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長いお別れ の商品レビュー

4.2

134件のお客様レビュー

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2016/01/23

良い本でした。各章のタイトルも秀逸。さすがです。 認知症とともに生きる10年間。緩やかに時間が流れて、家族の変化も、環境の変化も、日本らしいといえばらしい、そんな家族の姿が書かれていて良いなと思いました。 2016/1/2読了

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2017/09/17

(2015/7/28一読) (2015/8/10二読) (2016/1/9三読) (2017/9/16四読)…父の介護度があがって

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2015/12/31

認知症を患った父とその家族の物語り。 重くて暗くなりがちなテーマだけど、軽快な文章で読みやすく、時にユーモラスに描かれているのが素晴らしい。

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2016/01/23

認知症を患った老父と、その妻と3人の娘が織りなす物語。短編8編あり、どれも軽快で面白い。ベースとして、進んでいく認知症、それにともなって加速度的に大変になる介護などがあり、えてして暗い話になりがちだが、こんな物語にできるのはすごいと思った。 「本のタイトル通り、最後はお別れかな、...

認知症を患った老父と、その妻と3人の娘が織りなす物語。短編8編あり、どれも軽快で面白い。ベースとして、進んでいく認知症、それにともなって加速度的に大変になる介護などがあり、えてして暗い話になりがちだが、こんな物語にできるのはすごいと思った。 「本のタイトル通り、最後はお別れかな、俺、そんなの弱いから泣いちゃうのかなぁ」と思っていたら、意外と最後もしんみりときながらも、いい意味で作風にあったシンプルな終わり方だった。

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2015/12/13

中学校の校長や公共図書館の館長を歴任した痴呆症の夫を介護する年老いた妻と三姉妹の話。痴呆症の母親と同居後、糞尿問題で我が家も大変であるが、この小説を読むと我が家はまだマシな方かもと、頑張らなくちゃと思えてくる小説。痴呆症老人を介護に手を煩わされ悩んでいる人にはお薦めの作品。

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2015/12/04

プロローグ風の始まり方、エピローグ風の終わり方が新鮮。 重い内容なのに明るい気持ちで読める不思議な作品。 再読したい。

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2015/11/30

認知症を患った元先生だった父親のだんだんと別れていくお話。Long good bye か。 そうか、自分の祖父もlong good bye 少しずつ記憶を亡くして、遠ざかっていく 自分たちの元から、離れていく 孫の顔も忘れ、どこにいるかも分からず、いつも 家に帰ろうとしていた祖父...

認知症を患った元先生だった父親のだんだんと別れていくお話。Long good bye か。 そうか、自分の祖父もlong good bye 少しずつ記憶を亡くして、遠ざかっていく 自分たちの元から、離れていく 孫の顔も忘れ、どこにいるかも分からず、いつも 家に帰ろうとしていた祖父。 祖父の生家にいっても、ここじゃない 帰ろうと言っていた祖父。 どこにいるのかもわからなくなって、 でも祖母が好きだと言うことは最後までわかった。 夫婦にしか分からない何かがある そう思う。 自分の両親もこれからどんどん老いていき、 少しずつお別れの準備をしていくのだろう。 私よりも早くいなくなってしまうにだろう。 徐々に世の中についていけなくなり、 そして、誰かの手が必要になるんだろうな。 パパとママからもらった愛をどこまで返せるのだろうか 今の私には、自信もない。 まるでこの小説にでてくる姉妹のようだ。

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2015/11/06

自分が認知症になったら、絶対施設に入れてもらう。でも夫が認知症になったら、絶対私が看る。そう思った本。

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2015/11/01

題名が素晴らしいと思った。 介護がテーマ、それも認知症ということで 読む前は気が重かったのだが、決して悲惨ではない。 どこかユーモラスで、淡々と描かれている。 いや、実際には大変だと思う。 娘たちは、数日で介護する母の大変さに驚いていたし、 果たして自分にできるだろうかと心配...

題名が素晴らしいと思った。 介護がテーマ、それも認知症ということで 読む前は気が重かったのだが、決して悲惨ではない。 どこかユーモラスで、淡々と描かれている。 いや、実際には大変だと思う。 娘たちは、数日で介護する母の大変さに驚いていたし、 果たして自分にできるだろうかと心配になる。 ただ、妻の曜子さんの情熱はすごい。 自分が最後まで看取るんだという意気込みは素晴らしい。 楽天家だとあるけど、それにとっても救われます。 夫婦なんて、元は他人なのに たとえ忘れてしまったとしても、肉親よりも誰よりも お互いをかけがえのないパートナーとして認め合う愛情がある。 しかし、そこを単に感動ものとして描いてしまわないところに 中島さんのすごいところがある。 ラスト、孫の崇と先生との会話でさりげなく語られて それがまたよかった。

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2015/10/16

身につまされる話。 親が鳴るかもでも、 自分も危ないかもでも。。 なるも介護するも、大変だなぁ

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