ワンダー の商品レビュー
本は小学生の時に読み、映画は高校生になってから見た。これはたくさんの人の目に止まって欲しい。 オギーのお母さんの言葉、「顔は過去を表すのよ。」…オギーの手術の跡はオギーが努力してきた証。それはかっこいい物だから誇るべき。とてもいい考え方だと感じた。差別や偏見が問題視される今、エン...
本は小学生の時に読み、映画は高校生になってから見た。これはたくさんの人の目に止まって欲しい。 オギーのお母さんの言葉、「顔は過去を表すのよ。」…オギーの手術の跡はオギーが努力してきた証。それはかっこいい物だから誇るべき。とてもいい考え方だと感じた。差別や偏見が問題視される今、エンパシーや親切心が本当に大事だと思った。周りに流されず、自分は自分、みんな違ってみんないいという考え方が広がれば良いな…
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原書で 英語を再勉強し始めてしばらく経って、洋書を読もう!!!と思って初めて完走出来た本 大人もがっつり泣いてしまうやつだった… 映画見たことないから見たいな
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重い話といえば重い話だけどオーガストの明るさが、読みやすくしてくれた本だった!スターウォーズに例えまくってるのに、オタクとは思われたくないとかその年齢ならではの視点が可愛くってオーガストのユーモアに惹かれた。 でも改めて見た目にわかる病気や見た目でわからないものでもだけど、難しい...
重い話といえば重い話だけどオーガストの明るさが、読みやすくしてくれた本だった!スターウォーズに例えまくってるのに、オタクとは思われたくないとかその年齢ならではの視点が可愛くってオーガストのユーモアに惹かれた。 でも改めて見た目にわかる病気や見た目でわからないものでもだけど、難しい問題だなと思った。問題と書いている時点で自分が差別している気もしてくるけど、普通ってなんだろうってなる。わかるよ、普通って、世の中の全てのことは普通じゃなくて、それでいて普通なんやってことよね。 どこかで見た公平と平等は違うっていう言葉を思い出したけど、公平にするための親切は特別になってしまったりする。だからと言って平等にすることが正しいわけじゃない。その上でどうやったら等しくいれるだろうって考えることは大事だけど、そう思って接してるうちは等しくないんだろうなって。 めちゃくちゃ難しい。 でも難しいながらにオーガストや周りの子目線で描かれたこの本は、私のいろんなことに対して受け入れる器を広げてくれたように思う。
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この本を世界中の人がみんな読んだら、世界はもっと優しいものになるんだろうな。 書き留めたい、心に残したい格言がたくさんあって、たくさんメモをした。 児童書ではあるけれど、大人も読むべき1冊なんだろうな。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
性格は悪くなんてないのに、生まれつきの顔のせいで嫌がられてしまうオーガストの物語。 続編はまだ読めてないけど、読み始めると止まらなくなった。胸が痛む部分もあるんだけど、みんながジュリアンから遠ざかって、オーガストを助けて、友達になって……というところが、自分のことのように嬉しい!単純なハッピーエンドじゃなくて、少しずつ、少しずつ、みんな自分の思いに素直になっていく。 続編ではジュリアンのことが気になる。オーガストと仲良くなるのかな。それともこのまま別れる?読むのが楽しみ。サマーがとても素敵な子だと感じた。
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オーガストは普通の男の子。 でも、生まれ持った顔のせいで他人から気味悪がられたり、虐められたりと、大変な思いをしてしまいます。 そんなオーガストの学校生活が書かれた物語。 話は読みやすいのに、すっごく深い! オーガストの考え方が全体的に好きでした。 でも、これだとジュリア...
オーガストは普通の男の子。 でも、生まれ持った顔のせいで他人から気味悪がられたり、虐められたりと、大変な思いをしてしまいます。 そんなオーガストの学校生活が書かれた物語。 話は読みやすいのに、すっごく深い! オーガストの考え方が全体的に好きでした。 でも、これだとジュリアンが可哀想だな… 是非、続編のもうひとつのワンダーも読んでください!
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このお話の、主人公オギー・プルマンは生まれつき病気を持っています。 このお話の好きなところは、色々な人の目線で物語が書かれていることです。 421ページで長い本だけど面白いので是非読んでください!
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翻訳本は独特の言い回しやジョークが好きになれず、いつも楽しめませんでしたが、この本はすっきり読めました。 もちろん、アメリカンジョークや言葉遊びでシラケてしまうところもありましたがオーガストがありのまま、新しい生活環境で過ごしていく日々が、周りの人々を変えていく様子が素晴らしい...
翻訳本は独特の言い回しやジョークが好きになれず、いつも楽しめませんでしたが、この本はすっきり読めました。 もちろん、アメリカンジョークや言葉遊びでシラケてしまうところもありましたがオーガストがありのまま、新しい生活環境で過ごしていく日々が、周りの人々を変えていく様子が素晴らしいです。 そして何よりも、人とは違う容姿を持つオーガスト自身が、ありのまま普通に過ごすことは自分だけでなく、誰にだって大変なことだとわかっていることに感銘しました。
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映画があるのは知ってたけど、映画よりも本で読みたくてやっと読めました。 どれだけ歳を重ねようと知らないことはたくさんあるわけで、オギーの病名もどんな病気かも初めて知りました。知ることは大切。人は学び続けるのだ。なんてね。 健常者(オギーはそう区別されるのを嫌がるだろう)と比べ...
映画があるのは知ってたけど、映画よりも本で読みたくてやっと読めました。 どれだけ歳を重ねようと知らないことはたくさんあるわけで、オギーの病名もどんな病気かも初めて知りました。知ることは大切。人は学び続けるのだ。なんてね。 健常者(オギーはそう区別されるのを嫌がるだろう)と比べたら、小さな体でたくさんの痛みを抱えてきただろうな。 人からの視線って割と気づいてしまうもので、それは個々人が触れてほしくないところについてより強く敏感になってしまうもので。 この本はオギー以外のオギーを取り巻くキャラクターたちの視点でも物語を読めるけれど、誰しもみんなが悩みを持ち、それが大きいとか小さいとか比較してしまうことは簡単だけれど、本当は見えない部分を見ようとすることが大切だよな。 それぞれみんなの気持ちがぜーんぶわかってしまう気がするのです。 『お前に何がわかるんだ!』と、四方八方から言われそうだけど、なんか、みんなの気持ち、よくわかるよってなるんです。 だからアイツを許せとかいう話はしてないし、むしろ私はアイツが今も嫌いだけれど、等しく皆、心にコンプレックス抱えてるってことだけはわかっていたい。 結論、ほっこりしたので、映画も観てみようと思いました。
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ブク友さんの本棚でときどき見かけて気になっていた一冊。映画化もされているんですね。どんなときも一途に愛してくれる両親、人間らしい気持ちを抱くことさえ弟に申し訳なく感じるお姉さん、他の友達をみんな失っても一緒にいてくれる親友。人が持てる神性というか、気高さの極みのようなものを随所に...
ブク友さんの本棚でときどき見かけて気になっていた一冊。映画化もされているんですね。どんなときも一途に愛してくれる両親、人間らしい気持ちを抱くことさえ弟に申し訳なく感じるお姉さん、他の友達をみんな失っても一緒にいてくれる親友。人が持てる神性というか、気高さの極みのようなものを随所に感じました。そして物語の後半で、世界のやさしさにホッとします。心が芯から温まりました
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