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の商品レビュー

4.1

162件のお客様レビュー

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2024/08/26

台湾新幹線に乗りたくなる。台湾新幹線の開発秘話をベースに、フィクションの物語が展開していく。このスケールのデカさ超面白い。

Posted byブクログ

2024/07/28

色々と考えさせられる1冊だった。 日本と台湾、国と国のつながりから 春香と人豪、人と人のつながり。 新幹線建設の背景にある 時間、場所を越えたつながり、 それが路のタイトルを回収しているような気がして しっかりした文量だけど読み返したい作品。

Posted byブクログ

2024/07/13

台湾は一度行ったことがある。自由の国。 この小説を読んでると、台湾がすごく近く感じる。働く事の意義を教えてくれるような小説。

Posted byブクログ

2024/01/20

筆者の本を読むのはこれが初めてだ。他の作家さんのおすすめの本で紹介されていたのと、台湾旅行でもしようかと思っていたから読んでみた。 筆者の無駄のない文書力の助けを借りて一気に読んだ。登場人物のしかも台湾名がなかなか覚えられず(ふりがなは1回きり)紙に書き出しながらと手間をかけても...

筆者の本を読むのはこれが初めてだ。他の作家さんのおすすめの本で紹介されていたのと、台湾旅行でもしようかと思っていたから読んでみた。 筆者の無駄のない文書力の助けを借りて一気に読んだ。登場人物のしかも台湾名がなかなか覚えられず(ふりがなは1回きり)紙に書き出しながらと手間をかけても満足のいく本であった。

Posted byブクログ

2024/04/08

ぼちぼちですかね。 台湾新幹線にまつわる人々の物語。簡単にいうとこれだけなんですよね。ひとつひとつのエピソードはわるく無いですが、ほぼ繋がりも少なくて。掴めるまでがとてもきつかった。とはいっても余韻は悪くなかったですが。

Posted byブクログ

2023/12/19

台湾新幹線でつながる日台の人々の物語。 たった一度きり、たった一人との出逢いで自分の歩む「路」が決まることもある。たとえ会えなくても、相手を思う強い気持ちさえあればきっとつながっていられる。 登場人物たちそれぞれの「路」を辿り、終始胸がいっぱいでした。 脳内に台湾の光景がぶわあ...

台湾新幹線でつながる日台の人々の物語。 たった一度きり、たった一人との出逢いで自分の歩む「路」が決まることもある。たとえ会えなくても、相手を思う強い気持ちさえあればきっとつながっていられる。 登場人物たちそれぞれの「路」を辿り、終始胸がいっぱいでした。 脳内に台湾の光景がぶわあっと広がる美しい描写も最高…! 何度でも読みたくなる一冊です。

Posted byブクログ

2023/11/07

新幹線建設の部分が少しアッサリな印象。 ドラマとごっちゃになっている気がするけど、たまたま一度会っただけの人に、そこまでの想いを寄せる?

Posted byブクログ

2023/10/29

ずっと読みたかった吉田修一さんの作品! 台湾新幹線開業を軸にした群像劇。 巨大プロジェクトをテーマにしているけど、 それはあくまで軸であって 台湾人、日本人の生活、人の繋がりに重点が置かれてる。 吉田修一さんの文章は本当にその時代を生きて 目の当たりにしてる気持ちにさせるから凄い...

ずっと読みたかった吉田修一さんの作品! 台湾新幹線開業を軸にした群像劇。 巨大プロジェクトをテーマにしているけど、 それはあくまで軸であって 台湾人、日本人の生活、人の繋がりに重点が置かれてる。 吉田修一さんの文章は本当にその時代を生きて 目の当たりにしてる気持ちにさせるから凄いなぁ…。 春香と人豪の出会いがあまりにもロマンチックなのに そこがメインじゃ無い、そこが良い!!! 悪人も大きな事件も出てこないので 終始健やかに読むことができるし だからと言って刺激がないわけでも無い!! これ、このバランス!!塩梅!! あーだから吉田修一さんは刺さるんです 作中に出てきた『人生』って楽しいものなんだって 思い出す人豪の台詞と同じタイミングで思い出してしまった。 読了後の気分がめちゃくちゃ良い。 これは恋物語ではない!!!!

Posted byブクログ

2023/07/20

少し読みづらい展開でしたが、読み終えてみると人間の感情がよく描かれているストーリーでした。新しい読み物に一歩入ったかな。

Posted byブクログ

2023/07/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

●あらすじ 台湾新幹線の着工から開業までの巨大プロジェクトに、商社員や整備士、湾生の老人など日台の人々一人一人を巡るドラマが絡んでいきます。政治では問題を抱えていても、日本と台湾の間にしっかりと育まれた個人の絆を、台湾の風土とともに色鮮やかに描き、大きな感動を呼ぶ、著者の渾身作です。 (文藝春秋BOOKSより) なんかすごく爽やかだった。 吉田修一ってもっとミスリードがあるというか、ひとつの物語を群像劇で拗れさせるのが上手い印象があったけど、これは拗れることもなく爽やかに進んでいきました。台湾の空気、オフィスの空気、人と人の間に漂う空気。そういう「空気」を書くのがすごく上手だなと思います。 安西とユキの関係性が良かったなぁ。あと主人公カップル(?)が最後まで恋愛に落ち着かなかったのもすごくほっとした。だよね。もう付き合うとか、そういうふうに簡単に出来る話じゃないよね。

Posted byブクログ