虚像の道化師 の商品レビュー

東野圭吾(著者)

2022/08/18

短編集で気軽に読めるところが良い。幻惑す（まどわす）、透視す（みとおす）、演技る（えんじる）が面白かった。全体的にちょっと物理学の要素少なめな印象？演技るは容疑者Xの献身みたいな倒叙ミステリーで読んでて引き込まれる。物理とは関係ないけどコールドリーディングが気になった。

2022/07/23

今回は短編集でした。
どれもトリックが　面白かったですそして、
ちょっと切ない話が　多かったようにおもいました。

2022/07/19

なんだか久しぶりに感じる短編集。
2作目の予知夢に似たような雰囲気でオカルト色の強い作品もあれば、最後にほっとするような、救いのある作品もあり。
湯川の優しさをより深く知ることのできる一作。

2022/07/14

ガリレオシリーズ第7作目
全7作の短編集

殺人の中にも最終的に救いがある展開が多かったのが印象的で良かった
例のごとく超常現象と思われる事件をガリレオ先生が科学的な見地からバッサリと解決へ向かわせる
特に7作目なんかは上手くミスリードに誘われ草薙やるじゃんと思わされた、そう簡単には行かんもんね

ガリレオシリーズに外れなし、科学の勉強にもなるしね

2022/07/14

久しぶりに読んだガリレオシリーズ。
やっぱりおもしろかった！
短編は科学で悪の化けの皮を剥ぐ
小気味良い感じがいいですね。

そんな中で、解いた謎が心も溶かす
『曲球る　まがる』は、しんみりと。
世間で流布する「双子の共感力」が関係する
『念波る　おくる』も
実際そういう話はよく聞くので
どのへんがトリックなんだろうと思ったら…。
終わり方もニヤリとさせられました。

タイトルのもとになっている
『演技る　えんじる』が全７話の中では
好みだったかなぁ。
倒叙ものなのに、ひねりがあったので
テンション上がりました〜。

2022/07/05

ガリレオシリーズ久しぶりに読んだけどテレビのキャストたちが脳内再生されて楽しかった。

各ストーリーの最後の終わりの１行がなかなかオシャレで良かった。

2022/06/30

『そういうなよ。それに、じつに興味深い話だと思わないか？テレパシーだぜ。ネットで調べたところだと、科学者の間でも、テレパシーが存在するかどうかはまだ結論が出ていないそうじゃないか。それを明らかにしたら世紀の大発見だ』

湯川先生の推理力には毎度驚かされる。どの話もトリックが気になって気になって、読む手が止まらなかった。
#虚像の道化師
#東野圭吾
#20220124 読了

2022/06/22

だいぶ前に読了。
以下、メモ。

ガリレオ文庫版。二冊分。

天才物理学者・湯川と草薙刑事のコンビが難事件を解決する、シリーズ王道の短篇集。単行『虚像の道化師』と『禁断の魔術』に収録された全8編のうち7編を、文庫版オリジナルの再編集で登場!
「幻惑す」「透視す」「心聴る」「曲球る」「念波る」「偽装う」「演技る」

2022/06/06

どの事件も必ずガリレオ先生が出てくるという安心感。なんというゆとり…ストレスフリー…
そしてもちろん物理学的な考察。これがあるから少々頭が切れる犯人もお手上げになる…

東野圭吾氏の作品はテンポというかリズムが自分とよく合っているからか、とても読みやすく、読書数向上に欠かせないので、本棚には常に数冊の在庫を持っている。
次はどれを楽しもうかと背表紙を見ているだけでワクワクしてくる。

2022/05/21

ガリレオシリーズ7作目の短編集。
気功、透視、幻聴、テレパシーなどの事件のオカルト要素を湯川節でぶったぎっていた。
新興宗教団体が舞台の「幻惑す」で人間の汚さを見せられ、野球選手の妻が強盗殺人にあう「曲球る」で夫婦愛を見た。
本作もバラエティに富んでいた。