ラプラスの魔女 の商品レビュー
遠く離れた2つの温泉地で硫化水素による死亡事故が発生した。事故の調査のため、地球化学者青江は現場に赴く。青江は事故の調査と共にそのどちらの現場にも居た不思議な少女に興味を持つようになる。 登場人物それぞれにストーリーがあり、それが最後にはしっかり繋がります。読みやすく途中からは一...
遠く離れた2つの温泉地で硫化水素による死亡事故が発生した。事故の調査のため、地球化学者青江は現場に赴く。青江は事故の調査と共にそのどちらの現場にも居た不思議な少女に興味を持つようになる。 登場人物それぞれにストーリーがあり、それが最後にはしっかり繋がります。読みやすく途中からは一気でした。 無駄な努力などない、それもまた原子だ、という一文は心に刺さりました。
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3.4 中盤面白かったですね、ここから後半どんな展開が待っているのかとワクワクしながら読み進めましたが、期待していたほどの驚きの展開にはなりませんでした。 東野圭吾って事でハードル上げすぎたかもしれません。 もうちょっとニュートラルに読んだ方が良さそうです。
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2020/01/02 ナビエストークスだと⁉︎乱流だと⁉︎ということで、自分の専門分野が出てきたので胸熱。それはさておき、もうちょっとガリレオしていると思ったら、ベクトルの異なる物理シリーズ。なんか遺伝子系SFで似たこと言ってなかったかって場面もあったりで、東野圭吾の別作品を知っていたら、多角的に楽しめる話だった。(二ノ宮主演で映画化した気がするあれは東野圭吾だっけ…?) 久しぶりに東野圭吾作品を読んだので、一人称視点をコロコロと切り替えるのに、そうそうこれこれ、と思いながらもやっぱり最初は混乱する。各主人公格の関連性が明らかになるにつれ、こちらの視界も晴れていき、まさに点と点が結ばれていくのは気持ちが良い。のだが、武尾はちょっと優秀すぎやしないかしら。それに、甘粕親子の遺伝子欠陥については、もっと前半に示唆してほしかった…突飛な印象を受けた。 専門家教授として出てきたのにえらく人間的だな(個人の偏見による個人的な感想です)とか、傷を持っているのにメインは張れない護衛さんとか、材料は良かったのにもっと料理のしようがあった気がする作品だった。終わり方も、もっと半端な感じにしても良かったのに…ラプラスの悪魔ではない我々凡愚にはこの先を予測できないのだーって雰囲気で締めるとか。魔女本人に締められちゃった。
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たくさんの情報が次々と出てきては並べられ、入り組んだ話なのに、最後にはすべての伏線が回収され、すっきりとした終わり方。さすがだなと感じました。 人間は原子だ、という考え方には、なるほどなぁと感心でした。ラストで謙人が才生に語った「人間は原子」には感動しました。
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どこかで聞いたことのある話だと思っていたら、広瀬すずのドラマだった。 でもやっぱり本で読んだ方が面白い。 前よりもっと楽しめた。
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全体的に纏まっているが、ストーリーに抑揚がなくずっと平坦な道を歩いている印象を受けた。遷延性意識障害から目覚めた謙人が咄嗟に記憶喪失を演じているシーンも違和感を覚えた。
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前半、場面が変わって、登場人物がやや混乱したけど、中盤から面白くなった。 竜巻が原因かと思ったらそうではなく、東野さん得意の科学的?物理的現象らしき事件が展開される。 けど、ことの発端となった人物の人格の欠落というか、やや納得いかず。この人の結末も疑問が残る。 ネタバレしないよう...
前半、場面が変わって、登場人物がやや混乱したけど、中盤から面白くなった。 竜巻が原因かと思ったらそうではなく、東野さん得意の科学的?物理的現象らしき事件が展開される。 けど、ことの発端となった人物の人格の欠落というか、やや納得いかず。この人の結末も疑問が残る。 ネタバレしないように感想を書くと、自分にもなんのこっちゃわからなくなってきたー…! 円華の今後はどうなるのかな。 ボディガードの中武さん、よいキャラ。 中岡さんは納得するのか、 青江先生も良い人。
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毎度ながら「読ませる構成」はもう完成されているので、結構な頁数だが一気に最後まで読んだ。ただ、続きが気になる面白さはあったものの、感動や興奮は少なく物足りなかったというのが正直な感想。
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期待し過ぎたかな。 なにか、なんだろうな、なんかスッキリしないというか。読み終わった後の、読んだなぁっていう達成感みたいなものがないというか。 動機と、人間性と、能力。うーん。
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