(と本人が思っている)高一の青年が、伯母と従姉妹がやってきたことから、次第に自身の祖父母にまつわる事件の真相を知ることにより、大人になっていくという成長の物語。大きな事件も想定外の人物も出てこない、何か身近な知り合いの話のような親...

四国の海沿いの街で生まれ育ち、生きているごく普通の(と本人が思っている)高一の青年が、伯母と従姉妹がやってきたことから、次第に自身の祖父母にまつわる事件の真相を知ることにより、大人になっていくという成長の物語。大きな事件も想定外の人物も出てこない、何か身近な知り合いの話のような親近感の持てる小説でした。別作も読みたくなる作家です。

Posted byブクログ