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何者 の商品レビュー

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1742件のお客様レビュー

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2026/04/23

皆んな「何者」かになりたくて生きている。 この本に登場する5人の学生たちも就職活動を通して「何者」かになろうとチームを組んでいる。チーム内で繰り広げられる人間関係を通してそれぞれ自分が「何者」であるかを意識し始める。特に主人公である拓人の内面の醜さと外面の良さは非常に人間らしくて...

皆んな「何者」かになりたくて生きている。 この本に登場する5人の学生たちも就職活動を通して「何者」かになろうとチームを組んでいる。チーム内で繰り広げられる人間関係を通してそれぞれ自分が「何者」であるかを意識し始める。特に主人公である拓人の内面の醜さと外面の良さは非常に人間らしくてリアルであった。そしてその「リアルさ」が心に直接刺さる匕首のように私自身に迫って来るのだ。読み終わった後は完全に心を貫かれしばらく動くことができなかった。 また、主人公である拓人に嫌悪感を抱く人が多いようだが、私はむしろこの主人公が好きだ。自分と似ていて何故か応援したくなってしまうのだ。 作者の小説は今回で2つ目だか、どちらも「ほら、お前はこういう人間なんだろ、こんなこと思ったりやってきたりしてるんだろ?」とまるで自分の心のうちを見透かされ、真剣で切り刻まれるような感覚に陥る。人間をこんなにも人間らしく書くことができる作家は私にとっては初めてだ。完全に虜になってしまった。

Posted byブクログ

2026/04/23

「何者」でもない大学生の立場と可能性の多さゆえに一言でまとめられない… コロナ期の大学時代にこのようなコミュニティすら持っていなくこじらせてしまっていたので主人公に羨ましさも芽生えた。 ただ、共感する部分もあったし、勝手に批判されているようにも感じた(笑) でも大学生が自分の...

「何者」でもない大学生の立場と可能性の多さゆえに一言でまとめられない… コロナ期の大学時代にこのようなコミュニティすら持っていなくこじらせてしまっていたので主人公に羨ましさも芽生えた。 ただ、共感する部分もあったし、勝手に批判されているようにも感じた(笑) でも大学生が自分の将来に向き合ってコミュニティを作ってシュウカツに取り組んでることには変わりないのだから立派だ 私は、海外に行くと在学中に決めてお金を貯めはじめた。卒業後半年後に海外へゆき、一年半滞在し、今は帰国して2ヶ月目だ。 だから新卒チケットなんてのは捨ててしまっていた。 後悔はしてないけど、本を読んで 私は「何者」かになることを目指して行ったのか、? と自問したが絶対にあっちで暮らして生きていくという夢を必死に追っていた。 ただ「自分は新卒を捨てるよ」という自分だけ違うというのにビクビクしながらも気持ちよさは感じてたかもしれない。 まあ、結局帰国しても何者でもない自分を、抱きしめていこうや、と思った(笑) しかし一般化されすぎた就活文化で、大学生になったら「就活するか、何者かを目指すか」みたいな感じで分かれるし、本でもそれ以外の世界が存在しないかのように書かれてる(登場人物達がそう感じているように)もう少し考えたいのは この子たちがおそらくmarch 的なレベルの私文で 経済的にものすごく困っているとかではないってことなんだよね 確かに瑞月さんのように語られない「色々」な事情を抱えているのが前提だとおもうけど この子達はすでに日本社会で「勝ち組」であることを忘れたくないんだ。 そのシュウカツの機会がない人たちもいるってことをね。

Posted byブクログ

2026/04/21

初めて朝井リョウさんの本を読んだ。 面白かった。 観察者で周りの人達を分析する拓人。周りから見た拓人。 本音の部分とか面白い。 自分は自分であって変えれない部分があるから短所も含めて認めて受け止めて自分なりのやり方で頑張っていけばいいと感じた。

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2026/04/20

主人公拓人ら5人を中心とした就活をテーマにした物語であるが… 大学生の就活事情や恋愛の物語なのかな…と読んでると後半から読んでる自分の内面を攻撃されているような衝撃を受けた。 なりたい自分、こう思われたい自分って皆持ってると思うけど何者ツイートから形や内容は違えど自分の恥部が...

主人公拓人ら5人を中心とした就活をテーマにした物語であるが… 大学生の就活事情や恋愛の物語なのかな…と読んでると後半から読んでる自分の内面を攻撃されているような衝撃を受けた。 なりたい自分、こう思われたい自分って皆持ってると思うけど何者ツイートから形や内容は違えど自分の恥部が見えてくる不思議… 最年少直木賞受賞作らしいがものすごい人間観察と才能溢れる作家さんだと思う。

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2026/04/20

就活生5人の物語。 主人公が頭いいかと思いきや就活浪人してるし、面接で全然ダメだし。痛いと思ってた女子に言われ放題で言い返せないところが人間らしくて良い。

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2026/04/19

えー。最後そこー。 最後は一気に物語に引き込まれて。ラストの一文読み終わって、読み終えた事を知る。もう物語の最後の方になってる事を気付かなかった。この本は、そんな初めての体験を味わう事ができたのだー! Twitterもエックスもしていない50代のわたくし。 今の世の中こうなって...

えー。最後そこー。 最後は一気に物語に引き込まれて。ラストの一文読み終わって、読み終えた事を知る。もう物語の最後の方になってる事を気付かなかった。この本は、そんな初めての体験を味わう事ができたのだー! Twitterもエックスもしていない50代のわたくし。 今の世の中こうなってるのね。こんなふうに相手の事を深掘るんだー。 本を読む事のすごさをまた知ってしまった。次はもちろん何様を読ませていただきます!

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2026/04/17

就活。たいていの大学生が憂鬱になるワード。私もその一人だ。 今までのらりくらりと生きてきた人にとっては、自分の人生を一度見つめ直す機会になる。本当に、自分は「何者」?とここ最近ずっと自分自身に問うている。 私は、自分のことを就活で見つめ直す中で、自分の好きなものと嫌いなもの、大切...

就活。たいていの大学生が憂鬱になるワード。私もその一人だ。 今までのらりくらりと生きてきた人にとっては、自分の人生を一度見つめ直す機会になる。本当に、自分は「何者」?とここ最近ずっと自分自身に問うている。 私は、自分のことを就活で見つめ直す中で、自分の好きなものと嫌いなもの、大切にしたいものがたくさん見えてきた。 この作品の主人公は、自分と人を比べて相手は劣っていると勝手に決めつけ、勝手に評価してしまう。内定はもらえず、人より優っているはずなのになぜだと思う。 だけど、面接官はそれをしっかり見抜いていて、人の立ち振る舞いは顔に出ると思った。普段の些細なことから気をつけていく大切さがある。ポジティブな気持ちを忘れずに毎日生きていきたい。 自分は自分、人は人というふうにきちんと線引きをすることが大切だと思った。 就活で人と比べてしまう気持ちはよくわかるけれど、それをしたところで誰も得はしないのだ。内定をもらうことが終わりではなく、そこからが始まりだということ。

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2026/04/17

最後ちょっとしたどんでん返し。 誰もが抱いたことのある醜い感情が、これでもかというぐらい書かれている。 映画ももう一回観たいな。

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2026/04/15

就活の中での人間関係やSNSを題材に、大人になるということや、その為に腹を括って生きていくことの大切さ、難しさを描いた作品。自分はいつか何者かになれるはずと諦めきれない人間のリアリティがある。自分の持っているもの、持っていないものを受け入れて、認めて、開き直り、前進したくなる話

Posted byブクログ

2026/04/14

図書館から。 主人公の心情が本当にリアル。私もたまに薄っすら思っているようなことを言語化されてて おお…となる。情景はあんまり思い浮かばなかった。どこ歩いてるんだろう? 最後の展開が面白かった。

Posted byブクログ