虚像の道化師 の商品レビュー
なんだかんだガリレオシリーズ第7弾。 そしてようやく気付いた。 湯川というキャラクターが好きなことはもちろん、私は東野圭吾さんが書くどうしようもない人間たちの描写が好きなのだと。 だからどうしても短編集だと湯川先生による種明かし(理系のむずかし~い話)の割合が多くなってしまい、...
なんだかんだガリレオシリーズ第7弾。 そしてようやく気付いた。 湯川というキャラクターが好きなことはもちろん、私は東野圭吾さんが書くどうしようもない人間たちの描写が好きなのだと。 だからどうしても短編集だと湯川先生による種明かし(理系のむずかし~い話)の割合が多くなってしまい、人間ドラマが薄れてしまう(薄れるというと正確じゃないかもですけど)ような印象を受けるからなのだと。 またまた★2つです。 次は長編のようなので期待。
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ガリレオシリーズ⑦短編7話。正直、このシリーズもちょっとマンネリかなと思いつつ読み始めたが…やっぱり面白かった!ただ湯川さん、「偽装う」で罪をなかった事にしようとするのはどうかと思った。個人的に、やっぱりこのシリーズは長編よりも短編の方が好み。
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軽い感じの短編集。しかしそれぞれ科学の力で謎を解くトリックばかりで、湯川先生ならではである。じつにおもしろい。
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第1話の「幻惑す」がおもしろい。 指一本触れずに犯行?が全くわからず読んでいったら、なるほどでした。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
何話か入っているtheガリレオ! どの話も面白いけど、「心聴る」の中で湯川が彼を頭ごなしに否定する北原刑事に言った言葉がとても印象的だった。 「つまり誰かがアイデアを出した場合には、とりあえずはそれを尊重しなければならない。検証することもなくらただ自分の考えや感覚と合わないからというだけの理由で人の意見を却下するのは、向上心のない怠け者のやることだ」
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'22年4月2日、読了。 流石の「ガリレオ」シリーズ、面白かったです。先日読了した、「犯人のいない殺人の夜」よりも、楽しめました。「ガリレオ」シリーズも、本当に久しぶりだったし、短編だから、読みやすかった! 最も印象に残ったのは、「偽装う」かな…「こんな残酷でグロテ...
'22年4月2日、読了。 流石の「ガリレオ」シリーズ、面白かったです。先日読了した、「犯人のいない殺人の夜」よりも、楽しめました。「ガリレオ」シリーズも、本当に久しぶりだったし、短編だから、読みやすかった! 最も印象に残ったのは、「偽装う」かな…「こんな残酷でグロテスクな話、よく書けるなぁ」って思いましたが、よく考えてみれば、「さまよう刃」を書いた作者さんなんだよなあ(-_-;)・・・トホホ。 「ガリレオ」シリーズ、過去に読んだものも含めて、ちゃんと順番通りに読み直してみようかな、と、ちょっと思いました。やはり、東野圭吾さんは面白い(。♡‿♡。)最近、体調がおもわしくなく、集中力を欠いているので…そんなときは、やはり東野圭吾さんの小説が、救い!
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ドラマ化された物語でしたね。 先にドラマを観てたけど忘れてることもありました。 原作読むとまたドラマが観たくなりました。
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久しぶりのガリレオシリーズだが、こんな短編ばかりだったかと思ってしまうほど軽い内容。念やテレパシーなど、どう物理学に結びつけるのかと思ったら、意外と簡単な仕掛けのようだ。それにしても、友人と同期の刑事や、山荘での事件など警察でも気が付かない内容を、事情を聞いたり写真を見て解決に結...
久しぶりのガリレオシリーズだが、こんな短編ばかりだったかと思ってしまうほど軽い内容。念やテレパシーなど、どう物理学に結びつけるのかと思ったら、意外と簡単な仕掛けのようだ。それにしても、友人と同期の刑事や、山荘での事件など警察でも気が付かない内容を、事情を聞いたり写真を見て解決に結びつけるのは物理学を離れても凄すぎる。
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ガリレオ先生の短編小説。 話は短いけれどトリックは言われないとわからないもので、また犯人も当たってる時当たってない時あって、面白かった! そして相変わらずの湯川先生にフッと笑ってしまう瞬間もありました。 最後の女優、サイコパス気味で少し怖かったなぁ。
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ガリレオ シリーズ7 帝都大学 物理学科 准教授 湯川学が、草薙刑事と、内海薫刑事に協力して、難事件を科学的に解決する、7編の短編集。 《幻惑す》 信仰宗教の教祖が、『自分が送った念で、信者が飛び降りた』と自首してきた。 《透視す》 草薙が湯川を連れて行ったクラブのホステスは...
ガリレオ シリーズ7 帝都大学 物理学科 准教授 湯川学が、草薙刑事と、内海薫刑事に協力して、難事件を科学的に解決する、7編の短編集。 《幻惑す》 信仰宗教の教祖が、『自分が送った念で、信者が飛び降りた』と自首してきた。 《透視す》 草薙が湯川を連れて行ったクラブのホステスは、透視するのが、得意であった。 《心聴る》 ある会社の部長が、投身死した。彼の不倫相手も、三ケ月前に、自殺していた。 二ヶ月後、彼の部下が、幻聴のせいで、傷害事件を起こす。 《曲球る》 プロ野球選手の妻が、スポーツクラブの駐車場で、車上荒らしの男に殺された。 《念波る》 双子の姉妹の一人が、テレパシーで、もう一人の危機を当てた。 《偽装う》 湯川と草薙は、大学時代の同期の結婚式に招待された。 披露宴会場の近くの別荘で、両親が殺されていると、娘から、届けがあった。 《演技る》 殺人現場を色々とトリックを使い、アリバイを作り、第一発見者となる女。 短編なので、あっという間に、解決され、 軽ーく読める。
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