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ワンダー の商品レビュー

4.4

225件のお客様レビュー

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    102

  2. 4つ

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  3. 3つ

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2015/08/30

『オーガストは普通の男の子。ただし、顔以外はー。』この物語は理想の世界。 オーガストの姉の言葉『この世界はオギー・プルマンにやさしくなかったの。』こちらが現実だろうと思う。 それでもこの本を読んで、想像して、共感してほしい。 「オギーの友人」として行動できる子が一人でも多く生まれ...

『オーガストは普通の男の子。ただし、顔以外はー。』この物語は理想の世界。 オーガストの姉の言葉『この世界はオギー・プルマンにやさしくなかったの。』こちらが現実だろうと思う。 それでもこの本を読んで、想像して、共感してほしい。 「オギーの友人」として行動できる子が一人でも多く生まれる事を願って、小学校の 図書館に置きたいと思います。

Posted byブクログ

2015/08/13

一気に読了。 途中で止められなかった。 なぜか、『火星の人』を思い浮かべる。 (これも、読み出したら止められなかった。) 主人公の性格が似てるかも。 応援したくなるパーソナリティーって、あるねぇ。

Posted byブクログ

2015/08/09

めちゃくちゃ泣きました。 簡単な問題ではないし、とっても、苦しくて、切なくて、辛いんだけど、ちゃんと、救いがあって、愛があって、希望がある。 登場人物それぞれの視点で、それぞれの抱える心のさみしさや温かさが伝わってきて、読みやすく、心に染みました。 オギーの心の叫びや、葛藤、...

めちゃくちゃ泣きました。 簡単な問題ではないし、とっても、苦しくて、切なくて、辛いんだけど、ちゃんと、救いがあって、愛があって、希望がある。 登場人物それぞれの視点で、それぞれの抱える心のさみしさや温かさが伝わってきて、読みやすく、心に染みました。 オギーの心の叫びや、葛藤、成長、勇気、優しさ、またオギーを包む家族や、友人の葛藤と愛情と、ぜんぶに、心揺さぶられました。 みんな、自分の話でもある。重たい題材でも、ユーモアを忘れないオギーのおかげで、可愛いくて、楽しくもありました。

Posted byブクログ

2015/07/21

この一冊に出会えたことに感謝。 私は一人の書店員として、2人の子どもを持つ母親として、そしてこの世に生きる一人の人間として、全身でこの本を支持します。 オギーの過ごした10歳の一年間で、彼の家族、先生、友だち、そして彼自身が得たものの大きさは、多分何物にも代えがたいもので。そして...

この一冊に出会えたことに感謝。 私は一人の書店員として、2人の子どもを持つ母親として、そしてこの世に生きる一人の人間として、全身でこの本を支持します。 オギーの過ごした10歳の一年間で、彼の家族、先生、友だち、そして彼自身が得たものの大きさは、多分何物にも代えがたいもので。そしてこの物語を読むすべての人も同じ大きな宝物を得られるという幸せをかみしめる。 生まれもっての障がいと折り合いを付けながら生きていくことの困難さ。とくに、顔に障がいを持つことがどれほどの差別やいじめを生むか、想像に難くない。どれほど家族が愛してくれたとしても、一生家の中でだけ生きていくことはできないわけで。だからオギーの両親も彼を中学校へ行かせることに決めたのだけど。その選択と、そして選んだ学校の校長の素晴らしさが生んだ奇跡。 自分ならどうするか。ずっとそう自問しながら読んでいた。障がいを持つ子の両親なら、姉なら、友だちなら、そしてオギー自身なら…私ならどうしただろう。それぞれが語る章を読むとよくわかる。誰もが驚き、困惑し、悩み、もがき、苦しみ、そしてその中で一つの光に向かって進んでいく。その光の元にあるのは「勇気」。一人の少年と、彼の周りにいる心優しい人たちによって照らされた「勇気」という道をこの世に生きる全ての人が歩んで行けたとしたら。きっと今よりもずっと優しい世界になる。 彼は奇跡である。だけどこの奇跡が「あたりまえ」のことになったとき、世界は愛と平和に満ち溢れたものになるのだろう。そんな日が来るまで私はこの物語を一冊ずつ手渡していくだろう。

Posted byブクログ

2015/07/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

読み終えた。 肥満児であった自分としては、身体的なことで 揶揄される気持ちは共感できたように思う。 自分は自分であるしか無い。 自分が自分であるという覚悟をもつことは賛辞に値する。 自分の持っている、人を敬う心、親切心、強さで 生きていく。そのことが、人の心を揺さぶり良い影響を 与えることができるのだ。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 家族の愛情や友人が居るという心強さが 人間の強さを支えているんだなと知れる。 コミュニティの中に必ず意地悪する人がいること、 黙っているけど本当は仲良くしたいと思っている 人がいること、よく書かれているような話だけれども 面白い。 なぜ面白いかというと、主人公のオーガスト、 その他、彼を取り巻く人達がそれぞれ語り手となり その場面や出来事についての思いを章を分けて 読みやすく書いてあるから。 それぞれが語り手となることで、同じ場面でも その人とそれを受け取る人では全く違う解釈を しているということを、詳しく知ることができる。 読み手にはそれを俯瞰してみると同時に 自分だったらどうだったかと、色んな人の語りを 見ながら思いを巡らせることができる。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

Posted byブクログ