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長いお別れ の商品レビュー

4.2

136件のお客様レビュー

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2015/07/12

老々介護だぁ。 わが家はまだ両親も元気にしていてくれているので具体的に考えたことはないが、この先あるかもしれない設定にむむむと考えながら読んだ。 父が認知症、その介護を母が……。 夫婦ならお互いの面倒をみようと強く思うだろうけれど、近所に住んでいない娘たちにはどうしていいものか。...

老々介護だぁ。 わが家はまだ両親も元気にしていてくれているので具体的に考えたことはないが、この先あるかもしれない設定にむむむと考えながら読んだ。 父が認知症、その介護を母が……。 夫婦ならお互いの面倒をみようと強く思うだろうけれど、近所に住んでいない娘たちにはどうしていいものか。 本人、介護をしている人の希望も聞かなければならないし。 元気なうちにあれこれ話し合っておくのが1番かもね〜。 父親には、いい暮らしだったと思う。

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2015/07/10

中島京子さん「長いお別れ」読了‥通常は、文庫本になってから読むのです‥が‥このタイトルでは、読まざるを得ませんでした‥その結果‥ぶっちぎりの★五つ‥最後、少し泣きました‥

Posted byブクログ

2015/07/07

認知症、アルツハイマー、そしてQOL… 誰しもいつかはやってくる老い。 ゆっくりと確実に衰えていく父親の十年と、妻や娘たちと孫たち。 静かに物語が流れていく。切なく愛しい家族物語。読む人の立場で、物語は違ってみえるかもしれません。

Posted byブクログ

2015/07/02

認知症という病気のイメージが良くも悪くもがらりと変わった一冊。 病気を患った夫であり、父親であり、祖父をとりまく家族や人々の人生。 家族といえども、それぞれの生活があり、生活していることによるそれぞれの些細な出来事。悩み。が、介護という重いテーマがあるのにも関わらず、優しいユー...

認知症という病気のイメージが良くも悪くもがらりと変わった一冊。 病気を患った夫であり、父親であり、祖父をとりまく家族や人々の人生。 家族といえども、それぞれの生活があり、生活していることによるそれぞれの些細な出来事。悩み。が、介護という重いテーマがあるのにも関わらず、優しいユーモアと淡々とした日常でもって描かれている。 妻の曜子さんの、夫に対する無償の愛?のようなものにとても感心してしまった。 愛でなければ何なのだろう? 今までの長い結婚生活のほとんどを忘れた夫。 でも、曜子さんは『ええ、夫はわたしのことを忘れてしまいましたとも。で、それが何か?』と。 亡くなるまでの十年間の『長いお別れ』。 忘れたくないことも、忘れたいことも否応なく忘れていく。 過剰な感動作や、滑稽すぎる介護本のようにしていないのが、中島京子さんを好きな理由。 ただ、笑えたからこそ余計に、読んでいて切なかった。

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2015/06/16

誰もが経験するんだろうか、認知症との付き合い。 今までの生活がハチャメチャになるけれど、それでも、その中で見つける幸せ。 考えさせられました。

Posted byブクログ

2015/06/13

認知症を患ってしまった「先生」の奥さんと、3人の娘と、その家族やらとのかかわりの中で描かれる、ユーモラスで、しあわせな、ちょっぴり切ない、最後の10年の日々。

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